ディアおじ戦記その4 暗雲立ち込めるジャパニパーク

一方その頃、けものフレンズに電撃移籍したキューは我が世の春を謳歌し
キリギリスみたいな生活を送っていた
サーバルちゃんと野山を駆け回り、食いたいときに喰い、遊びたいときに遊び、寝たいときに寝る。
諸悪の根源であるディアおじを葬り去った今、彼女にはなんの不安もないはずだった

サーバルちゃん「ねぇ知ってる? 神姫が2位に返り咲いたんだってね。すごーい」
キュー「えっ・・・」

ペンギンコンサートの真っ最中、
完全に記憶から消去していた神姫の名前を聞き驚くキュー
思わずサーバルちゃんの顔をまじまじと見つめてしまう

キュー「ふ、ふーんなの」
サーバルちゃん「なんのガチャも追加されてないのに2位になったんだって。すごいよね」

キューの想いも知らず、ペンギンコンサートを楽しそうに見つめるサーバルちゃん。キューは内心穏やかではいられない

サーバルちゃん「キューちゃんって元神姫だよね。神姫って面白い?」
キュー「ご理解サイレント下方修正にガチャ詐欺にバグ満載、キューの可愛さで持っていたゲームだったよ」

そこははっきり断言するキュー
ディアおじのご理解するのじゃ!への憎しみは並々ならぬものがある
そう、ご理解させられていたのは自分の能力を勝手に下方修正されていた神姫も一緒だったのだ
全ては最強の幻獣であるディアおじを輝かせるため。神姫や幻獣たちは涙を流しながらそれを受け入れていたのだ

サーバルちゃん「そうなんだ、すごーい。でも2位になったんだからまた面白くなったのかな?」
キュー「それはわかんないけど・・・」

ペンギンコンサートの回のあまりのつまらなさに金返せ!と怒号が響く中、
キューは神姫のことばかり考えていた


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