ph.4 安定期−緩やかな衰退期 ユーザの立ち位置:情熱ある敵対
ph.3などで議論された内容からは斜め上、もしくは真逆のアップデートが続く
さらに議論や口論がヒートアップする
クソゲやってられねー派が大勢を占め始めるが、実際に辞める人はそれほど多くはない
運営に対する辛辣な論調や「俺はもう諦めた」という意見表明も、実は期待の裏返しであり熱はまだ冷めてない
とはいえ新サービスなどに一旦人口を奪われるなどを繰り返すうちに緩やかにプレイ人口が減少する
各種オープンβを渡り歩き新たな移住先を求める動きが目立ち始める
この頃になると運営も事務的な(いわゆるお役所的な)対応に終始し始め関係は寒々しいものとなる
本来ならば褒められる内容の運営の仕事であっても賛辞は少数となり、逆に「今更・・・」と批判される
ユーザ間の空気も排他的な傾向となり初心者にとって参入しづらい雰囲気が醸成されている

ph.5 衰退期−プレイ人口激減期 ユーザの立ち位置:賢者とゲームクリア者
ph.4での運営とユーザとのすれ違いを何度も繰り返したことで、諦めと無関心が全体を覆う
「やってられねー」と宣言することもなく無言でゲームクリアを迎える人が急激に増える
まだプレイしている層は現状への不満はあるものの幾多の諦めを乗り越えて悟りを得ている
運営やゲームへの関心は薄れ、アップデートやイベントでもユーザの反応は薄い
運営の放つ人口減少対策はいずれも既に手遅れとなる
残っているユーザは是非はともかくとして現在の運営を受け入れている層なので、関係は一見悪くはないが、熱量は相当に低い
人口減少による影響が各所で如実に表れ始め、一抹の寂しさを醸し出す

ph.6 第二安定期−低空飛行期 ユーザの立ち位置:残された村人
一定数のユーザは存在している
新規ユーザはほぼ見込めないのでリアル事情等で離脱していく相対的な減少は止められない
新規参入者の数はほとんどないが、たまにいるととても目立つ格好となる
概ね悟りを得た者が構成しているので感情の起伏は大きくなくある意味平和な時期といえる
古き良き時代を懐かしむ懐古主義が微笑ましく語られる
かつての隆盛を思い出しながら諸行無常プレイができる(なにそれ)
運営とユーザの関係は良くも悪くも大人の関係となる