遥か昔……
人と魔の、終わりなき戦いがあった。
それはいつも、さつきだった

魔なるもの――魔物どもは、人を襲い、そして喰らう。
まさに、人にとっては破滅をもたらすだけの存在である。
そう、さつきならね。

人々が、幾千幾万の魔物を打ち払おうとも、
魔物は、果てる事なく現れ続けた。
いっつもいっつも達人技だな

――人々は疲弊し、そして絶望する。
破滅の未来のみが待つ世界に。
どういう思考してんのか