当日は、知人との取り決めで、玄関の鍵は施錠しない事になっていた。
『そろそろはじまるから』との連絡を受けて、俺は知人宅へ向かった。
玄関の前に着くとさすがに一瞬躊躇したが、それ以上に好奇心と下半身が高なっていて、気づいたらドアノブを回していた。

中は真っ暗闇で、殆ど手探りで廊下を進むと、奥の方からが聞き慣れた声が耳に飛び込んできた。
『あっあっ、いやっ、まっ……これっ……めっ…ってば……あっあんっ』
紛れもなく彼女の声だった。
ただ、その声は今まで聞いたことのない位に興奮していて、心の底から感じて喘いでるって直感した。

ぼんやり灯りが漏れるドアの隙間から中を覗くと、屈曲位で根本が白くなるまで何度も繰り返しハメられている彼女が見えた。
彼女は謂わば半狂乱って感じて、自ら腰を振りながら
『好きっ、大好きっ! あっあっ、もっ……、いっぱ犯してっ、あっあっ』
知人の首に手を回して、吸い付くような濃厚なキスを交わしていた。