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政府は苦闘する中産階級を支援しなければならない
OECD
https://www.oecd.org/tokyo/newsroom/governments-must-act-to-help-struggling-middle-class-japanese-version.htm

各国政府は、中産階級世帯への支援を手厚くする必要があります。中産階級の人々は、
所得が低迷して住宅費や教育費の上昇に追いつけないため、自分たちの経済的影響力とライフスタイルを維持するのに苦闘しています。

OECDの新報告書、「圧迫される中産階級(Under Pressure: The Squeezed Middle Class)」によると、中産階級がほとんどのOECD諸国で減少しています。
中産階級は、世帯所得が国の所得中央値の75%から200%の範囲内にある世帯と定義されています。各国で中産階級が減少しているのは、若い世代がその階級になることが次第に難しくなっているためです。
ベビーブーム世代のほぼ70%は、20歳代で中産階級世帯の仲間入りをしましたが、ミレニアル世代の場合その割合は60%です。