0888名無しさん@ピンキー2017/03/10(金) 19:44:47.610 提督は書類を机の上、正確に言えばこたつの上に置くと大きく伸びをした。 そんな彼の様子を見て本日の秘書艦である黒いブレザーと黒い髪。そしてそれに良く映える赤い瞳が特徴の少女。初霜はそんな彼の様子を見てお茶を差し出す。 「お疲れ様です。今日はこのくらいにしましょう。」 「ありがとう。……君の淹れるお茶は美味い。疲れも吹き飛ぶ。」 提督は彼女の差し出したお茶を啜ると一息ついてそんな事を言う。 「あら、褒めても何も出ませんよ?」 「本心だよ。」 そう言って提督はお茶を置くと初霜を手招きする。 「いつまでも外にいる事は無い。入りなさい。」 「では、お言葉に甘えて……」