過去への謝罪より未来志向を 
無職 小口弘恭(東京都 82)
 日本人の多くは原爆を落とした米国に過去への謝罪を求めるのでなく、未来に向けた建設的関係を築こうとしてきた。
 どんな戦争も、背景にはそれぞれの国の事情がある。
だが、それにこだわれば戦争に至るという愚かさを、日本人は強い痛みをもって知っている。
この記憶が世論を未来に向けた建設的なものにした。
大統領の広島訪問が日本人の心を世界に知ってもらう機会になることを期待したい。