道路標識を引き抜き川に投げ入れたとして、京都府警中京署は24日、道交法違反(道路標識損壊)容疑で、京都市西京区の建設業の男(25)を書類送検した。
同署によると、容疑を認め、「力試しでやった。思ったより重かった」などと供述している。
書類送検容疑は、6月7日午前2時ごろ、京都市中京区の繁華街・木屋町の市道で、高さ4メートル、重さ約20キロの「進入禁止」と「一方通行」の道路標識を地面から素手で引き抜き、付近を流れる高瀬川に投げ入れたとしている。

同署によると、標識はコンクリートの地面に、約50センチほど埋められ固定されていたというが、男は素手で揺するようにして引き抜き、重量挙げのように持ち上げ、そのまま高瀬川に投げ入れたという。

男は直前まで友人ら数人と飲酒しており、帰宅途中、1人になった際に、「力試しでやった」という。目撃者の110番で発覚した。