「共依存」のパターンを3つ紹介しておきたいと思います。

(1)否定的エンメッシュ(否定的コントロール)
他人の世話を焼き、他人に頼られることで自分の存在を認めさせよう、それによって自分の安全も得ようとする態度のことをいいます。

(2)救世主願望(メサイアコンプレックス)
「困っている人を自分が助けたい」「人の役に立ちたい」という考え自体は否定されるものではありませんが、その背景に劣等感や自己肯定感の低さがあると、「満たされない自分を満たすために人を利用する」という関係性になります。

つまり、自分の自己肯定感を高める道具として他者を利用するということになります。