みかじめ料:売春高校生と契約、容疑の組員逮捕 /東京
 新宿・歌舞伎町で売春をする女とみかじめ料(用心棒代)徴収の契約を交わしたとして、
警視庁保安課と志村署、新宿署などは12日、新宿区大久保1、指定暴力団住吉会系組員、
小林京太郎容疑者(61)を売春防止法違反(契約)容疑で逮捕したと発表した。客待ち
の女とのみかじめ料契約で逮捕したのは全国初という。
 逮捕容疑は、7月20日ごろ、新宿区歌舞伎町1の喫茶店内で、都内の女子高校生(15)
=同法違反で現行犯逮捕=と、売春料金1万円なら2000円、3万円なら1万円などとみ
かじめ料を支払う契約を結んだとしている。同課によると、小林容疑者は6月ごろから月約
30万円のみかじめ料を得ていたとみられる。同課は、同組系組幹部ら男3人も同法違反
(客待ち)ほう助などの容疑で逮捕した。