バハの本スレ面白かったわ
やっぱり女の脚本家は駄目ね

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第3回 脚本・大石静 「実写でもアニメでも、脚本を書く上では何も変わらない」
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――「GENESIS」はご覧になったのでしょうか?

大石:やれるかどうか、第1シリーズを観てみないと決意できないと思って『GENESIS』のDVDと脚本を頂いたんだけど、さっぱりわからなくて(笑)。

1回観てもわからないから「私の頭が悪いのかな」と思いながら2回観てもわからず……
「これは私に向いてないかな」と不安になりました。でも、さっきも言ったけど、プロデューサーのふたりが、若くて美しくて、なんかすごくいいんですよ(笑)。
それで「絶対にこの人達とやったほうがいい、その方が私の運も開ける」と思って、その一点で引き受けました。


――「『GENESIS』がわからない」というのは具体的にはどの辺りでしょうか?

大石:台詞は面白いし、ギャグ的なところは私なんかより断然冴えていてキャラも立っているんだけど、何を伝えたいのかわからなかったんです。 

だから『VIRGIN SOUL』では物語をわかりやすくして、
かつ作品の幹となる哲学をはっきりと出さなければと思って書きました。

――オファーを受けた経緯は?

大石:『神撃のバハムート GENESIS』の音楽を担当していらした作曲家の池頼広さんとは、
以前にドラマを2本(『ギネ 産婦人科の女たち』『クレオパトラな女たち』)ご一緒していて仲良しだったんです。
それで彼が私の脚本を気に入ってくださっていたみたいで、ずっと「ほかのドラマでも一緒したい」と仰ってくれていました。
そうしたら『VIRGIN SOUL』が動き始めた時に彼が「脚本は大石がいいんじゃないか」と推薦してくださったみたいで。

――話を聞いた時の第一印象は?

大石:なんだかわからないけど、池さんが一緒にやろうとおっしゃるならやってみようかな、と(笑)。
池さんと一緒にお仕事ができる機会というのもそうそうないので、この機会に乗ってみました。
ただ、その前に監督のさとうけいいちさんとは池さんのお宅で挨拶したことはあったんです。
飲み会みたいな場でほかにも色んな人がいたけど、さとう監督はすごく押し出しが強いので印象的でした(笑)

――オファーが来た時、『VIRGIN SOUL』という作品はどの程度固まっていたんでしょう。

大石:大体の話の構成は、プロデューサーのふたり(竹中信広氏、大塚学氏)が考えていてくれていました。
これまで、私はオリジナル作品にこだわってきたし、何かの作品の第2シリーズから参加するということはありませんでした。
ただ、初めて会った時に、このふたりの頭の中には相当なものがあると感じたし、この人達について行くといいかも、という直感はありました。