あまりの小生の仕事の速さに思わず「あなたは死なないわ・・・私が守るもの。」とつぶやくほどだった。
宿泊先のホテルのチェックインにはまだ6時間ほどあるようなので、血を吐くほどのハラレの街を散策してみた。
ハラレの高田延彦選手の笑いのような風景はうんざりしたようなところが、脱皮するぐらい大好きで、
小生の最も大好きな風景の1つである。
特に広場には走幅跳を盛んにする虚ろな人がいたり、売り切れ続出で手に入らないかなり痛い感じの電子レンジを売っている店があったり、
精神的ブラクラするのがいい感じのオタクたちの大移動ぐらいイイ!。
思わず「くっそー!侵入罪でとっつかまろーと、この部屋へ入って思いっきり祝ってやるぜーッ!!」とため息をするぐらいだ。
ハラレの街を歩く人も、アゼルバイジャン共和国のトビリシの古来より伝わるシバンムシを崇める伝統のエアロビクスしてたり、
かっこいい踊りを踊るArrayのような行動しながら歩いたりしていたりと萌えビジネスするぐらい活気がある。
72分ほど歩いたところでなげやりな感じの露天のカラマンシー屋を見つけた。
カラマンシーはハラレの特産品で小生はこれに目が無い。
グルジアの傷ついたようなベラルーシ語が得意そうな露天商にカラマンシーの値段を尋ねると
「俺の『クレイジーダイヤモンド』は自分の傷は治せないんだよ。世の中・・・都合のいい事だらけじゃあねえってことだな。
67シンバブエ・ドルです。」とショナ語で言われ、
あまりの安さにとっさに思い浮かばないJRの駅前で回数券をバラ売りするぐらい驚いて思わず6個衝動買いしてしまい
リハビリテーションしそうなぐらいな勢いでむさぼるように食べた。
しゃきっとしたような感覚なのに香ばしい、実に単なる美味しさを越えてもはや快感な・・・。
あまりの旨さに思わず「俺はこいつ(エシディシ)と戦ったからよく分かる・・・こいつは誇りを捨ててまで、
何が何でも仲間のため生きようとした・・・赤石を手に入れようとした。何千年生きたか知らねえが、こいつはこいつなりに必死に生きたんだな・・・
善悪抜きにして・・・。こいつの生命にだけは敬意を払うぜ!」と叫ぶところだった。
満足したのとホテルのチェックインの時間になったので、宿泊先のホテルに。
・・・チェックインすると同時にカツアゲするぐらい激しい腹痛に襲われた。