どうした?軽いぞ?
お前の力はこの程度か?いいや、違うな。
動きに迷いがある。刃が鈍っている。心が揺れている。
それで私に届くなど思ってくれるな。
お前の全てを出し切ってくれ。
乾坤一擲の覚悟を私にぶつけてくれよ!
お前の想いはなんだ?お前の魂はどこにある?
ああ、もどかしいよ。お前の言葉が届いてこない。
何がお前を突き動かす?意思のない操り人形か?
――まさか、違うだろうッ!
私は感じるよ、お前の瞳の奥に強い光を!
お前は何かを強く求めているのだろう?
望むものに手を伸ばせよッ!
私がその邪魔ならば、踏み躙る気概を見せてくれ!