「手始めに、このみっともない黒乳首の見栄えを綺麗にしてやる。」

目の前で蝋燭に火が灯されジワジワと溶けだしたロウを確認すると、S君が頭上で蝋燭を傾けはじめた。

ぽたっ……ぽたぽたぽたっ……
「ゃううっっっ――ぁぁぁ――っ」

ttp://imepic.jp/20141224/484870

熱い波紋が乳房の上に広がり、鋭い先端でチクチク刺されるような痛みに形振り構わず泣き叫び身をよじる。
その間にも休むことなく赤いロウがしたたり落ちて、私の乳房に水玉模様を描き出していく。
それは不思議な感覚だった。
一瞬の痛みのあと、まるで乳房の上に甘い火花が散って内部へと沁み込んでいくような悦びに包まれる。
そして、悦びの余韻に浸る間もなくまた鋭い痛み…
堪えがたい痛みと甘い余韻が交互に押し寄せて、経験した事の無いはじめての感覚に頭が真っ白になっていった。