学校の怪談〜続き

がらんとした校舎のなか、小さな🐮は柵の内側で立ちすくんでいる。
振り向いて廊下の先を見るのがこわい……さっきむこうで、なにかが動いたような気がする。
もしかしたら柵が動いてここから出れるのでは?と思っていたが、数十分は立ってしまった…心細いのと、🐺に見捨てられたことがますます悲しい。
涙が浮かんでくる。冷たい風柵の隙間から吹いて、膝を冷やす。びくっと震えて思わず内股になってしまった。
廊下の電球は青々しくて不気味に校舎の壁を照らしている………この場所にいることが🐮にはストレスだ。
誰か通りかかってほしい。そろそろ涙が我慢できない……
トントン、と胸を叩かれた。抱っこしている🐼だ。むずがっているのかな?と下を向く。すると🐼は自分のお尻を叩いている……🐮は少しだけ笑った

「もう、漏らさないですよ!」




ここから勇気を振り絞った🐮と🐼がお化けに追いかけられてジョワったり転んだり大泣きしたりしてなんとか逃げ回る
ほんで🐺が探しにくる