「そん、な、できな……」
たたでさえいっぱいいっぱいなのにこれ以上刺激を与えるなんて。拙い言葉で拒否を示せば、勇利はつまらなさそうにため息を吐いた。
「自分でして締め付けてくれれば僕だってあまり動かずにイけるしいいかなぁって思ったんだけど」
僕が満足しないと終わらないんだよ?ヴィーチャ。
ふっと目を細められて射抜かれてしまえばヴィクトルは勇利の言いなり通りに自らペニスを扱き始めた。
「ふっ、あ、あぅ…っ」
「ん…いい子…」
それと同時にゆるゆると腰を上下に動かすとヴィクトルはひっと体を強張らせたが、ゆっくりなペースに安堵したようだった。
しばらくそうしているとヴィクトルは突然手を止めてしまった。
「ッ、どうしよ、ゆうり…、」
「なに、早く続けて」
ふるふると首を振って消えるような声で「出ちゃう…」といった。
「いいよ、イッちゃって。あぁでも一緒、がいいよね」
ヴィーチャもそう思うでしょ?
勇利は微笑むと再び腰を激しく突き入れて素早い抽送を再開した。
「あ゛ぅっ!!い゛、あッ!あっぁあ!」
「ほら、こっちも」
同時に限界を訴えるヴィクトルのペニスを扱くとあっけなく彼は精を吐き出した。
「ッ、????!!!」
ピュクッと薄いそれを出し達した後の締め付けに耐え、なおも勇利は律動を繰り返した。
「お、あぁ゛っ、も、イッ、たあぁ゛っ!!」
ペニスから手を離す事なく刺激を与えらえてヴィクトルは半狂乱になりながら泣き叫んだ。