>>772
長文になるけどすまんな

文章を書く側の視点に立って多少語らせてもらうならば、
ゲームとして絵や音楽とセットになっているからこそ面白いのであって
文章単体ではこの面白さ、作品の魅力は出せない

小説は地の文が長くなればなるほどテンポが悪くなる
ランス10の文章を見ればすぐにわかることだが、キャラクターの台詞が中心で
地の文は極力少なめにすることでテンポの良さを確保している

そもそも、台詞の最中にキャラの表情がコロコロと良く変化するだろ?
文章+視覚情報(キャラの表情変化)だからこそぐぐっと引き込まれるのであって
これを文章のみで表現しようとした場合、
地の文がキャラの仕草ばかりで埋まるか、読者に脳内補完して貰うかの二択になる


もちろんゲームの製作者サイドは、この台詞はこの表情でという指定を全てしているわけで
それがどれだけの苦労か、と忍ばれる

なんでわざわざテンポの良さについて語るかって、情報を伝えるテンポを高速化しないと
情報を受け取るユーザー側が疲れる、だれてしまう
テンポを良くすることによって各キャラクターの個性や魅力を掘り下げることが出来る

ラノベの場合そちらに文章量を割くと本筋の話が進まなくなってしまう
ストーリーをテンポ良く進める為に、
各キャラの仕草や魅力は読者の脳内補完頼りになる傾向が強いように思う