>>368
スナイパー同士の絆
二人で整備しながら他愛もない会話を重ねる
偽りばかりの身の上話だったけどお互い最初っから信じていなかった
でもそれが逆に気楽だった
こいつは自分と同じNOCなんじゃないか
そう思ったのは直感だったけれどきっと願望も多分に含まれていた
ミッションの待機中二人でスコープを覗きながらの雑談
ふとスコッチが肩に手を置く
思わず顔を上げた瞬間キスをされた
インカムからはバーボンの合図
慌てて標的を撃った
拾ったバーボンは狙撃が一瞬遅れたことにご立腹でそれを宥めるスコッチは並んで歩く
2人の後ろを黙ってついてくるライにスコッチは口元に指を立て肥えに出さず呟く
『またしような』