もう誰もが忘れかけているネタに、いつまでも延々と執着する理由付けとして、工作員の存在は必要なんだよ。

「自分は承認欲求を満たすための代替行為でアンチをやっているのではない、工作員がいるから戦っているのだ」と思い込むことでアイデンティティを保っている。
妄想が作り出した工作員という仮想敵に自らが生かされている、という実に危ういバランスなんだが。

「突付くと反応が面白いからおちょくって遊ぶおもちゃにされている」という現実を受け入れると、ギリギリのところで維持している自我が一気に崩壊してしまう。
アンチが工作員と戦うのはアンチ自身の精神的均衡を保つため、という本能的な自己防衛の側面が大きい。