パンツを直すために、片足を抜くように膝を立てたとき、僕の視線は1点に吸い込まれた。
立って着替えるときはありえないことだけれど向かい合って座って、パンツを脱いで膝を立てたから、スカートの中が最後まで見えてしまった。
そして期待する次の瞬間がやってきた。あいちゃんはさらにもう片方の足もシートに立てて、残る足もパンツから抜いた。M字開脚だ。
膝にスカートはかかっているけれど、大事なところは何も隠していない。それでパンツを持ち直すと片足ずつ通して、立ち上がってちゃんとはきなおした。ほんの5〜6秒の出来事だが、永遠の時間だった。
 あいちゃんはこのとき僕にパンツを見られたことを恥ずかしがった。
来るときに見せてくれたじゃないと言ったらそれとは意味が違うと言う。
大事なところを一瞬見せたことは気づいていないし、僕も見えたことは言わなかった