ある日、親友のB子が(兄の部屋で見つけたのだ)と
縄で縛られて恍惚とした表情を浮かべている女性の写真集をこっそりと私に見せてきた。
苦しげに顔を歪めているのにこちらを見つめるその瞳は熱っぽく潤みを帯びて
引き結んだ口元からは艶めかしい吐息までもが聞こえてくるようだった。
苦痛と快楽。それからずっとその色めいた姿がずっと頭を離れなかった。
だから…その日、こんな事をしてしまったのはほんの出来心に過ぎなかったのに……
ttp://imepic.jp/20141113/458850