子供の頃、イザーズは貧民窟育ちであり、後に側近となる双子と共に3人で食べるものに困るほど貧しいながらも支え合って暮らしていた。
しかし彼らは施しを甘えることを嫌悪し、「与える立場」になることを望んだ。
そして子供だった3人は「自分達が綺麗」であることに気付き、
とある富める魔族に心を殺して自分達を売り込んだ。これにより貧民窟にはモノがあふれ、人々は彼らに感謝した。
3人は結局その魔族を主として仕えるが、その魔族には古代魔法で遊ぶ趣味があり、
「綺麗であるゆえに」イザーズ達を古代魔法の儀式に使って愉しんでいた。
誰かひとり逃げる隙ならばあったが、3人は結束して生き延びた。