私、医療に従事するものです。
科が違うのでコロナの最前線で働いているわけではないですが、病院という閉鎖的な構造の空間において以下にウイルスの持ち込みを防御するかはそこで働く者すべてにとっての課題です。
故にこの数ヶ月は常に自身を守る事、患者様を守る事に神経を尖らせています。

ブルーのLEDにライトアップされた都庁や遠くに見えるスカイツリー。それが医療従事者への労いだと聞かされると自ずとその方向に会釈をしてしまいます。

目には見えず、実態も不明な敵を相手に我々は『今できうる方法』でしか戦うことが出来ません。もっと良いアプローチがあるのではないか、本当にこの方法でいいのか、そしていつまでこの戦いが続くのか。

青い光を目にするたび、自分たちは任され、そして皆さんに支えられているのだと感じ、再び歩き出すことが出来ます。

一方で、報道などであるように医療従事者のお子様やご家族が託児所に受け入れてもらえなかったりと不利益を被る事があったりするのも事実です。
そういった偏見を抑止する意味でも、青が象徴するものは必要なのだと思います。

青木さん、貴方が一患者として目の前に現れたら私達は貴方の言葉に耳を傾け、気持ちに寄り添うでしょう。しかし、一般人として言葉を発信し過日の『ブルーインパルス』の件を『税金の無駄遣い』と言い放つのであれば大いに軽蔑させていただきます。

疾患を詐称して医療を受けたり、保護費を遊びに使い込む『税金の無駄遣い』をしている人に言われる筋合いはありません。

同じ『青』でも随分違いますね。
自由や多様性を標榜に掲げて不埒な言動を垂れ流す貴方の方が『ブルーインパルス(あおの衝撃)』ですよ。