勇利くんは処女ばい
今日も勇利くんは子羊たちの集うマリアさまのお庭で森の小人たちと一緒に木の実の糖衣菓子を摘まみながら
心身共に清らかな一日を過ごしていたばい
お庭の隅に咲いている満開の桜の木に近付こうとしたら
「勇利くんが桜に拐われてしまいそうで怖いから根元に近寄っては駄目」と
小人たちがはらはらと涙を流しながら勇利くんを引き留めていたばい
桜の妖精が拐うのは穢れなき乙女のみばい
この件からしても勇利くんが処女であることに間違いがあるわけがなか