世間に公表された線引きの区分があるわけではない。
だがやってる個々人の中にはある。

ただ単にやりたくないだけなのだが、当人たちはそれを
「自分の意志でやらないのだ」と、ある種のプライドであるかのように錯覚する。
その壁を越えないことで、自分を自分で守っているかの如く。

ところがその線引きという「壁」が危険なのである。

「そこを越えない」と決めた壁は、決めた当人が90%以上の確率で越えてしまうのだ。

むしろそこを越える為に自ら壁を創っているとすら言える。
彼女ら自身に聞いても無駄である。「絶対これ以上はやらないもん」と言うだけだ。