つまり、当人たちも、「自分が既に堕ち始めている」ことの自覚はあるわけだ。
ただ、そこには「段階」があると思っている。
マンコにチンコを入れさせないことが、少しだけ残った無駄なプライドなのである。
大昔の風俗では、セックスさせてもキスはしない、みたいなこともあった。
そこには仄かな矜持があるように当人たちは考えているんだろう。
だが世間から見れば大差はない。どっちもただのバイタである。

とある男性が2人の女性から好意を寄せられ一人を選ぶ機会があったとして。
その一人を伴侶にするかどうか本気で考え始めた時。
片やソープで片方が箱ヘルス勤務だったということが判明した(そんな機会は無いけども)
なら本番してない方だよねー、などということにはならない。どっちも一緒なのだ。

なのに彼女らの心の中には越えられない壁があるかの如くその二者を区別する。
自らの精神安定の為と言い切っていいだろう。
だが、その見えない壁は実は危険なものなのである。次の次の項で説明する。