もはや、冷却水は原子炉のみならず、電力業界全体に注がなければ、暴走は止まらないと言わざるを得ない。
我が家は共働きの夫婦と、小中学生1人ずつという世帯である。
安全・安心を信じ、オール電化の住宅を選択した。
事故以来、国を挙げての節電に応え、我が家の1月の電気使用量を前年に比較して、昼間145キロワット時、夜間283キロワット時、計428キロワット時マイナスに抑えた。
ところが、その間の電気料金値上げの影響を受けて、電気代は5248円増という結果に終わった。まさに、徒労である。
電力業界に「冷や水」を浴びせなければ、日本の将来のプラスをもマイナスに変えてしまうのではないかという危惧が募る。