「んむぅぅ……うううんっ……」
まっさらだった片側の乳房にもロウが雨の滴のように滴り落ち、すぐに小さな赤い雫が散りばめられていく。
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はじめ高い場所から落とされていたロウはだんだんと皮膚へ近づき、やがて至近距離から乳首へと集中的に落とされていた。
「あぐううっ……はぁっはあっ……」
落ちてきたロウの熱い痛みの後に拡がる痺れるような官能に、まともな思考も理性も瞬く間に引きはがされていく。
「まったく随分な悦びようだ。――そういえば、店に入って来た時からずっとソワソワと見まわして物欲しそうな顔をしていたよな?」
「――っ……そんなこ……くぅぅ……」
――ぽたぽたぽたぽたっ――
自尊心を逆撫でするように嬲られて反射的に出た否定の言葉は、再び乳房に降り注いだ熱いロウによってかき消された。
「なあ、ずっとこれが欲しかったんだろ?正直に言えよ。」
「ひぃ――ひぃ……」
ただロウを垂らされるだけだったら、きっと快楽も何も感じられなかった。
あられもない姿に縛られて、あえぎ、泣き、彼の前に欲望のままに痴態を晒す。
視線で犯すようなS君の鋭い眼差し、私を罵り嬲る冷静な言葉とは裏腹に興奮を示す荒い息遣い――それらすべてが交わって媚薬のように私の心と身体に沁み込み狂わせてしまう。
「言えよ。気持ちいいんだろ?」
「――ああ……おかしいの私……止めないでっ!」
「言えるだろ……簡単な事だ。」
受け入れて、受け入れられる悦び。
互いの欲望が溶けあって果てしなく高められていくこの時を、心ゆくまで味わいたかった。
ぎりぎりの淵で踏みとどまる私を(さあ、早く流されてしまえ)と繰り返し彼が誘う。
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