過疎(かそ)とは、人口が急激且つ大幅に減少したため、地域社会の機能が
低下し、住民が一定の生活水準を維持することが困難になった状態をいう。

単に人口(密度)が極度に少ない(低い)状態をいう場合もあるが、
後述するようにこれは正しい使い方ではない。対義語は過密。

都心部から離れた村落、離島などへき地において過疎が発生しやすい。

人口が減少して過疎の状態になりつつある状態、或いは過疎が更に進行する
状態を過疎化(かそか)という。
過疎化が進行し、地域社会(コミュニティ)としての機能を失った集落を
限界集落と呼ぶこともある。
これは、大野晃が、「過疎化」では集落の深刻な現状を表現するのに
不十分であると考え、考案した用語である。