柴犬氏の作品 奈々穂退魔伝11 幻惑

■良かったところ
・世界観が独特で確立しているところ
・幻惑のタイトルどおり序盤と後半で舞台が様変わりするのは見ていて楽しめた
・切り替えに伴って、ウィンドウテキスト形式から吹き出し形式に変わっていたが
 吹き出し形式の方が読み易かった
・中盤、回想シーンが入るのだが、なんだろう?と思っていたら
 登場キャラが自分の顔に固執する理由の説明になっており、その後の描写で少し考えさせられた。自分はここが1番好き
・ダーク系のエロも抱負で○

個人的には、キャラクターの執念というか願望の背景が、表現されていたのがとても好みだった
エモクリでは割と珍しい

■悪かったところ
・書いても仕方ないのかもしれないが、世界観が独特なだけあって
 話数の途中参加では付いていけないところがある(過去作未視聴なのが原因)
・ウィンドウ枠に色が薄めについており、キャラごとにカラーを変えている
 ヒロイン枠の赤透明系は割と見易かったが、男枠の灰透明系は見辛い

■こうした方が良いんじゃないかと思ったところ
後半の縦書き吹き出し形式の方が、物語が頭にスンナリ入ってきました。吹き出し形式に統一しても良い気がします