>>323さんではありませんが短いうえにエロなしアベチバ投下します
はじめてアベチバ書いたんで拙くてごめんなさい


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ライブの打ち上げ後のホテルの一室。
アルコールと煙草のむせ返るような匂いが濃厚に漂う。
チバはベッドに腰掛け、俺はその前に備え付けの椅子を引っ張って座っていた。
打ち上げで散々飲んだのに、まだ飲み足りねぇと、のたまうチバに付き合って、コンビニでしこたま買い込んだ缶ビール達は、ほぼ空っぽだ。
チバは煙草を手に取ると、火をつけ一口吸った。そして、そのまま煙草を意味もなくビシっと俺に向けると、楽しそうに笑い始めた。
だいぶ酔ってんなぁと思う。今のチバは箸が転んでもおかしい完全な酔っぱらいだ。
そりゃ、あんだけ飲めばそうなるか。
機嫌のいいチバを横目に、俺は向けられた煙草を抜き取るとそのまま灰皿へと押し付けた。
「あ、まだ、一口しか吸ってないのに。もったいねぇじゃんか」
そう甘えるように言うと、チバは頭を俺の肩にトンっとのせて、しばらく見上げるように俺の目をジッとみると、
なにか面白いことを思いついたと、悪戯っ子のような笑みを浮かべた。