学校で強制的に買わされるいわゆる教科傍用教材には教科書と同様に詳細な教師専用指導解説書が存在し
ます。これは教科書の指導解説書と同様に教師の優位性を保つ意味があって教師以外には見せないことにな
っています。逆に出版社の立場から言えば教師専用指導解説書が存在しない教材を学校に売り込んでも絶対
買ってもらえないのです :数研出版の教科書傍用問題集は、解答を別冊にして教師に配布権限を委ねることで、
生徒を支配下に置きたい教師と、学校に教材を売り込みたい数研との癒着関係を生み出している。

当然、本屋に注文しても入手不可。
数研に電話しても「個人には販売できません」の一点張り。
しかし今の時代はネットオークションで入手できる。ぼったくり価格で。
10年ほど前までは物理・化学の重要問題集も同じ扱いだったが、
こちらは学校採用を狙うよりも本屋で売るほうが儲かると考えたのか、別冊解答が標準添付されるようになった。
おそらくは同様の理由で今年から「入試問題集」も別冊解答集が標準添付されることになった