休日ランチやバーベキューの〆の定番といえば、焼きそば。全国各地のご当地焼きそばの人気も高い、B級グルメの代表格である。日本国民のソウルフード、今回はその焼きそばにスポットを当ててみた。
焼きそばのルーツや下ごしらえの方法、ちょっと変わった具材や焼きそば弁当のアレンジ方法など、知っていたら誰かに自慢したくなるネタばかりだ。
1. 焼きそばの発祥地はどこ?日本の国民食として愛されている焼きそばだが、意外にもその発祥地は外国である、ということをご存じだろうか。
焼きそばのルーツは中国発祥の「炒麺(チャオメン)」であるといわれている。チャオメンとは、中華麺を炒めた料理で、しょうゆもしくは塩で味付けすることがほとんど。
日本で現在のような焼きそばが誕生したのは終戦直後、1950年ごろという説が有力だ。日本での焼きそばも当初は発祥地中国のチャオメンのように塩やしょうゆで味付けされていた。
しかし、当時、麺の材料となる小麦粉などは非常に高価だったので、キャベツでボリュームを増やしていたらしい。そうするとキャベツから水分が出るのでどうしても味が薄くなってしまう。
そこで、味の濃いソースを使用するようになった、といわれている。こうして発祥地中国のチャオメンとはまた違った、日本独自の「焼きそば」が誕生したのである。
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2. 焼きそばを美味しくする下ごしらえ焼きそばを美味しく作るのに大切なのは下ごしらえである。ここでは下ごしらえのポイントをいくつか紹介しよう。
麺は水洗いしておく
焼きそばを作る前に、麺を水洗いしておく。さっと洗ってペーパータオルで水気を切ったあと、酒としょうゆで下味をつけておく。
麺には油がついているのでソースの味がつきにくい。水洗いすることによって油を除去し、麺とソースのなじみをよくするのである。
具材は切っておく
焼きそばを美味しく作るには、手早さがカギ。あらかじめ具材は食べやすい大きさに切っておくと手際よく調理できるだろう。
もやしは面倒でもヒゲ根を取っておくのがよい。この下ごしらえをするだけで食感がまったく異なる。