−街灯の照度を上げる取り組みをしている。治安悪化を懸念する地域の声があったからか。
「地域からの声は昔からあった」
(同局長)「実際に盗難事件もあったし、過去にはひったくりもあった」
−今年は暴力団事務所の買い取りなどで暴排の取り組みが大きく前進した。そうした面での警察との連携で「線が太く」なったのか。
「その要素はある。市は住民に最も身近な窓口として問題意識を持ってきた。だけど正直、市には取り組むための武器がなかった。
かといって、警察だけで取り組んでもいたちごっこになる。両方が組むことで効果が出た」
「実際、(警告という)組合へのアナウンス効果はてきめんだった。もし営業を続ければ警察が摘発も辞さないということが伝わった。これまで、
住民主体となった暴排の取り組みの中で機運が高まり、警察がしっかりと取り組んだことでギアが変わった。そんな中で今回、警察が判断してくださったと思っている」

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最終更新:11/25(木) 19:30  神戸新聞NEXT