夜の風をきりドヤ街を駆け行くのは誰だ?
それはモブおじとねんうう
モブおじはねんううを腕にかかえ
しっかりと抱いて勃起している

ねんううよ、何を期待して顔を出す?
モブおじさんにはびくとるが見えないの?
銀髪と金のブレードをもったびくとるが
ねんううよ、あれはただのドンキの看板だよ

ヴィクトル:「可愛いねんうう、俺と一緒においで 
楽しく踊ろう キレイな衣装を着て
スケートリンクもたくさんある」

モブおじさん、モブおじさん!
ヴィクトルのささやきが聞こえないの?
落ち着くんだねんうう
パチ屋の前で並んでるおっさんの薄らハゲが風で揺れているだけだよ

ヴィクトル:「素敵なねんどろいどよ、俺と一緒においで
俺の愛犬が君に面倒を見てもらいたがってる
ジョギングのお供もさせよう」

モブおじさん、モブおじさん!
あれが見えないの?
暗がりにいるびくとるのわんちゃんが!
ねんううよ、確かに見えるよ
あれは灰色のスウェットを着た無職少女がコンビニの前にいるだけだ

ヴィクトル:「ねんううが大好きだ。可愛いその姿が。
動けないなら、力ずくで連れて行くぞ」
モブおじさん、モブおじさん!
びくとるが僕をなでてくるよ!
びくとるが僕を愛でる!

<語り手>
モブおじは恐ろしくなり 自転車を漕いだ
暴れるねんううを腕に抱いて
疲労困憊で辿り着いた時には
腕の中のねんううはワンカップ大関になっていた