俺の初体験のお相手は、なんと弟でした。
正確に言えば、弟ではないかもしれない。
というのも俺の両親は離婚して、俺は父親に引き取られたんだけど、
その親父の再婚相手の子どもが俺の弟、浩(ゆたか)だったんです。
ゆたかの父親は、ゆたかが小さい時に交通事故で亡くなってしまったそうです。
俺は一人っ子だったから兄弟がすごく欲しくて、特に弟が欲しいって思ってた。
一緒にキャッチボールとか出来るし、アレコレ秘密とかも要らなくて、
同姓だと共感も持てるし、何よりかわいい弟をこの手でイカせてやりたい!と思っていました(!!)。
そんなときに現れたゆたか。反則なみの可愛さでした。
目とか少女マンガみたいにクリクリっとしてて、
髪も栗色っていうのかな、長めでサラサラしてんの。      
肌の色は白くて、黒マジックでラクガキしたくなるほどで(?)、
背も俺の頭一つ分より低かった。声変わりもしていない。
「メッチャ可愛いなあ。」って、初めて会った時ストレートに言ったら、「そ、そう?」だって。
俺はこの段階で「(人生)勝ち組や!!」とか思ってました(笑)。
新しい両親がいろいろ話をしている間、俺は新しい子ども部屋でゆたかと話をしました。
ゆたかは中1でテニス部に入っているそうです。
俺はゆたかと話しながらも、横目でゆたかの体をマンベンなく見てしまった。
まだ春先なのに半袖半ズボンで、元気のイイ子だった。
最後に「今日から兄弟だから仲良くしような。」って言ったらにっこり笑って頷いてくれた!
運命のイタズラとしか言いようのない出会い。
こーんな可愛い弟をくださるなんて、アラーも罪な男(!?)だな、とか思ってしまった。
たまらなくなって、後ろから抱きついてみた。
するとゆたかが「『お兄ちゃん』、どうしたの?」なんて言うもんだから、
「可愛いから抱きついた。」と言いました。
パーカーの中に手を入れて、おなかとかまさぐってやった。
「くすぐったいよう、お兄ちゃん。」
「そんなに『お兄ちゃん』て連呼しなくてもイイよ。自然に、自然に。」
なんて会話をしながら、さりげなく半ズボンの中に手を入れて、
太ももとか撫でると、急に無口になった。
これはもしやと思って、トランクスごしに可愛いおちんちんをさすると
「いや〜っ」と言ってぐったりとなってしまった。