沖あが




「沖矢くんのビーフシチューは絶品じゃぞう!」
「博士食べ過ぎ。この間の糖尿検査も数値よくなかったんだから少しは控えなさい」
「し、しかしせっかく大鍋一杯に作ってもらったんじゃし…この量は哀くんも食べきれんじゃろ。残して捨てるには勿体なさすぎるし…」
「工藤くんの事務所に持っていけばみんな喜んで食べるわよ。はいこれ豆腐サラダ。今日はこれでおしまいよ」
「そ、そんなぁ…」


「おやどうなさいました?しょんぼりして。あなたにはそんな顔似合いませんよ」
「す、昴くん…実はせっかく作ってもらったシチューを…哀くんに取り上げられてしまってな…ワシの体調を心配してのことなんじゃが…」
「ああ。食べ過ぎですか。鍋ごと渡したのが悪かったですね。あなたの食欲を控えめに見ていたようだ」
「す、すまんのう」
「いえいいんですよ。それで今夜のディナーはその豆腐とサラダ?」
「うむ…味気ないが…我慢しなけりゃなぁ」
「……博士、甘いもの好きでしたよね」
「そうじゃが…哀くんに制限されてらからのう…ケーキもチョコも食べちゃだめじゃあ…」
「ふむ…制限を強めると余計に反動がきそうですからね、あなたの場合」
「ふぇぇ……」
「では、博士。口をあけて……?」(置鮎セクシーボイス)
「ん、んんん!これは?甘い!いかんぞ昴くん!わしは甘いものは食べちゃいけんのに……」もぐもぐごっくん

「心配入りませんよ。これは黒糖ですから……生成された砂糖よりミネラルやカリウムといった栄養が含まれていますし、なにより血糖値があがりません。食べ過ぎなければあなたにぴったりだ」
「あ、ざらざらしてて……口の中でとろけておりゅ…♡♡」
「さあ飲み込んで……この黒くて固くて、甘いぼくの黒糖を」
「はぁ〜止まらない〜♡♡舌が動いてしまう〜」ペロペロちゅぱちゅぱ
「おやおやこんなにぼくの指を唾液で湿らせて……いけない人ですね…」
「昴きゅん……♡」