>>877
おひるねのじかんだよ 
おねえさんがごほんよんであげるね
「『――たいようさん ちがうんです ぼくがほんとうにぬがしたいのは あのたびびと
なんかじゃない あなたなんです』
たいようはおどろきました そして あっというまにきたかぜにおしたおされてしまいました
『たいようさん おれのこときらいになった? きもちのわるいホモやろうだっておもってる?』
きたかぜはなきそうです
それをみて たいようはそっとほほえんでいいました
『ぜんぜんそんなことないよ きたかぜ おまえがそんなふうにおもっててくれて すごくうれしい』
それは きたかぜにとってまさに あたたかいにっこうのようなことばでした 
きたかぜのこごえてしまっていたこころも ほっとあたたかくなりました
しかし そのこころとはうらはらに こかんのふゆしょうぐんはあらあらしくたかぶ