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研究者たちはまず、28件の臨床試験に参加した5446人のデータを分析。

ウイルス性呼吸器感染症に対する亜鉛の効果を総合的に調査しました。

結果、亜鉛をウイルス感染の予防策として摂取していた場合、
軽症になるリスクが28%低く、
中程度の症状になるリスクを87%低くすることが判明します。

また感染後に治療薬として亜鉛を服用した場合にも効果があり、平均して症状の回復が2日速くなりました。

さらに治療薬としての亜鉛は即効性がないものの、亜鉛を3日間服用した患者はプラセボと比較して、症状が有意に軽減されていることも示されます。

なお、研究に用いられた亜鉛は、錠剤やゲル、点鼻薬(鼻スプレー)の形で摂取されました。