昨年の都知事選に出馬した
高島易団総本家総裁、高島龍峰氏(73)も、
小松容疑者に一杯食わされた1人。

「全国身障者連合会・麦の会組織票で必ず当選させる。
知事として盲導犬育成に協力してほしい」
などと持ちかけられて立候補したが、
結果は3240票の大惨敗。

選挙参謀だった小松容疑者を問いつめると、
「視覚障害者も考え方はいろいろ」などと笑い飛ばしたという。

その後、小松容疑者所有の千葉市内のマンションの一室で
易団支部を開設。
この際も小松容疑者は、
「麦の会相談所として、顧客をどんどん紹介する」などと
甘言を弄したが、1年間で来客は皆無。
選挙費用も含め、持ち出し金が3000万円に上ってしまった。

逮捕後、フサフサの髪が消失した小松容疑者を見た高島氏は、
夕刊フジの取材に「彼のサギ師ぶりにはあきれるばかり。
さすがの私も、この結末は占えなかった」と力なく話していた。

 ZAKZAK 2008/10/20