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日本共産党の政策2022参議院選挙政策参議院選挙政策 平和でも、くらしでも、希望がもてる日本に

2022年参議院選挙政策

平和でも、くらしでも、希望がもてる日本に


――「異次元の金融緩和」を抜本的に見直し、日銀が「国民生活の安定」という本来の役割を果たせるようにすることを求めます。


 新自由主義が苦しい生活の根本にあります......なぜ物価高騰で暮らしがこうも苦しいのでしょうか。それは、賃金が上がらず、年金が貧しく、教育費が高すぎるからです。消費税の連続増税で家計と景気を傷めつけてきたからです。

弱肉強食の新自由主義を進めてきたことが、国民の生活が苦しい根本にあります。


…6月7日に閣議決定した「新しい資本主義実行計画」では、当初かかげた「分配重視」は消え、「ア※ノミクス」の3本の矢(大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略)を「堅持」することを明記しました。

「所得倍増」は「資産所得倍増」にすり替わり、「貯蓄から投資へ」という「ア※ノミクス」の株価つり上げのスローガンが復活しました。賃金も上がらずに貯蓄や投資に回すお金がない庶民には無縁であり、大資産家だけが富を増やす矛盾がさらに激化します。

「新しい資本主義」とか「新自由主義の弊害を乗り越える」などは口先だけで、「ア※ノミクス」と新自由主義にしがみつく姿勢が露骨になっています。