>>33
作中でも語られてたけど、呪術ってのは、根の国に因果の歪みを捨てるものばかりってわけじゃない。
形代に因果の歪みを押し付ける方法(ヒミノミコトが根の国に捨てる方法編み出す前の方式はコレ)もある。

黒主大神が怒った後は、古杜音以下の巫女の方が形代方式の呪術に変更したか、
(開戦時に呪壁発動しようとした際は雪花さんが万一の場合に備えて形代役やらされてた)
根の国に捨てる方法では呪術による奇跡を与えないって感じに大御神が方針を変えて、
歪みを別の場所に捨てるようにしたとかじゃないの。
古杜音は雪花の話から根の国に歪み捨てることの罪深さは自覚してるし、
黒主大神の怒りを鎮めるよう宗仁に頼んだのも古杜音自身なので、根の国に歪み捨て続けるとは思えないな。

それに、黒主大神が現世に降臨する大事件が起こった後に根の国に歪み捨てるのは流石に大御神が許さんだろw
(最後に宗仁を救った際の大御神の言葉からも歪み全部斬るまで宗仁は現世に帰れないことは知ってたはずなのに、さらに根の国の歪み増やすのを許すとは思えない)
呪術の奇跡って、結局は大御神が起こす奇跡なんだから、大御神が「この方法はダメ」って思ったら発動しないだろう。

そもそも、もう呪装刀を大量に作る必要もなくなったし、
(武人自体が元いた3万人以上から数十人程度(最終決戦時の参加人数)に激減したので使い手の方が少なくなった)
呪壁も破壊されたので、維持発動のための呪術も必要なくなったしね。
あとは儀式レベルの呪術程度しか必要なくなっただろうから、形代方式の呪術で十分な気が。
そもそも呪術に依存する必要があったのは、科学技術が未発達の時代にはそれ以外に頼る手段がなかっただけで、
科学技術が発達した後も呪術使いまくってたのは惰性と、インフラ整備にカネ使わずに済むから便利とかそんな理由だろうから、
戦後は共和国との関係も改善して先端技術も入って来るだろうし、無理して呪術に頼る必要も無さそう。