東京・秋葉原のJKカフェで、従業員の女子高生に元暴力団組員であると告げ、逃げ出さないよう監視していたとして、警視庁は9日、この店を経営する近藤誠容疑者(38)=東京都新宿区=を児童福祉法違反(有害目的支配)容疑で逮捕し、発表した。
容疑を認めているという。少年育成課によると、逮捕容疑は今年3月ごろ、東京都千代田区で経営していたJKカフェ「リゾートカフェ&バー」で、従業員の高校3年の女子生徒(17)に「俺は暴力団にいた。
お前らなんてどうにでもできる」などと告げ、店内の監視カメラでこの女子生徒の勤務状況を監視し、客の接待をさせたというもの。店には女子高生ら約40人が勤務。
客の飲食代の45%が従業員の女性に入るシステムで、客引きができないと500円の交通費しか支払われなかったという。女子生徒が「怖くて店をやめられない」と同庁に相談したことから発覚した。