福岡市・天神の「親不孝おやふこう通り」の愛称が約20年ぶりに復活する。
地元の町内会や福岡市中央区役所、福岡県警中央署などでつくる協議会が19日、発表した。
住民アンケートの結果を踏まえた措置で、今後、標識やパンフレットの表記は「親富孝おやふこう通り」から変更される見通し。
「親不孝通り」の呼び名は、周辺の予備校に通う若者たちの姿が目立った1970年代頃から使われ始めた。
しかし、97年、中央署が「愛称につられて集まる若者の非行を助長する恐れがある」として、市に「親不孝」を使わないように要請。
「よろず町通り」を経て、2000年から「親富孝通り」に改名された。
アンケートは「慣れ親しんだ以前の愛称が良い」との住民の声も踏まえ、「天神・舞鶴 親ふこう通り協議会」が、住民や商店主らを対象に1月上旬から約1か月間、実施。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170220-OYT1T50000.html