スノーマンで801
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SnowManで萌えるスレです
※sage進行推奨
※ヲチ・晒し禁止
※荒らしはスルーで >>1乙です
前スレではすみませんでした
続き載せていきます
ラウ、めめの中をほぐす
め「あぁっ、んっ、そこ……っ」
ラ「めめ、ここ好きだよねー……いまも凄いけど、俺がチンコ入れると、すっごい締めつけてくるもん……」
め「ラウ、もう、いいから……っ」
ラ「うん……俺もほんと限界だわ」
ラウ自分のチャックおろす
め「……っ」
めめ、ラウのデカさに驚きで目を瞠る
ラ「ははっ、もーめめに入れたくて、ずっとこうなってたんだから。めめ、大好き……」
ラウ、めめにキス
め「ん、ふ……っ」
ラ「……ん……あーそうだ、ゴムつけなきゃ」
ラウ鞄の中さぐる
ラ「あれ……? ……あ〜」
め「ラウ……?」
ラ「あーごめん、忘れちゃったwていうかめめが学校のカバン持ってきてって言ってたから、こっちに入ってなかったんだよね」
め「……」
ラ「でもいーよね? めめ、中で出しても……」 め「……っ」
ラ「それとも嫌? いやだったらやめるよ。めめの好きなようにするよ?」
め「……やじゃない……」
ラ「なに?聞こえないよw……俺に……どうしてほしいの?」
め「っ……いやじゃ、ないから……中に、……出して……いいから……っ」
ラ「あはっ、めめ顔真っ赤wかーわいい」
め「いいから、もう……早くしろよ……っ」
ラ「もー! めめってばほんと……大好きだよ、めめ」
ラウ、めめを抱きしめる
ラ「……ん……めめ、入れるよ……?」
め「ん……っく、うぁ……っ」
ラ「……っく……きっつ……」
め「は、ぁ……んん……っ」
ラ「めめ、だいじょぶ? 今日あんまり慣らさなかったから……」
め「……っ」
めめ言葉出せないけどうなずく
ラ「めめ……あーだめ、気持ちよすぎ……中ほんとヤバい」
め「うぁっ、あぁ……っ」
ラ「なんか変な気分……めめが俺の制服着てエッチしてるなんて、想像はしたけど……それ以上に興奮してる……」
め「んあぁっ、ラウ、んん……っ」 あんだけ背が高いんだからあそこだって比例するよね
186p
18‣6センチ
すご・・・ >>7
一応正常位のつもりですが、好きなように読んでいただければ
>>5続き
ラ「……だって、めめがこんなエッチだと思わないじゃん? 制服着ただけで、エッチな気分になっちゃってたって……そんなのもう、ヤバいよ、たまんない……」
め「あっ、うぁっ、はぁ……っう」
ラ「めめっ……」
ラウ激しく腰を打ちつける
め「んぁっ、あぁっ!!」
ラ「くっ……めめ、締めつけすぎ……」
め「だって……んん……っ」
ラ「っう、ぁ……めめぇ、ヤバいって……」
ラウめめの中でさらに勃起
め「んぁ……っ、ラウ……っ」
ラ「……っ」
ラウめめの中を突きまくる
ラ「っはぁ、はぁ……っ、めめ、すごいよ……っ」
め「っ! うぁ、そこ、ん、う……っ」
ラ「んっ、めめ、ほんと、ここ好きだよねwもー、気持ちよすぎ……」
め「はぁっ、はぁ、……ラウ……っ」
めめラウを引き寄せてキス ラ「ん……っ、ちょっと、なにそれ……反則でしょ……」
め「んんっ……はぁ……っ」
ラ「もう……そんなことされたら、ほんと、たまんない……っ」
ラウさらにめめを突きまくる
め「っあ、あっ、もう、いく……」
ラ「うん……っ俺も、もーダメ……っ」
ラウ、ラストスパートかける
め「んんっ、うぁ、――――っ!!」
ラ「めめ、めめぇ、うっ……――」
ラウめめ射精
ラ「っはぁ、はぁ、はぁ……っ」
め「っ……く、……」
ラ「あー……やばい、すごかった……」
め「……」
ラ「ひゃは、いっぱい出しちゃった……めめの中に……」
めめ声出ない
ラ「だってー、めめの中、ほんと気持ちよくてヤバかったんだもん……それに、めめもいっぱい、出しちゃってるよ……?」
め「……ラウ……」
ラ「あー、俺の制服ぐっちゃぐちゃwめめ、いっぱい汚しちゃってるよ?」
め「……ごめん……」 ラ「べつに謝んなくてもいーよ。それだけ気持ちよかったんでしょ? 俺の制服着てエッチするのが。めめは変態だもんね」
め「……」
ラ「でも、俺もヘンなぐらい興奮したから、俺も変態なのかなー? めめのがうつっちゃったw
あー、でもほんとヤバい。まだぜんぜん治まんないんだけど……」
め「……っ」
めめ、ラウを引き寄せる
ラ「めめ、どーしたの?」
め「……俺も、まだ足りないから……もっと……っ」
ラ「ひゃははっw当たり前じゃん。まだやめないよ?」
ラ「でもほんとに……めめがこんなふうになっちゃうなんて、誰も知らないんだよね。
俺しか知らないめめもいいんだけど……なんか、それももったいない気がするなぁ」
め「え……」
ラ「んー……どうしようかな? あwいいこと思いついた」
め「ラウ、何言って……」
ラウ、めめのスマホいじる
め「おい、何してんだよ……」
ラ「そうだなー……誰が一番驚くかなぁ?
やっぱり……よし決めたw」
ラウ電話かける
ラ「あ、こーじくん? 今めめんちいるんだけど今からこない? 面白いもの見せてあげる」
め「…………」
めめ絶句 ラ「えー? それは見てからのお楽しみでしょwあ、きてくれるんだ? じゃー待ってるね」
通話切る
め「ラウお前……」
ラ「うん、こーじくんきてくれるって! ちょっと待っててね」
め「……っ」
めめ起き上がろうとする
ラ「あー、無理しないほうがいーよ? さっき結構ムチャクチャしちゃったから……」
め「……っく……」
めめ起き上がれずそのままベッドに突っ伏す
ラ「あー、こーじくん早くこないかなーw」 男同士の正面ってエロいよね
玉があるのに越えて入れるってどうやるんだろう
疑問で仕方ないんだが
入れにくそうなのがまたエロい
康二来る♪
楽しみ めめどんだけ絶倫なんだ
二回も射精してまだ足りないとは これまで三回分計量w
てかラウールに睾丸とあれがついてるなんて信じられないんだが
マネキンじゃないのかと ボールも小さそう
透視した所、ボリュームあるのが康二
右に曲がっててほくろというかシミがある マニアックだなwww
ベネズエラ人の平均サイズは16.93aで世界4位なんだって そんなに大きくないね
半分日本人だしね
でも細くて長さはありそう 康二と寝たまま抱き合って「俺がハグする」「いや俺が」ってなんだろ?
そばで見てるラウをどっちがハグするか争ってるのか
あの目黒は顏でかいけどめちゃめちゃ男っぽくてセクシーだね
目をつぶった顔
凄い色気 >>11続き
こーじの関西弁変なとこはスルーして下さい
康「ラウールのやつ、面白いもん見れるって……なんでめめんちなん? それが気になって、ついきてしもたけど……」
康二インターホンならす
ラ「あー、こーじくん! いらっしゃーい♪」
康「お邪魔します……って、ラウ……」
こーじラウの乱れた姿を見て何かを察する
ラ「どーしたの? 早く入んなよ」
康「いや……」
(何でラウがめめの番号から電話かけてきたんやとか、何でめめんちなんやとか色々思ってたけど、これってつまりそういう……)
ラ「あ、めめなら部屋にいるよー」
康「……いや、俺やっぱ帰るわ……」
ラ「えー! せっかくきてくれたのに! ちょっとだけでもいーからさぁ、見せたいものあるんだって」
ラウこーじを強引に部屋に連れていく
康(嫌な予感しかせーへん……)
ラ「めめおまたせー! こーじくんきてくれたよ〜」
め「……っ」
康「え……」
こーじ固まる
ラ「……」
康(なんやこれ……なんも理解できん。何でめめが、こんな……) 康「…………」
ラ「ね? 面白いでしょ?」
こーじ絶句
ラ「え? もしかして何だかわかんないの? じゃーめめに聞いてみなよ」
康「……め、め……」
め「…………」
ラ「もう、二人とも黙んないでよ……しょうがないから俺が説明してあげる。めめはねー、俺の制服着ただけで興奮しちゃう変態なんだよw」
め「……っ」
康(めめのこんな顔……見たことない。なんやこれ、なんやこの気持ち……)
ラ「だから、そのカッコのままでエッチしたの。めめすごいんだよ? でもそんなめめを俺しか知らないのももったいないなって思ったから、こーじくん呼んだの。
誰にしようか迷ったんだけど、こーじくんもめめのこと大好きだから、一番喜んでくれるかなって思ったんだよね」
康「……はぁ……? 喜ぶ? ……誰が……」
め「…………」
めめ泣きそう
ラ「……なーんか、つまんないな。せっかく、めめのほんとの姿を見せてあげようと思ったのに……
じゃあこーじくんもう帰っていいよ? 誰か別の人呼ぶから。誰がいーかなぁ……」
康「……っそれはやめろや!!」
こーじラウの腕掴む
ラ「っ……なに?」
康「……俺がいれば、他の奴呼ばないんやな?」
ラ「……うん♪」 康「……めめ……」
康(他の奴に……こんなめめの姿見せられへん。本当に意味わからんけど……それだけは)
ラ「で、こーじくん、どう思った?」
康「は……?」
ラ「だから、こんなめめを見た感想だよ。なんにもないわけないよね?」
康(めめ……やっぱりラウと付き合ってたん? いや、そんなことどうでもいい……
こんな、ヤッた後に呼び出すなんてラウは何考えて……めめの意思なんて無視して。そんなん……)
ラ「……もー、また黙っちゃうの〜? 俺は感想が聞きたいんだから、何もないなら他の人呼ぶよ?」
康「……っラウは、めめの気持ちも考えずに……俺を呼んだんやろ?」
ラ「は……?」
康「こんな……こんなとこ、他人に見られて気分いいわけないやん。お前が一人でやったことなんやろ? めめの気持ちも考えろや……」
ラ「なにそれ、お説教? 別にそんなの聞きたくないんだけどw」
め「……康二……」
康「めめ……っ」
ラ「こーじくんさ、勝手なこといってるけど、それってただの思い込みでしょ? めめの気持ち無視したとか、めめが言ったわけでもないのに」
康(めめのあんな顔見たら、絶対ラウが勝手にしたことやって分かるやろ……あんな、泣きそうな顔して……)
ラ「めめ、こーじくんが勝手にめめの気持ち代弁してるんだけど。めめはどーなの? ちゃんと訂正したほうがいいよ」
め「……俺は……」
康「……っ」
めめの目から涙が零れる
康「めめ……」 め「……っ、康二……」
康「ラウ!! お前……」
め「……違う……」
康「めめ……?」
め「……全部……ラウの言った通りなんだよ」
康「え……?」
め「……俺は……お前が思ってるような奴じゃない」
康「……」
め「俺はラウが好きで……どうしようもない奴なんだよ。お前がきたのはショックだったけど……ラウの言う通り、本当はこういう奴なんだよ」
康「めめ……」
ラ「ね? 分かったでしょ? めめの本当の姿。こーじくんは俺を悪者みたいに言ったけどさぁ、めめの言葉なら信じてくれるよね?」
康「……」
ラ「……それとも、まだ信じらんないの?」
ラウめめに抱きつく
め「……ラウ……っ」
ラ「ん……」
ラウめめにキス
康「……っ」
ラ「しょーがないなぁ……信じられないなら、実際に見てもらうしかないよね。
あ、でも悪いのはこーじくんなんだよ? めめの言葉を信じてあげられないんだから」
ラウめめを組み敷く め「ん……っ」
ラ「あー、もうめめ何で泣いちゃうの? あんな可愛い顔したら、まためちゃくちゃしたくなっちゃうじゃん。責任取ってよ」
め「っく、ぅ……っ」
康「……おい……」
ラ「こーじくん、好きなとこで見てていいよwめめの可愛い顔見たい? それともエッチな身体が見たいのかな〜」
康(なんでや……こんなん見たくないはずなのに、体が動かない……)
め「っ! あ……」
ラ「うわw俺さっき出したから、中ぐちゃぐちゃでこのまま入っちゃいそーなんだけどw」
め「……っう、あぁ……っ」
ラ「もー入れちゃうよ……? うわ、やっば……」
め「っん、んん……っ」
ラ「中めっちゃ熱い……どーなってんの? めめ今日めちゃくちゃエロくない?」
め「……はぁ、あ……っ」
ラ「あーもう……マジでムリ。もう動くよ……っ」
め「は、あぁぁ……っ」
康(分かってる……こんなん最低やって。こんなん見たくない……めめがラウになんて……
まだ信じられへん。……それでも、めめが……)
ラ「っん……めめってばほんと、変態だなー……こーじくんが見てるのに、こうなっちゃうんだ?」
め「んあっ、うぁ……」
ラウめめのを掴む
ラ「こーじくんに見られてるのに、ぜんぜん萎えないんだもんw気になんないの? それとも見られてるからこうなってんの?」 創作でも切ない
「俺はラウが好きで」って
康二が好きだからの涙じゃないんだ
こんなやつでも好きって涙? 現実にもショタだったりしてめぐたん
ライブで「結婚したーい(らうたんと)」 >>27続き
め「……っ」
ラ「中もすっごいし……めめって制服着てイっちゃうだけじゃなくて、人に見られるのも好きだったんだ? そんな変態だと思わなかったよ……」
め「ち、がう……っ」
康「……」
ラ「あーでも、心配しないでwめめがどんだけ変態でも、俺はめめが好きだから。めめは俺だけのものだもん……そうでしょ?」
め「……く、ぅ……っ」
康「めめ……」
め「……!」
めめ康二と目が合う
め「……康二……」
康(あかん……そんなん駄目やって、最低やって分かってるのに……
こんなめめ見てて、ショックなはずやのに……こんなん見てたくないのに、……ダメや……)
ラ「……ん……ちょっと、なにふたりで見つめ合ってんの!? めめこっちに集中してよ」
め「んぁっ……ラウ……っ」
ラ「……それとも……こーじくん、混ざりたくなっちゃった?」
康「な……!」
ラ「そりゃそーだよね、こんなエロいめめ見てて平気でいられるわけないもんw見てるだけとかムリっしょ」
康「……アホ、言うなや……んなわけないやろ……」
ラ「そんなの、自分が一番分かってるんじゃないの? めめもこーじくん見てみなよw」
康「おい……」 め「……っ」
康二ギンギンになってるのをめめに見られる
め「……こう、じ……」
康「……っ」
こーじ二人に近付く
康(なんでや……なんでめめ、そんな顔すんねん。
……そんな、うれしそうな顔……)
ラ「……あー、言っとくけど、中はダメだからね? 俺以外のやつにヤられるなんて許さないから」
康「……」
ラ「でも……さっきからめめ、口寂しそうだからー……そっちならいいよ? マジで特別だからw」
め「……っ」
康「めめ……」
め「……康二……」
康「めめ、俺……めめのこと好きなんや。本気で好きで……今日のこともめっちゃショックやった。
俺、あきらめるから……今日見たことも全部忘れるから、せやから……最後に一回だけ、ええか……?」
め「……ん……っ」
めめうなずく
康「ごめんな、めめ……」 >>32続き
こーじ自分のをとりだす
め「……っ」
めめ目の前に出されて思わず息をのむ
康「めめ……」
め「……ん……っ」
康「くっ……」
め「ん……ふ……っ」
康(信じられへん……めめが、俺のを、なんて……
こんなん、想像もしてへんかった……
……いや……それは嘘や。ほんまはめめに、こういうことしてもらいたかったって……思ってたんや……)
め「んぅ……んっ、んん……」
康「っく、めめぇ……」
め「んっ、ふぁ……」
めめ康二の先走りを舐める
康「うぁっ……やば……」
ラ「こーじくん……マジで特別なんだからね? めめ、口でするのもめっちゃ上手いんだから。
ほんとはこんなこと、俺以外にさせたくないんだけど……俺ばっかりいい思いするのも申し訳ないしwだからちょっとだけ、ね?」
康(……ラウのしてることは……全然理解できひん。めめのこと好きなら、なんでこんな酷いことするんや……
俺なら、めめにそんなことせえへんのに……好きな奴にそんなこと……)
め「んっ、ふ、んぅ……はぁ、ん……っ」
康「っ……めめ……」 康(けど……ラウやなかったら、俺はこんなことも絶対してもらえへんかった……こんなおかしな状況になることもなかった。せやったら、それも……)
め「んぅ、んっ、うぁ……っ!?」
ラ「めめ〜、俺のこと忘れてないよね? そんなうまそーな顔してこーじくんのしゃぶってるけどさぁ、こっちだって終わってないんだからね?」
め「ん、っあ……っ」
ラウ腰を突き入れる
め「あぁ……っん、ラウ……っ」
康「……」
め「んぐっ!? んん……っ」
康二めめの頭掴んで奥まで突っ込む
め「んぅ……んんん……っ」
康「あ……っ」
めめ涙目になってるのに気付き手を離す
康「悪い……めめ……っ」
め「ん、く……っは、ぁ……」
康(俺、今……無意識で……めめがラウの名前呼んだのが、……許せなくて……)
め「はぁっ、ん……っ」
めめ再び康二の咥える
康「う、ぁ……っ、めめ……」
(めめ……ラウが言うてたけど、ほんまに上手い……いつもこんなことしてるんか? ラウはいつも、こんなめめを……)
め「んっ、んんっ、ふ……っ」
康「めめ……好きや……」 め「っ! んん、……っ」
康(めめ……なんでそんな顔するん? 好きって言うたら……俺には、うれしそうな顔したように見えた……
気のせいか? だってめめは、ラウのことが……)
ラ「ちょっとめめ? 今さー、こーじくんに好きって言われたら中がキツくなったんだけど……どーいうことなの?」
め「……っ、う……」
ラ「めめはさー、俺としてても、他の人に好きって言われたら感じちゃうんだ?」
め「……違う……」
ラ「めめは嘘つくから信じらんない。身体はほんと正直だよね……こーじくんの舐めてから、こっちもさっきより凄いことになってんだけど?」
ラウめめのを扱く
め「っ、うぁ、は……っ」
ラ「めめ、ほんとはこーじくんのこと好きだったの? 男なら誰でもいいの?」
め「ちがう……っ」
ラ「じゃあ言って。ちゃんと教えてよ」
め「……俺はラウが好きだから……お前以外は、考えられない……っ」
康「……っ」
ラ「ひゃははっ、だ〜よねw俺もめめ大好きだもん。ひどいこと言ってごめんね?」
め「……ラウ……」
康(わかってる……分かってるけど、ちょっと期待した……もしかしたら、俺でもええんやないかって……
でも、めめは……やっぱりラウやないと……)
め「……ん……ふ……っ」
康「っあ、めめ……っ」
(もう、そんなんどうでもええ……今はめめが俺のを、もう……こんなこと二度とないんやから。ゴチャゴチャ考えんのはやめや……) いい!
康二くんの声が頭の中で再生されるよ
現実との境がなくなってきたw 康二くんに同意
ラウのしてることは全然理解できへん
オチあるのかな♪ >>38続き
ラ「はぁっ、あー……マジで、めめん中気持ちいい……もう……たまんないよ、……っく……っ」
め「んあぁ、っは……あ……っ」
ラ「めめは……俺の制服着ただけで感じちゃうし、俺としてるのに……他の奴のチンコ舐められるような変態だけど……俺はそんなめめが大好きだから、安心してね?」
め「……っ」
康(なんでラウは……めめにこんな酷いことばっか言うんや? めめのこと好きなのに、……俺だって、めめが……)
ラ「でも……めめが変態だってこと言ってもー、そうやって言うことにすら、気持ちよくなっちゃってるんだから……もーどうしようもないよね」
め「ちがう、っん、ぁ……」
ラ「口では違うって言うくせに、身体の反応は逆なんだもん……嘘つきなめめ」
康(……めめは……こんなラウがええんか? 俺やったら、もっとめめに優しくしたるのに……)
ラ「……ねー、こーじくんはどう思う? めめは嘘つきでエッチで変態なんだよ? そんなの嫌だよね?」
康「え……」
ラ「めめがこんななんて……思わなかったでしょ? こんなめめに、ガッカリしたんじゃないの? 嫌いにならないの?」
康「嫌いに……?」
め「……っ」
康「……やろ……」
め「え……?」 康「……嫌いになんて……なるわけないやろ。俺はめめが好きなんや……めめが誰を好きでも、どんなめめでも、嫌いになるわけない……」
ラ「……」
め「……康二……俺も、おまえが……っ」
康「え……」
ラ「……っ」
ラウおもいっきり腰突き入れる
め「っう、あぁぁ……っ」
ラ「……っ……めめ、俺そろそろイきたいんだ……めめの中、気持ちよすぎるから……もう、手加減しなくていいよね?」
め「……ラウ、……っ」
ラ「めめ……大好き」
ラウがんがんに突きまくる
康(……さっき……めめは、何を言いかけた? 俺を……なんて……
けど、もう聞き返せへん……聞いても、さっき言いかけたことの続きは、言うてくれへんと思うから……)
め「っ、ラウ、あ……っ」
康「……っ」
康二めめの口をふさぐように自分のを押し込む
め「んぐ、んぅ……っ」
康「めめ……俺のもイかせて……?」
め「……っ」
めめの目から涙がこぼれる
康(めめ……なんで泣くんや……?) あーもう夢中で読んだ
心がきゅんとするよー
めめこじ派だから >>43続き
め「んぅ、ふ、んく……んん……っ」
康「うぁ……めめ、そこヤバい……っ」
め「……っん、んん……」
ラ「っはぁ、めめぇ……っ」
め「んっ、んぁ、あぁ……っ」
ラ「ほんと……ここ、大好きなんだよね……っいっぱい、してあげるよ……? 俺しか触れないんだから……」
め「ラウ、っん、んん……っ」
康「……っ」
めめの姿を見て康二のさらに膨張する
め「んぐっ、んんっ……はぁ、んう……っ」
康「はぁっ、はぁ……めめ……っ」
康(こんなん最低や……わかってるのに、めめを見てたら……止められない……。こんな俺じゃ、めめに嫌われる……
いや……嫌われるもなにも、めめはラウが好きなんやから……関係ないか……)
め「康二……んっ、うぅ……」
康「……っ」
ラ「ん、……っ、めめ……めめを、こんなふうにしたのは……俺だよね……?
めめは……俺のことが、好きだから……そうだよね……?」
め「っ……」
めめうなずく め「……俺は、ラウが……好き……っ」
康(めめ……そんなこと言う口で、なんでこんなことできるんや……
ラウのことが好きでも、俺のことは……どう思ってるんや……)
め「ん、……っ、ふ……っ」
めめ康二のを深く咥える
康「っう、ぁ……っ!! めめ……っ」
康(……こんなん、あかんって……わかってんのに、こんなめめ見てたら……ゾクゾクして、おかしくなりそうや……)
康二めめの頭掴んで腰突き入れる
め「ん、う……っん、んん……っ」
康「めめ、もう……俺……っ」
め「っんん、ふ、んん――っ」
康「うぁっ……く、ぅ……――っ!!」
め「んぐ……ぅっ、ん、く……っ、んんんっ――」
康二めめの口内に射精
康「……っはぁ、はぁ……っ、はぁ……っ」
め「……んっ、う……――げほっ、ごほ……っ」
康「……めめ……まさか、飲んでくれたん……?」
め「ん……っ、……はぁっ、……」
康(そんな……めめが、俺の……。……それに、めめも……)
ラ「……っ、めめ……先にイっちゃったの……? 俺まだイってないのに……」
め「……っ、う……」 康(めめが……俺の、舐めながら……って、そんな……)
ラ「ひどいなぁ、一緒にイきたかったのに……まぁ、いーや……もう、好きなようにするからね……っ」
ラウ乱暴に突きまくる
め「う……っあ、あぁ……っ」
ラ「……っめめ……イったばっかだから、中すごいよ……? 気持ちよすぎて、やばい……っ」
め「……っく、あ……っ」
ラ「……あぁ、ねぇ……今度は、外に出してあげよっか? 中も、外も……ぜんぶ、俺のでいっぱいにしてあげる……っ」
め「……ん、……っ」
康「……」
めめ呆然としてる康二と目が合う
め「……っ」
康「……めめ……」
(何でそんな、辛そうな顔するんや……) ラウラストスパートかける
ラ「う、……っく……めめ……うあぁ……――っ!!」
め「んぁ、あぁっ……――っ……」
ラウ抜いてめめの身体にぶっかけ
ラ「……っはぁ……っ、はぁっ……はぁ……っ」
め「……あ、……っ……」
めめ意識とびかけてる
ラ「……ははっ……あははははっ……すごいカッコ……もーぐちゃぐちゃじゃん……
もう制服、使いものになんないや……まぁいっか、新しいの買えば……」
康「…………」
ラ「それ、めめにあげるよ……一人でする時使っていーよ? めめ変態だから……
……でも、そんなめめが大好きなんだ……すっごい気持ちよかった。気持ちよすぎて、死ぬかと思ったよ……」
ラウめめを抱きしめる
め「……」
康「……め、め……っ、う……っ」
康二泣き出す
ラ「……めめ、大丈夫……? ごめんね、酷いことして……」
康「……っ」
康二泣きながら部屋を出ていく
ラ「…………」 ラ(――康二くんのあの様子からして、もう今まで通りにめめと一緒にいることはできないだろう……最初はこの状況にショック受けて、そのまま帰るかと思ったから……ちょっと予定外のことは起きちゃったけど……
それでも、もう康二くんはめめに近付けない――こんなことになって、普通でいられる性格じゃないのは、よく分かってるよ)
ラ「めめ、大好きだよ……めめも、俺のこと好きだよね……?」
ラ(最初からそれが目的だったんだ……康二くんがめめを好きなのは気付いてたから、それを諦めさせるための……。
めめと俺の間を邪魔する奴は、誰だろうと許さない……それでめめが傷つくことになっても関係ないよ。俺がめめを好きでいれば、それでいいんだから……)
め「……俺、は……」
ラ「めめ……?」
め「……俺は……――が……好き……」
ラ「……」
ラウめめを抱きしめる
ラ「……ねーめめ、次は誰呼ぼっか……?」
終 質問コーナー開始したい
――が……好き……」
誰が好きなのか教えて!!!悶える。。。
想像にお任せ無しよーw
やっぱりラウか
ラウも満足気みたいだしね… 康二泣きだすのくだり、ほんとに悲しかった
康二と一心同体になってたから
めめがラウ抱きしめたの見て悟ったんだね…
めめが康二も好きだけど一番はラウって事かー
でもなんか引っかかるなー
続編希望 最後まで読んでくれてありがとうございます
>>53
そこは想像にお任せしますw
>>54
一応こーじが報われる的なこじめめの話を考えてるんだけど需要ありますか?
この話の続きなのでラウめめは付き合ってる設定ですが ラウをここまで調教したのはめめってことですよね
初めて結ばれた日からラウを育て上げるまでのエピソードゼロもぜひに >>58
ありがとうございます
とりあえず冒頭だけ書いたので載せます
>>57
めめがラウの童貞食い散らかす話も書きたいw あの日以来、俺はめめともラウールとも、まともに顔を合わせられんようになった――
仕事の時や他のメンバーがいるときは、怪しまれんように今まで通りのつもりで振る舞ってはいるけど……上手くできてるかは分からん。
けど――あの日のことをなかったことにするのは、どうしてもできんかった……
稽古終わり
ラ「めめ、今日めめんち行っていい?」
め「……いいよ」
康「……」
(ラウのやつ、今明らかにこっち見たな……心配せんでも、邪魔したりせえへんのに)
ラ「最近忙しかったからさ、全然遊んでなかったじゃん? 今日はいっぱい付き合ってよ」
ラウがめめと話しながら部屋を出ていく。この後二人がどうするのかとか、今までだったら気にも留めなかったことが妙に気になって、余計なことにまで考えが及びそうになって慌ててそれを追い払う。
康(俺には関係ない……)
俺はまだ仕事で他のメンバーに確認したいことがあったから、二人より小一時間ほど遅れて部屋を後にした。
あの二人の様子を見てから妙にモヤモヤしたものを抱えながら廊下を歩いていると、前方に見覚えのある後ろ姿を見つけた。
康(ラウ……? まbセ帰ってなかっbスんか?)
ラウは使われてない稽古場の一室から出てきたようだった。俺がその部屋の横を通り過ぎようとすると、丁度ドアが開いて、そこから出てきたのは――
康「……っ」
め「――――」
俺は思わずその場に固まってしまった。めめはラウと帰ったんやから、同じ部屋から出てくることは何もおかしくはない。ただ、俺が動揺したのは、明らかにめめの様子が違ったから……
康(……めめ……)
めめの表情は、普段とは明らかに違っていて――頬は紅潮して、目も潤んでいるように見えた。そして服もどこか乱れていて、二人が帰ってから今までにこの部屋で何が行なわれていたのかを、嫌でも想像させた。
めめは俺など視界に入っていなかったとでもいうように立ち去っていたが、俺はしばらくその場から動くことができなくなっていた―― 帰宅してからも、ずっとめめの様子が頭から離れなかった。それどころか、あの日のめめの姿まで思い出して――その日はまともに眠ることもできなかった。
いや、今日だけやない……あの日のことは、一日だって忘れられへんかった。ラウとめめと距離を置くのも、あれを思い出さんようにするためで――あいつらのことが嫌いになったわけではない。それどころか、こんなにモヤモヤして苦しいのは……
康「……俺、まだめめのこと、好きなんやな……」
ラウはあのとき、こんなめめは嫌いにならないのかと言った。めめにも、ラウが好きだとはっきり言われた。俺やって、あの日のことはめっちゃショックやし、自己嫌悪もした。それでも――めめを嫌いになるということには、絶対にならなかった。
あのときに全てどうでもよくなっていたら、今こんなふうにやり場のない思いを抱えなくて済んだはず……今ふたりが何してるのかとか、考えなくてもいいようなことまで考えたりしなくても済んだはずなのに――
康「……めめ……」
俺は自分がどうしたいのか、全くわからなくなっていた。何かしたところで、俺の気持ちが変わるわけやないのに――
翌日は仕事の打ち合わせがあり、メンバーは俺と舘さんとしょっぴーの三人だった。昨晩は結局めめのことを考えてろくに眠れず、よく働かない頭のまままだきていない二人を待つ。
康「二人とも遅いな……」
時間を間違えたかと思い予定を確認しようとスマホを取り出したところで、部屋のドアが開いた。
康「二人とも、遅かったやん! 何してたん? ……――」
しかし入ってきたのは、予想もしない人物だった。
康「……え? めめ? 何で……」
め「……は?」
康「え、今日の打ち合わせは舘さんとしょっぴーやろ? 何でめめが……」
め「今朝、変更があったって連絡きてないのかよ」
そう言われてスマホを確認すると、確かにマネージャーから打ち合わせが三人の予定から俺とめめの二人に変更になったという連絡が入っていた。
康「ごめん……見てへんかった」
ゆうべからめめのことをずっと考えてて、今朝もろくに連絡も確認しないままここまできてしまっていた。
康(仕事にまで支障出して……何やっとるんや) しかし、めめと二人きりになるというのはかなり気まずい。打ち合わせの予定は時間も変更になっていたようで、開始まではまだあと30分ほどあった。
あれから二人になるような状況は避けていたし、幸い仕事の面でも完全に二人きりということはなかったから、ここまで二人きりになるのはあの日以来初めてかもしれない。重苦しい沈黙が流れているけれど、それを破るほどのことも何も思い浮かばない。
ただじっと待っているのも気まずいだけでどうしようもないと思い、一旦部屋から出ようかと立ち上がると、めめの様子がどこかおかしいことに気付く。
康「めめ……?」
めめの顔色は悪く、気怠そうに机に突っ伏していた。少し近付くとやはり体調の悪そうな様子が目に入った。
康「どないしたん……? 大丈夫?」
め「……別に……。寝てねーんだよ……」
ただの寝不足ならいいのだが、めめのこんな姿はあまり見たことがないだけに心配になる。
康「しんどいなら、打ち合わせ遅らせてもええよ? 俺は別に……」
そう言ってめめに近付きかけたところで――めめの首筋に、赤い痕が残っていることに気付いてしまった。
康「っ……」
思わず目を逸らしたが、それははっきりと脳裏に焼き付いてしまった。めめの体調が悪そうな理由をそれだけで察してしまって、それ以上何も言えなくなる。
考えたくなくても、めめとラウのことを考えてしまう。昨日のこともあるし、思考が勝手に嫌なほうへと向かってしまう。
康「……無理はするなよ」
なんとか絞り出すようにそれだけ言って、また部屋に沈黙が訪れる。しばらくしてマネージャーと数人のスタッフが入ってきて打ち合わせが始まったけれど、内容なんてろくに頭に入ってこなかった。 打ち合わせが終わり、逃げるように部屋を出る。めめは打ち合わせの間もどこかぼんやりとした様子で気になったが、それ以上調子は悪くならなかったようで安心した。
ドアを開けると、予想外の人物が壁にもたれて立っていた。
康(……ラウ……)
何でラウがここにいるのか……あんな様子のめめを見たあとで、正直今一番顔を合わせたくない相手だった。本当は無視したかったがそういうわけにもいかない。釈然としないまま、近付いて声をかける。
康「……よう……お前もこれから打ち合わせなん?」
ラ「ううん? めめ待ってるの」
いきなりラウの口から聞きたくない名前を出されて、返答に詰まる。
康(自分は仕事でもないのに、めめを待つためだけにわざわざきたんか……?)
ラ「……めめ、大丈夫だった?」
康「は……?」
ラ「体調悪そうだったでしょ?」
康「……」
何も知らなければラウの言葉に頷くこともできただろうが、原因は他でもないラウだとわかっている。面倒なことになりたくなくて、俺は気付かなかったフリをした。
康「そうなん……? そうは見えへんかったけど」
ラ「んー、だったらいいんだ。めめちょっと調子悪くてさ、ここまで一緒にきたんだよ。……俺のせいだから」
康「……」 どうして気付かないフリをしたのに、自分から余計なことを言うのか……。俺の反応を試してるのか?
これ以上この話を広げられたくなくて、俺は思い付いたことを適当に口にした。
康「でも、こんなドアの真ん前で待ってることないやん。いきなりデカいのが視界に入ってきたからビビったわ」
ラ「だってめめと二人っきりで康二くんが何するかわかんないじゃん」
康「…………」
予想もしていない返答に俺は言葉を失った。
康(まさか……ずっと待ってたんか……?)
昨日のことから、今日のめめの具合が悪そうなことも……今ラウがここにいることも、全てが繋がってしまって、胸の中にモヤモヤした感情が押し寄せる。思考がどんどん嫌な方向へ向かっていく。
部屋から人が出てくる気配を感じて、このままめめとラウと三人の状況になることは避けたくて俺はその場を後にした――。 ラウSMに走っちゃった?w
めぐたんが縛ってと頼んだのかww
まためぐたんの新たな性癖が? あれから数日――俺とめめは変わらず気まずいままだったが、それ以前より明らかに変わったことがあった。
あの打ち合わせの日のように、めめの体調が悪そうなことが増えた。仕事に支障が出るような不調ではないものの、ぼーっとしていることが増えたり、怠そうにしている姿をよく見る。
そしてそういった時には必ずラウがそばにいるのだ。他でもない原因はラウなのだからもう少し気遣ってやれよと思うが……。
しかも、増えたことはそれだけではなかった。
康(めめ……――またや)
今日もめめはどこか気怠い雰囲気をまとっていたが、そんなめめの首筋にあの時と同じようなキスマークがあるのを見つけてしまった。
こんなことは今までなかった。いや……あったのかもしれないが、あからさまに見えるようなところに付けられるようになったのは……それを初めて見たあの日からだ。
これはラウがわざとやっていることなのか――俺に見せつけるために?
康(ラウはまだ、俺がめめに気があると思ってるんやろな……確かにその通りやけど、こんなあからさまなことせんでも……俺より、めめが心配や……)
俺がめめへの気持ちを断ち切れていないことで、めめの負担になるのなら……やっぱり今のままではいけないのかもしれない。
二人との関わりを避けたところで、俺自身の気持ちがずっと気まずさを抱えたままなら、何も解決はしない。今の自分のしていることはただの逃げでしかなかった。
康(このままじゃあかん……めめにも、ラウにも……。それに、あの日から……俺はめめと一度も向き合ってない。めめに酷いことして、逃げて……俺一人傷ついたつもりになって、……一番辛いのはめめやんか……)
俺はめめを好きだという気持ちを一方的に押し付けて、めめの気持ちを考えなかった。それから一人で気まずくなって、まともに話もせずに逃げ続けた。そんなのはただの卑怯者だ。 それに何より……めめと今まで通り一緒にいられないことが、一番つらかった。めめが誰を好きでも、自分の気持ちが叶わなくても――せめてこれまでと同じように、大事な仲間としては一緒にいたい。それはラウに対しても同じだ。
康(こんなことで壊されたくない……今のままじゃダメなんや)
完璧に今までと同じ関係に戻ることはできなくても、こんな重苦しいものが続くよりは絶対にいい。
康(それに……俺がめめとちゃんと話して、キッパリ振られたら……ラウもめめに無茶せんようになるよな?)
きっと俺がラウにやめろと言っても、関係ないからと言ってまともに聞いてはくれないだろう。俺がもうめめへの気持ちをはっきり諦めたとわかれば、流石のラウでも分かってくれるだろうか――それは確証は持てないけれど……。
でも、これが今できる最善の方法だった。その日はラウが翌日朝早い仕事が入っているようで、二人は一緒に帰らなかった。とはいえその場で声をかけて断られたらどうしようもないので、俺は一旦帰宅してからめめの家に向かうことにした……。 事前に連絡をして断られる可能性も考えて、何の連絡もなしに家の前まできてしまった。
そもそもよく考えれば、めめが真っ直ぐ帰宅するかも分からないし、ラウと一緒に帰らなかったからといって確実にラウがここにいないとも言い切れないのだ。すぐにでもめめと話がしたくて、あまり深く考えずにここまできてしまった自分の浅はかさを反省した。
それでもここまできたら引き返せない。めめの家にくるのはあの日以来だ――。どうしても忘れることのできないあの時のめめの姿が脳裏によぎる。
康(……めめがおらんかったら、それか、ラウがいたら……すぐ帰ればええだけや)
妙にはやる鼓動を落ち着かせながら俺はインターホンを鳴らした。
康「…………」
少しの沈黙の後、ドアの向こうで人の気配がした。
め「……はい」
康「めめ……」
め「…………」
康「ごめん、こんな時間に連絡もせんで来て……」
め「……何の用だよ」
康「大事な話があるんや……ちょっとだけでええから話したい」
め「……俺は別にない」
康(……やっぱり、もう俺とは話もしたくないんか? でも……ここで引き下がったら、何の意味もない……)
「お前が入れてくれるまで……俺帰らへんから」
めめの迷惑になっていることは分かっている。それでも今話ができなかったら……もうずっと、めめとの関係は修復できないような気がした。
め「…………」
しばらくしてドアが開き、めめが姿を見せた。
康「めめ……」
俺はほっと胸を撫で下ろして、部屋の中へと入った……。 半ば強引に押しかける形になってしまったけれど、なんとか中に入れてもらうことはできた。怒っていないかとめめの表情を窺うが、その顔には何の感情も感じ取れなかった。
康「ごめんな……急に来て。用が済んだら、すぐ帰るから……」
め「……」
めめは部屋に通してくれた。部屋にいると、どうしてもあの日のことを連想してしまってめめの顔を見ていられなくなった。
康(でも……ここまできたんやから、ちゃんと話さんと。めめと……ちゃんと向き合わんと)
康「めめ……俺、今日はお前に謝りたくてきたんや。最近、ちゃんと話もできてへんかったから……。……ごめん……」
動揺しているのが表れて、情けない震えた声になってしまった。本当はあの時のことも、これからのことも話をするのは不安しかない。だけど逃げ続けるわけにもいかないから……。
康「……ラウに呼ばれて、めめんちにきた日……俺、お前に酷いことした。それを謝りたかったんや……」
あの日のことを切り出すと、めめの表情が明らかに曇った。当たり前だ。俺はめめを傷つけたんだから……
康「謝って済む問題やないのはわかってる……。許してくれるとも思ってへん。けど……どうしても謝りたかった。ほんまにごめん……」
め「…………」
康「それに……俺、あれからお前を避けてた。どうしても気まずくて……めめの顔見れへんかった……。ろくに話もしないで逃げてた……俺が、お前を傷つけたのに」
言葉にしていると、どれだけ自分が最低なことをしていたのかというのを嫌というほど自覚する。
康「俺は自分のことしか考えてへんかった……。自分が傷つくのが嫌で逃げてたなんておかしいよな。一番辛いのはめめやのに……」
康(どうして俺は……めめが好きやのに、好きな奴を傷つけるようなことができたんや……?
それは結局、自分のことばかりで……めめのことを考えてへんかったから……好きな奴の気持ちを大事にできないなんて、ほんまに最低や)
康「……でも……このまま逃げてても、お前を傷つけるだけで……何も解決せえへんから。せやから今日……話したかったんや。……俺、このままお前とこんな状態でいるの、嫌やから……」 めめは何も言わない。あまりに勝手な言い分に呆れているのだろうか。
康「勝手なこと言うてるのは、わかってる……けど、
俺、前みたいにめめと話したい……お前が嫌ならしゃあないけど……俺は、そうしたいと思ってる」
康(結局……俺のしとることは、自分の気持ちを押しつけてるだけ……。一方的に傷つけて、逃げて、やっぱり仲直りしたいなんて……どこまで最低なんや、俺は……。
こんなんじゃ、もっと嫌われてもおかしくない……)
それでも、俺は今日ここにきて全てを話そうと決めていた。もう自分の気持ちに嘘はつけない。嫌われても、どうしても伝えたかった。
康「俺は……めめが好きなんや。好きやから……今までみたいに戻りたいって思った……このままでいるのが嫌なんや。
めめがラウのこと好きなんはわかってる……俺とどうこうしてほしいなんて思ってへんから、もう、お前への気持ちはあきらめるから……。せやから、せめて今まで通りでいたいんや……」
め「…………」
康「……めめが嫌なら……それでええ。嫌われて当然のことしたんやから……当たり前や」
自分で口にして、その言葉に打ちのめされた。嫌われるかもしれない……いや、もう嫌われているのか……。
康(俺は心のどこかで、めめが許してくれるんやないかって……思ってたんやろな。今日、追い返されなくて……話聞いてくれて、もしかしたら、俺の言うこと、受け入れてくれるんやないかって期待してた。
でもそんなこと、虫のよすぎる話や。否定されても、当然なんや……)
め「……あれを、なかったことにして……今まで通りにしろって……?」
ずっと黙っていためめが口を開く。俺は泣きそうになりながらめめを見た。
め「……俺は――そんなの嫌なんだよ」
康「めめ……」 頭ではわかっていたつもりでも、実際に言葉にされるとそれは想像以上に胸に重くのしかかった。
康「……」
康(――当たり前や。何を期待してたんや俺は……めめが全部許してくれて、前みたいに戻れるって……? そんなん、普通に考えたら無理やってわかるやろ。
それだけのことを、俺はしてたんや……ほんまは、俺の顔だって見たくないかもしれへんのに……俺は――)
視界が滲む。めめのたった一言で、それまでの自分の言動の愚かさに気付かされて、情けなくて涙が出てきた。こんな状況でもあまりに弱い自分に嫌気が差す。
康「……せやな……嫌で、当たり前やんな……。俺、ほんまに……勝手なことしか、言うてへんな……。
めめに、嫌われることしかしてへんのに……なんで、こんなこと……言えたんやろな……」
はっきりと拒絶されて、すべてが遠いことのように感じてくる。もう、めめと今まで通りの関係に戻ることは絶対にできない――その事実だけで頭が真っ白になった。
康「……っ」
康(情けないのに、全部、悪いのは俺やのに……なんで泣くんや……。泣きたいのはめめやろ、俺はどこまでも自分勝手で……最低な奴なんやから……)
め「……康二……」
康「めめ……ごめんな。ほんまに……もう、こんなこと、言うたりせえへんから……
お前にも、もう近付かへんから……さすがに仕事の時は無理やけど、それ以外はもう……
――俺、帰るわ。話、聞いてくれてありがとな……、っ」
矢継ぎ早に告げて、その場を立ち去ろうとしたその時だった。
め「……ん……っ」
康(え……――)
状況がまったく理解できなかった。今、めめは……
康(いま……俺、めめに――キス……された……?)
状況がまったく理解できない。俺は呆然とその場に立ちつくした。
め「……全部……なかったことにして、今まで通りに戻るなんて――俺は嫌だ……
忘れられるわけない……。――俺はお前が好きなんだよ、康二」
康「……え……?」 康(めめ……今、なんて……めめが、俺を……好き……?)
め「……なのに……お前は一人で、好きって言ったくせに忘れろとか……勝手すぎる。俺は、そんなことできないのに……」
めめはひどくつらそうな顔で俺に告げる。思考がまったく追いつかない。
康(めめが、俺の言うたことを拒否したんは……俺が、嫌いやからやなくて――でも、そんなことって……)
康「……なんで……? めめは……ラウが好きなんやろ……ラウと付き合ってるんやろ……?」
それはあの日も、それ以降も、嫌というほど感じていた。俺のことが好きなんて、そんなことあるわけないのに……
め「そうだよ……俺はラウが好きだ。――でも……お前のことも好きなんだよ……」
康「…………」
めめの言っていることは全く理解できない。ラウのことは好きなのに、俺も好き……? そんなの、理屈が通らない。
康「……そんなん、おかしいやん。ありえへんやろ……? なんで……」
め「自分でもわかってるよ……。言っただろ、俺はどうしようもない奴なんだって……」
康「……めめ……」
め「ラウのことも好きなのに……お前への気持ちも断ち切れなかった。あの時のことだって、ずっと忘れられなくて……なのにお前が、元に戻りたいとか言うから……」
康「……それは……」
め「……俺だって忘れたかった。忘れようとしてたのに……なんで今、好きとか言うんだよ……」
めめは泣きそうな顔をしていた。他でもなくこんな顔をさせているのは自分だ。好きな相手にこんな苦しそうな顔をさせてしまうなんて……。
康「……めめ……俺は、お前が好きやから……これ以上、めめのこと傷つけたくなくて……俺が忘れれば済むことやって、そう思って……」
め「お前だけが忘れてもどうにもならない……俺はどうしたらいいんだよ……」
康「めめ……」
康(めめの言うてることは、おかしいのかもしれへん……ラウも俺も好きやなんて……。でも……めめが、ちゃんと伝えてくれてるんやから……
それにやっぱり……俺、めめが好きや。めめに嫌われてなかったってだけで、こんなにうれしいのに……) いい展開に…
康二だって恋人何人もおるんやから、めめだって一人に絞れないのわかるやろw 康「めめ……ごめんな。俺やっぱり、勝手やった……」
め「…………」
思考がまとまらない。俺のことを好きだなんて、絶対に聞くことができない言葉だと思っていたのに、それをいきなり告げられて……どうすればいいかわからない。
こんなつらそうな顔をしているめめに、何もしてやれないのか……どんな言葉をかけても、まためめを傷つけることになるかもしれない。それでも――
康(それでも俺は、めめが好きやから……)
ただその気持ちだけが大きくなって――俺はめめを抱きしめていた。
め「……っ」
康「めめ……」
めめの身体は小さく震えていて、俺はたまらなくなって抱きしめる腕に力を込めた。
め「……康二……」
めめが俺の肩に頭を預ける。そして消え入りそうな声で小さく呟いた。
め「……一回だけ……」
康「え……?」
め「……一回だけでいいから、おまえが欲しい……」
康「めめ……――」 震える声で告げられた言葉に、心臓をわし掴みにされたような感覚になる。
康(……そんな……そんなこと、あかんに決まってる……だってめめは、ラウが……。俺のこと、好きって言うたって……それだけは――)
め「……そしたら、忘れるから……もう、お前のこと、好きな気持ちも――全部……」
わかっている。そんなこと、していいわけがないことぐらい――当たり前だ。恋人がいる相手に……ましてや、それが自分の好きな相手なら――
康(……好き、やから……)
好きな相手が、自分を求めてくれている――本来なら、絶対にありえないことだったはずだ。めめはラウが好きで、俺の気持ちは絶対に叶わないのだから……
それでも今……めめが俺を好きと言ってくれて、俺を求めてくれている……どんな状況であれ、俺とめめの想いは通じているのだから、それは何よりもうれしいことのはずだ。
康(わかってる……こんなん、あかんって……。でも――それでも、俺は……)
俺はめめを抱きしめる腕を解き、肩に預けられていた頭を上げさせる。
めめは今まで見たことがないくらい痛々しげな表情をしていた。こんな顔をさせているのは他でもない俺で――罪悪感で胸が痛んだ。
俺はそのままめめの顔を引き寄せて、唇を重ね合わせた。
康「……めめ……俺もお前が欲しい。……めめが好きやから――」 俺はめめをベッドに押し倒した。どうしてもこのベッドを見ると、あの時のことを思い出してしまうけれど……それすらも今はどうでもよかった。
康「……めめ……」
もうずっと、頭の奥が痺れたようになって、まともに頭が働かない。ただ目の前のめめのことで頭がいっぱいになっていた。
まるで夢を見ているみたいで、およそ現実感がない。ほんの少し前までは、まともに話すことができなくなっていた相手と――好きな相手と、こんなことになるなんて……
俺とめめの視線がぶつかる。俺は誘われるようにめめにキスをした。
め「……ん……」
康「ん、……っ!?」
康(う、わ――)
俺から触れるだけだったそれに、めめの舌が差し入れられる。
康(めめと……こんな、キスしてるなんて――)
信じられなくて、それでも胸は痛いほどに高鳴っていて、頭がぼうっとする。
めめからのキスに、まだ心にあった戸惑いが消えていく。めめは本当に俺を求めてくれているのだと思うと、迷いよりも愛しさのほうが大きくなっていった。
少し震える手つきでめめのシャツに手をかけて前をはだけると、めめの首筋から鎖骨、胸元まで――いくつもの赤い痕跡があった。
それもそのはずだ、服を着ていても見える位置にラウは痕を残していたのだから――見えない場所になんて、もっと付けているに決まっていた。
見せつけるように残されたそれが見えるたびに心の奥でモヤモヤしていた感情が、今はっきりとわかった。
康(俺はラウに……嫉妬してたんや)
そしてそれを認識した今、心の中にはめめに俺の痕を残したいという欲が生まれていた。
康「ん、……」
め「ふ、ぁ……っ」
俺はめめの鎖骨の下辺りに強く吸いついた。唇を離すと、そこははっきりと赤く染まっていた。
めめの肌に、俺だけの印を残したという事実で、よくわからないほどに興奮してくる。それでも、俺だけのものにはできない切なさで胸が締めつけられる。 そのまま唇を下にずらしていき、胸の突起に辿り着くと舌先でそこを軽く突いた。
め「ん、……っ」
もうそこは軽く立ちあがっていて、俺は誘われるように胸に吸いついた。
め「ん、ん……っ」
めめの口から甘ったるい声が漏れる。普段は絶対に聞けないような声に頭がくらくらしてくる。
目線を上げてめめの顔を見ると、頬は赤く染まり目元は潤んでいた。俺のしたことで、めめがこんな表情をしているなんて――そう思ったら、自然に言葉が零れていた。
康「めめ……可愛い」
め「……っ」
俺の言葉に、めめが顔を逸らす。そんな仕草さえも愛しくて俺はまためめの胸に吸いついた。
め「んんっ……ぅ……」
少し強めに吸うとめめは身動ぎをした。もどかしそうな動きに俺はあることに気付く。
康「……めめ……」
視線をめめの下半身にやると、そこはすでに反応を示しているようだった。服の上からでも張りつめているのがわかって、自然にそこへ手が伸びる。
め「っ……!」
康「めめ……触ってええ?」
めめは驚いたようで一瞬腰を引いたが、俺の問いかけに抵抗はしなかった。
前を寛げるとそこはもうすでに大きくなっていて、俺とのことに感じてくれているのだという事実にうれしくなる。
手を添えて、軽く握るとめめがびくりと身体を震わせた。
め「……っぁ、……」
そのままゆっくり手を上下に動かしていく。直接的な刺激にめめの表情が次第に変わっていくのがわかる。 め「あ……っう、……んん……っ」
手の中のそれはどんどん硬さを増していって、先端からは透明な液体が滲み始める。
はっきりと感じてくれているのがわかって、胸の中にじわじわと喜びが広がっていく。もっと気持ちよくさせたくて、俺は手の動きを早めた。
め「んぁ……康二……っ」
康「めめ……」
ふと呟かれた名前にどきりとする。今めめに触れているのは、今めめをこんなふうにさせているのは俺なんだとはっきりと自覚する。
め「ん……っもう、ぅ、あ……っ」
康「めめ……?」
め「……もう、出る、……っ」
康「え……」
触れてからそこまで時間が経っていないのに、めめはもう限界が近いようだった。少し驚いたけれど、俺はそのまま手を動かす。
め「……ん……ぁ、あ……んん――っ」
めめの身体がびくりと震えて、俺の手の中に精が吐き出された――。
め「……っ、はぁ、……はぁ……っ」
康(めめ……)
俺は達したばかりのめめをじっと見つめた。
康(俺の手で……いったんや。……めめが……)
め「……っ」
俺の視線に気付いたのか、めめが顔を逸らす。 め「……見んなよ……」
康「なんで……」
め「……早かったとか、思っただろ……」
康「いや……」
康(それは……ちょっと思った、けど)
俺が返答に詰まると、めめは消え入りそうな声で言った。
め「……お前に、触られたから……」
康「え……?」
聞き返しても、めめはそれ以上何も言ってくれなかった。それでも、わずかに聞こえた言葉に、喜びのような、興奮のような気持ちが湧きあがってくる。
康「めめ……」
愛しさが募って、俺はめめにキスをした。わずかに開かれた唇に、今度は俺から舌を差し入れる。
め「ん、……っ」
めめの姿を見ているだけで、俺のそこもすでに充分すぎるほど反応していた。身体が密着して、めめの身体に押しつけるような形になってしまっていたことに気付いて、慌てて身体を離す。
康「……あ……」
め「……」
しかしめめはそんな俺の反応をよそに、手を伸ばしてくる。
康「ちょ……! めめ……」
めめの指先は、昂っている俺のそこに触れた。そして、そのまま撫で上げられる。 康「……っ、めめ……あかんって……そんなことされたら、我慢できなくなる……」
め「……俺だって、もう我慢できない……。はやく、……お前が欲しい――」
濡れた声で囁かれて、頭の中に電流が走ったみたいになる。もう、めめが欲しくて――しょうがなくなっていた。
康「めめ……好きや……」
俺の言葉に、めめはふわりと笑った。めめの笑顔をこんなにはっきりと見たのは随分と久し振りで――胸が痛いぐらいに高鳴った。
好きな相手にはやっぱり笑っていて欲しい――それが今だけのものだとしても……
康(いまは、めめの全部を独り占めしたい……今だけは、俺だけのめめなんやから……) いいですねー
感じる…
なにより、ここでだけは康二報われて嬉しい…涙 いいですねー
感じる…
なにより、ここでだけは康二報われて嬉しい…涙 めめにはいつでも賢者タイムないんだねw
それでよし 夜の電話やメールでラウールに
「俺の制服姿萌える?」
ラウ「ミリオン萌える!!」
みたいなやり取りしてるのかな
目黒は表では離れてるように見せかけて、二人きりの時はイチャコラしてるんだろうなー めめの服を脱がし、露わになった下肢に手を伸ばそうとする。でも、そこからどうしたらいいのか、いまいち理解できていなかった。
めめは経験があるけれど、俺は同性相手にそんなことをしたことはない。知識としては知っていても、俺が慣れていないせいでめめに大きな負担をかけてしまうことになったらと思うと不安になる。
少しの間動けないでいると、そんな俺の様子に気付いたらしいめめが身体を起こしてベッドサイドから何かを取り出した。
め「――これ……」
めめはそれを俺に手渡した。受け取ったのはローションのボトルで、俺はそれをどうするのか理解して思わずめめの顔を見る。
めめは俺と目が合うと表情を曇らせた。どうしてそんな顔をするのかと考えて――ひとつの理由に思い至った。
康(慣れてるとか――思われたくないんかな……)
どこかばつが悪そうに俺から目を逸らしためめに胸が疼く。
康(そんなこと――気にせんでええのに。むしろ……)
俺はめめを安心させたくて、手を伸ばしてめめの頬を撫でた。
康「俺……わからんから、めめが教えて。気持ちええとことか――俺、めめをよくしてやりたいから……」
俺に経験がないぶん、むしろそのほうがありがたかった。俺の言葉を聞いて、めめの顔に赤みが差す。そして逸らしていた視線を俺に向けた。
康(めめ――そんな可愛い顔するん、反則やん……)
あまりに扇情的なめめの表情に、俺のそこに熱が集まるのを感じる。
め「……康二……」
熱っぽい声で名前を呼ばれ、頭の奥が痺れる。俺は震えそうになる手を抑え、ボトルから液体を掬った。
めめの腰をわずかに上げさせて、後ろに手を伸ばす。指先がわずかに触れると、めめは小さく身体を震わせた。
め「……ん、……っ」
手に取っただけでは足りないかと思い、直接めめの肌にもそれを垂らす。冷たい液体が触れ、めめの口から声が漏れた。
め「あっ、んぅ……っ」 どれくらいの量なのか加減がよくわからなかったけれど、辛い思いをさせたくなくて多めに液体を出していく。
ある程度の量を垂らして、ぬめる指先でもう一度めめの奥に触れた。
康「めめ……痛かったら言うてな……?」
め「……っ」
めめはこくりと頷いた。俺は飛び出しそうなくらい早鐘を打つ鼓動を抑えてそこに指を突き入れる。
め「……っく、ぁ……っ」
康(う、わ――)
中は思っていたよりずっときつくて、指一本ですら動かすのがやっとだった。
康(こんなとこに――ほんまに大丈夫なんか……?)
不安になりながらも、ぎこちない手つきで指先を動かす。
め「……康二――大丈夫だから、もっと、動かしても……」
康「めめ……」
めめの言葉通り、滑りも手伝ってか挿入したばかりの時よりもいくらか指は動かしやすくなっていた。不安は残るけれど、俺は指をもう一本増やす。
め「……っん……ぅ、……っ」
めめは小さく声を漏らしたけれど、つらそうな様子はない。それでもこのままではどうにもできないので、俺はめめに問いかけた。
康「……めめ……どこ……?」
め「っ……」
康「どこがええの……? 教えてくれへんと……めめのこと、気持ちよくできない……」
め「……う、……っ」
直接それを自分の口から言うのは、当たり前だけどかなり恥ずかしいだろう。でもそれを恥じらうめめの様子に、俺はなおさら煽られる。 め「……もっと、奥……」
消え入りそうな声で言われ、胸が疼く。俺はめめに言われた通りに指を奥まで進め、探るように動かす。
そして――ある一点を掠めた時、めめの腰がびくりと跳ねた。
め「んあっ――……は、ぁ……っ」
康「……めめ……」
めめが反応を示したところを、指先でぐっと突くとめめはなおも声をあげた。
め「んんっ……ぁ、う、く……っ」
ここがめめの気持ちいいところなんだとわかり、興奮が頭の中を支配する。中もだいぶほぐれてきて、俺はさらに指を増やした。
め「あ、あっ――はぁ、んっ……」
めめの姿を見て、思わずごくりと息をのむ。俺の指の動きでめめを感じさせているのだと思うと、どうしようもないくらい興奮する。
めめの気持ちいいところを何度も指先で突くと、そのたびに中がぎゅっと収縮する。身体の反応でもめめが気持ちよくなってくれていることがわかってたまらなくなる。
め「……っ、康二――もう……い、いから……っ」
康「めめ……」
め「……はやく、早く入れて……おまえのが、欲しい……もう、――っ」
めめは瞳に涙を浮かべて俺に懇願した。初めて見るめめのそんな表情に、俺は胸の奥の深いところまで射抜かれるような感覚を覚える。 康「……めめ……っ」
俺はめめの頭を引き寄せて、やや乱暴に口づけた。舌を絡ませて、痺れるくらいに吸い上げる。
め「んん……ふ……っ」
康「ん……っん、……っ」
めめが好きで好きでしょうがない。本当は、もう誰のものにもしたくない。このまま俺のものになってくれればいいのに――そう言いたいけれど、それだけは言葉にできない。
康「好きや――めめ、お前が……大好きや……」
本当に言いたい言葉を飲み込んで、俺はめめの身体を抱きしめた―― 男って奥の方に感じるポイントみたいなのあるんだ
知らなかった 俺はめめの脚を開き――熱く昂るそれをあてがった。
め「……っ」
康「めめ……」
めめの顔を見ると、熱にうかされたような表情で俺を見つめ返してきた。
その表情にたまらなくなって、俺は腰をぐっと進めていった。
め「……っん、あぁ、……っ」
康「――……っ」
慣らされていたそこは何の抵抗もなく先端を受け入れていく。
康「……っく……うぁ――」
中は想像もできなかったほど熱くて、腰の奥が蕩けそうになる。
め「んぁ……はぁっ、あ……っ」
康「……めめ……っ」
めめのことを考えて、ゆっくりしてやらなければと思うのに――あまりの気持ちよさに、性急に押し入ってしまう。
め「あ、んん、んぅ……っ」
康(こんな……――こんなん、あかん……。気持ちよすぎて、もう……)
腰を押し進めて、俺のものが全部めめの中に納まった。思いの外抵抗なく繋がったことに、安堵と興奮が押し寄せる。
康(……俺、めめの中に……――)
誰よりも一番好きな相手に、――絶対に叶わない相手に、俺を受け入れてもらえたことを思うと、喜びで胸が震えて涙が滲んでくる。
康「めめ……」
涙をこらえてめめの顔を見ると、目を閉じためめの瞼から一筋の涙が伝ったのが見えた。 康「……めめ……大丈夫?」
やはり辛いのだろうかと不安になり問いかけると、めめは何も言わずに頷いた。
その涙の意味はなんなのか――悲しみなのか、それとも……。
胸が痛いくらいに締めつけられて、ただめめのことが好きだという気持ちだけでいっぱいになる。
めめは目を開けて、じっと俺を見つめた。そして、震える声で囁く。
め「……動いていいから……お前の、好きなように……っ」
康「――めめ……」
俺はめめの頬を撫でて、触れるだけのキスをする。そして、ゆっくりと腰を動かし始めた。
め「んあ……っは、あぁ……っ」
康「っ……めめ……」
中は熱くうねるように俺のものを締めつけていて、気持ちよくてたまらない。
最初は確かめるようだった動きも、あまりの快感に激しさを増していく。
め「あっ、あ……っは、ぁあ……っ」
康「……っく……う……っ」
奥までぐっと突き入れると、ひときわ内部の締めつけが強くなる場所に当たった。
め「あぁ……っん、ぁ、あ……っ」
指で触れていたときにめめの快感を生み出していた場所だとわかると、俺はそこを重点的に突いた。
め「ぅあ、あ、そこ、ぁあ……っ」
康「っく……めめぇ……っ」
めめは俺にぎゅっとしがみついてきて、そんな仕草に愛しさが増す。 康「……っめめ……気持ちいい……?」
めめの反応で、感じてくれていることはわかっているけど――言葉でも聞きたくなって、俺はあえて問いかけた。
め「っ、うん、……っ」
めめは何度も頷いてくれた。うれしくて、俺もそんなめめにふっと笑いかける。
康「……俺も……めっちゃ気持ちいい……」
め「康二……あ、ぁぁ……っ」
俺の言葉に、中がぎゅっときつくなる。めめも、俺の言葉に喜んでくれているのだろうか――
身体でも、言葉でも快感を伝えてくれるめめが愛おしくて、それに応えたくて俺も想いのままを口にする。
康「めめ……好きや、……めめ――っ」
め「っ、んあ、あ……っ」
俺が告げるたびに、中の締めつけも激しくなる。俺が言うことに身体の奥からも感じてくれているのがはっきりとわかって、呼応するように俺のものも中で大きさを増した。
め「……康二――好き……俺も、おまえが……好き……っ」
康「……めめ……」
それがあの日――めめが言いかけて、言えなかった言葉だとわかると、胸が苦しいほどに熱くなった。
康(でも、あの時とは違う――今のめめは、俺だけを見ていて、俺だけを好きって言うてくれてる……あの時に通じなかった想いが、今こうして伝わってるから――)
めめの手に自分の手を重ね合わせると、ぎゅっと握り返してくれてそのまま強く絡ませ合う。
康「……っく……めめ、う、ぁ……っ」
め「あぅ、んん……っ、あ、っあ……」
めめの中を何度も何度も往復して、もう限界が近いことを悟る。 康「……めめ……俺、忘れへんから……お前が忘れても、俺――今日のことも、めめが好きだったことも、絶対……忘れへんから――」
め「……っ、う……っ」
俺の言葉に、めめの瞳が揺れた気がした。それを確かめようとして顔を覗きこむと、頭を引き寄せられて唇を奪われる。
め「ん、んん……ふ……っ」
康「……ん、……っ」
めめからのキスに興奮で眩暈がしてくる。俺はさらに煽られて、強く腰を突き入れた。
め「あ、あ……っ、ん、ぁあ……っ」
康「う……っ、めめ……っ」
奥をぐっと突くと、中の締めつけが一段と激しさを増して――暴力的なまでの快感に、俺はめめの中で射精した。
康「……っく……うぁ、――っ……!!」
め「んぁ、あ……あぁぁ……っ」
どくどくと中に注がれる間にめめも同じものを吐き出していて、めめも一緒に達したのだとわかる。
康「……はぁっ……はぁ、……っ……めめ……」
め「ん、……っ」
意識がどこかにとびそうになるほどの快感で、俺はしばらく動けないでいた。めめも同じようで、しばらくの間部屋に息遣いだけが響く。
康(俺……めめの中で、……)
徐々に思考を取り戻していく中で、俺は自分のしたことを自覚した。
康「……めめ、悪い……俺、中に……っ」
め「……ん……」
めめはまだ気怠そうで俺の言葉にわずかに身動ぎをしただけだったが、視線ははっきりと俺に向けて告げた。 め「……いいよ、……うれしいから……」
康「めめ……」
そう言ってめめは笑ってくれた。その表情に今まで見たことのない艶やかさを感じて、胸が大きく高鳴った。
康(めめ――俺、やっぱりお前が好きや……)
身体も心もひとつになって、気持ちはさらに強く濃くなっていた。めめは、忘れるためにと言ったけれど――俺はとうてい忘れることなどできそうにない。
康(けど……今はそんな先のこと、考えたくない……)
今だけは、俺だけを見て笑ってくれるめめのことだけ考えていたい。ただこの幸福に浸っていたい……今しかない幸せなんだから―― これが最初で最後の愛の抱擁だなんて
せ つ な す ぎ る そういうものか
pinkでpinkやる分にはいいと思ったけど 話書いてる者ですがなるべくsageてもらえると助かります
5chに書いといて今さらですが… OK
続きよろ
あーあー
めめこじ時代は終わってるね
せめて小説だけでも 終わったあともまだ離れたくなくて、俺はめめをずっと抱きしめていた。
康「めめ……今日、泊まってもええ……?」
め「……この状況で帰らせる程、俺は酷い奴だと思われてんの?」
康「いや……」
め(もし、この後ラウがきたら……って思ったんやけど……)
せっかくこんなにも満たされた気持ちなのに、そんな心配をしないといけないことが辛い。
だが、めめの言葉からその可能性はないとわかり安堵していると、めめがぽつりと呟いた。
め「……俺も、お前ともっと一緒にいたい……」
その言葉に胸がどきりと高鳴る。俺はめめを抱きしめる腕に力を込めた。
康「……めめ……」
めめも同じ気持ちなのがうれしくて、胸がいっぱいになる。
康(なんで……こんなに幸せやのに、めめは俺のものになってくれへんねん……)
幸せなのに胸が痛い。このまま時間が止まればいいのになんて、陳腐な考えが頭に浮かぶ。
康(めめを好きな気持ちは……ラウにも、誰にも負けへんのに……)
康「……めめ――好きや。大好きや……」
何度言っても足りない。それでも――もう伝えられなくなってしまうのなら、せめてそれを許される今だけは伝えたかった。
康(今しか言えへんなら……せめて今は、いっぱい好きって言うてたいんや――)
め「康二……俺もお前が好きだよ」
そう言って綺麗に笑っためめを見て――胸が苦しいくらい高鳴って、涙が滲んだ。
め「……めめ――ありがとな……」 翌朝――隣に体温を感じて目を覚ました。
康(……夢や、なかったんやな……)
一番好きな相手が隣にいてくれる――そんな幸せな朝を、めめと迎えられるなんて……。
め「……おはよ」
康「めめ……起きてたん?」
め「ん……」
めめとこんなに気恥ずかしいやりとりをしていることにどきまぎする。めめの顔を覗きこむと、どこか疲労が浮かんで見えた。
康「どないしたん? どっか調子悪い……?」
め「いや、平気……ちょっと、だるいだけだから」
顔色は悪くないものの、やっぱり元気はないように見える。そんなめめの様子を見ていて――昨夜、めめに相当な無茶をさせてしまったのではないかという不安がわきあがる。
康(俺、途中から……気持ちよすぎて、めちゃくちゃしたかもしれへん……)
めめを気遣えずにひとりで余裕をなくしていたのかと思うと、恥ずかしさと申し訳なさでいたたまれなくなってくる。
め「康二……すぐ顔に出るよね」
康「え……!?」
指摘されて、そんなにわかりやすい顔をしていたのかと思うとさらに情けなさが増す。
康「めめ……ごめん」
もうどうにもできずに謝ると、めめは笑ってくれた。その笑顔に、また胸が高鳴る。
め「……大丈夫……よかったよ」
康「めめ……」
康(もうずっと、めめにはドキドキさせられてばっかりや……) それに、めめの言葉に嘘はないとわかる。昨夜のめめは、俺がめめを欲しい気持ちと同じくらい――求めてくれていたから……
康「…………」
昨夜の光景が脳裏に蘇り、顔が熱くなってくる。思い出すにはあまりに刺激が強すぎて、なんとか別のことに思考を逸らそうとすると――
め「……ん……」
めめは俺の首に腕を回し、唇を重ねてきた。
康「ちょ……! めめ!」
思考がやましい方向にいきかけている時に、こんなことをされたらたまらない。下手をしたらまた昂ってしまいそうで、俺は慌てふためいた。
康(めめには、ほんまに敵わんわ……)
それでも、振り回されてばかりいるのも納得がいかない。
今度は俺からめめにキスして、少し強引に舌を絡ませる。そしてそのまま強く吸い上げた。
め「……ん、ぅ……っ」
康「ん……、……ふ……」
痺れるくらい唇を味わってからキスを解くと、少し驚いたような顔のめめが目に入る。
め「……康二……」
康「めめ……大好きや」
俺はめめを強く抱きしめた。言葉でも、身体でも――想いが強く伝わるように。
めめと通じ合って繋がれたこと……それは確かで、ずっと変わらない。こんな幸せな思い出があれば、この先も前を向いていける気がした――。 あれから数日――俺はずっと考えていた。
もう、めめと今まで通りの関係に戻ることはできない。想いを伝えて、めめも俺を好きだと言ってくれたけれど……それはあの日だけのことで、ずっと続くものではなかった。
それでも、あの日気持ちを伝えたことを、一度も後悔することはなかった。これから関係が変わっても、それがどんな形でも――絶対に後悔はしない。
康(だって、俺が言わんかったら……めめの気持ちもわからんかった。そんなん、絶対嫌やったから……)
もう、めめに好きだと伝えることはできないし、めめからそれを言ってくれることもないけれど――それでも、あの時過ごした幸せな時間は、全て真実だから……。
それに、恋人がいる相手――しかも男同士なんて、本来なら望みがまったくないことのはずなのに、同じ気持ちだっただけでも奇跡のようなものなのだ。それ以上を望むなんて、あまりに贅沢すぎる。
まだ、めめの顔を見ると胸が痛むけれど――それでも、めめの気持ちを知る前に……一方的に傷つけてしまっていた時のような気まずさは感じない。
康(あの時の、逃げてた臆病な俺とはもう違う……。今はまだ辛いけど……きっとまた、めめとはうまくやっていけるはずやから……) その日の仕事を終え、帰り支度をする。メンバーに軽く声をかけながら、俺は部屋を出た。
康(あ……)
すると、廊下にめめがいるのが目に入った。ラウはいないようで、俺は一人でほっとする。
まだ、さすがにラウとめめが一緒にいる場に居合わせるのはきつかった。仕事の時ならまだしも、それ以外では何が起きるかわかったものではない。
俺はめめに近付き声をかけた。少し前まではめめには軽い挨拶すらできないような雰囲気になっていたけれど、今はそんなことはもうない。
康(そんな当たり前のことすらできなくなってたんやから……やっぱり、正直に話してよかったんや)
康「めめ……お疲れさん。明日休みやろ? ゆっくり休んどけよ――」
そう言ってめめの横を通り過ぎようとすると、すれ違いざまめめが俺の耳元に顔を寄せて囁いた。
め「……康二……今日、おまえんち行っていい……?」
康「――めめ……」
今まで通りの関係には戻れない……それでも、後悔することはない。
今までと変わること、それがなんなのかはわからないけれど――悲しいものばかりじゃない。
その時確かに、俺とめめの間で……何かが変わる予感がしたから――……。
終 祝
ハッピーエンドありがとう!!
康二勇気出してよかったね!
やっぱり康二はここでも前向きで康二らしい おみごとです!!
不覚にも泣いてしまいました…
それもボロボロに 感心した表現:
精が吐き出された
キスを解く
素敵・・・いただきます 後日談。。。
愛の行為描写だけではなく、心理描写も素晴らしかったです
後日談:ラウの呟きも読みたい…
ラウの康二見せつけSMは終息したのでしょうか?
康二と目黒の関係が変化したあたりのラウの目がキラリーンとなって敏感に感じ取ったのか否か
康二呼んだ事で墓穴掘った形になったわけですが
そこまでは深く掘り下げ、無しでしょうか 感想ありがとうございます
今回は康二の救済措置的な話で完結させたので
ラウ視点だと落としどころが難しいんですよね
絶対気付かないわけがないし、絶対あきらめるとも思えないw
墓穴掘ってるのでなおさら
なにかいい案があれば…… 今やオラオラのラウの初めてが奪われた日も読みたい
可愛いんだろうなあ 前にもちょっと話題が出たラウが脱童貞するラウめめの話で
よかったら書きます >>128
需要ありまくり期待しまくりですよろしくお願いします ――俺には最近、ずっと悩んでることがあった。
「……っ、はぁ……っ」
スマホの画面には裸の女の人が映っている。でも、俺の意識はそちらには向いていなかった。
「う……っ、く……」
そんなものはもう視界に入ってすらいない。右手でそこを擦りながら、考えているのは別のことだった。
(――めめ……)
めめと付き合うようになって、キスしたり、ハグしたりとかはしてるけど……それ以上のことはしてない。それで充分だし、何より想像ができない。
めめのこと大好きでも、やっぱり男同士だし……正直、よくわからなかった。だから、このままでいいって思ってた。
でも、最近――ひとりでする時に、どうしてもめめのことを考えてしまう。エッチな動画とか見ても、全然そんな気分にならない。今日もそうだ。
だけど、めめのこと考えると……めめとキスした時のこととか思い出すと、勝手にそこが熱くなる。どうしようもなくなって、我慢しようと思っても結局してしまう。
「……っう、……っ」
こんなこと、おかしいって思うのに――止められない。めめのことは、恋愛的な意味で好きだけど……めめは女のコじゃない。だから、そういうことするのも、全然想像できないのに――なのに……。
「っく、う……っ……!!」
手が汚れて、しばらくぼーっとしたあと……のろのろした動きでティッシュを手に取った。
(……またやっちゃった……)
終わったあとの気分は最悪だ。してるときは気持ちよくても、ちょっと冷静になると……自分がどれだけひどいことをしてるのか実感する。
めめのこと考えて、こんなことしてるなんて……いくら付き合ってても、めめが知ったら、やっぱり……
(気持ち悪いって、思われるのかな……)
それに、何より……自分がどうしたいのかわからなかった。こんなことしてるんだから、めめとエッチなことしたいって思ってるのかといえばそれもわからない。全然、想像ができないんだ……
「……はぁ……」
明日、どんな顔してめめに会えばいいんだろう――めめと会えるのはうれしいはずなのに、なんだか気が重かった……。 翌日――稽古場に着くと、既にめめがいた。
「……おはよ」
「あ、おはよ……う」
咄嗟に言葉が出なくて、しどろもどろな返事になる。
(不自然だったかな……)
でも、昨日の今日で……めめの顔を見るのがなんだか気まずい。
(めめは何も悪くないのに……)
めめはちょっと不思議そうな顔をしていた。俺は慌てて変に明るい声を出した。
「今日もがんばろ! めめちゃんと練習してきた?」
でもやっぱり不自然だったのか、めめは更に怪訝そうな顔になる。
「……」
これ以上は逆効果になりそうで、俺は逃げるように着替えを始めた。めめは何か言いたそうだったけど……どうしても、気まずさは晴れなかった――。
稽古が終わり、皆が帰り支度を始める。稽古の間は忘れていられたけど、終わるとやっぱり昨日のことが頭に浮かんできてしまう。
いつもだったらすぐめめのところに飛んでいくのに、今日はそれができなかった。めめと一緒にいたいのに、あんなことをする自分が恥ずかしくて――どうやって話しかけていいのかわからない……。
「……ラウ」
背後から声をかけられて、思わず肩がびくっと跳ねる。
「あ……めめ、……お疲れ」
俺はぎこちない笑顔で振り返った。めめにこんな態度とりたくないのに……
「……今日、なんかあった?」
「え……」
「朝から、いつもと違う感じしたから……」 (めめ、気付いてたんだ……)
そりゃそうだ……あんな不自然な態度とってたら、おかしいって思われるよ。
めめは本気で心配してくれてる。俺は申し訳なくなって、ますますめめの顔が見られなくなった。
「別に……なんもないよ?」
俺の様子から、バレバレの嘘をついてるってめめも分かってるだろう。めめに嘘なんてつきたくないのに……心配してるめめを騙すみたいで、罪悪感で胸が痛む。
(……でも、言えるわけないよ……)
言ったら、どう思われるんだろう……呆れられるのか、気にしないのか――それとも……。
最悪の事態を想像して、ひとりで暗い気持ちになる。もし、気持ち悪いって思われたら……絶対に立ち直れない。
「……だったらいいけど……」
めめは納得いってない顔だったけど、それ以上は聞かないでくれた。めめは本当に優しい。そんなめめが大好きなのに……
「……今日、このあと俺んち来る?」
「え……」
めめからの誘いに俺は固まった。いつもなら二つ返事で行くのに、今日は返答に詰まってしまった。
「あ……えっと」
「……」
めめの表情が曇る。どうしよう。言葉が出てこない……
「いいよ、無理しなくて」
「あ……」
(違う……本当は行きたいんだ。めめと一緒にいたい……でも――)
「じゃあ……お疲れ。疲れてるみたいだから……早く帰れよ」
そう言ってめめは行ってしまった。俺はそんなめめに言葉を返すこともできず、しばらくその場に立ち尽くしてしまった――……。 重い足取りで家に帰って、何もする気が起きずにただぼーっと部屋の天井を眺めていた。
めめにあんな態度をとったこと……めめに嘘をついて、誘いを断ったこと……全部に自己嫌悪して、モヤモヤが止まらない。
なんで、大好きなめめにあんな態度をとってしまったんだろう……昨日、自分がしたことよりも、よっぽどめめを傷つけることだ。俺がひとりで勝手に悩んでるだけなのに、めめを巻き込んで……。
「……どうしよう……」
めめは心配してくれたのに――家に誘ってくれたのも、俺の様子がおかしいから……元気づけようとしてくれたのかもしれないのに。
今までだって、俺に悩みごとがあったら、めめはちゃんと聞いてくれたのに……。
そうだ……めめはちゃんと、俺が迷ったり悩んだりした時はいつだって聞いてくれた……。聞いて、一緒に考えてくれた。
俺はそんな優しいめめが大好きなんだから……。
だったら――今回のことだって、ちゃんと話せばめめは聞いてくれるかも……。一方的に、気持ち悪いって思われるのが嫌だなんて決めつけて……
そんなの、めめに失礼だ。俺が本当に思ってることなら、めめは聞いてくれるはず……。
それに、大好きなめめに隠し事なんてしたくない。俺はめめが好きで、めめも俺のこと好きって思ってくれてるんだから……そんな大事な相手に、隠し事なんてできるわけない。
どんな恥ずかしい悩みでも、聞いてもらいたいし、わかってもらいたい。
そう思ったらいてもたってもいられなくなって、俺はスマホを手に取ってめめに電話をかけた。
「めめ……」
『ラウ? どうしたんだよ』
「今から……めめんち行ってもいい?」
めめが了承してくれると、俺はすぐに部屋を飛び出した。 めめの家に着き、部屋に入れてもらう。急なことにめめは少し驚いているみたいだった。
「めめ……今日はごめんね。変な態度とって」
一番は謝りたかった。心配してくれためめに、ろくに話もしないで……めめを傷つけたなら、それが一番、自分で自分を許せないことだから……
「それはいいけど……。やっぱり、なんかあったの?」
めめはやっぱり俺のことを心配してくれる。本当にめめは優しい……。うれしくて、心がじわじわとあったかくなる。
「……うん……」
こんな優しいめめに……大好きな人に嘘なんてつけない。隠し事もしたくない。やっぱり正直に言わないと……
「……俺、ちょっと悩んでることがあって……」
そう言うとめめの顔色が変わったのがわかった。わざわざ家にくるくらいだし、深刻な悩みだと思ったんだろう。俺は慌てて付け足す。
「そんな、すごい悩みとかじゃないんだ……聞いたら、呆れるようなことだよ。たぶん……」
それでも、めめの表情は変わらなかった。これ以上心配させたくなくて、俺は意を決して本題に入ることにした。
「……あの、ね……」
「……うん」
「…………最近、ひとりで……するとき、……めめのこと……考えちゃうんだ……」
やっぱり口にするのは恥ずかしくて、自然と声が小さくなってしまった。顔も熱くなってくる。
「……え?」
めめは小さく聞き返した。
「するって……何を?」
これだけじゃ、意味がわからなかったらしい。それでもはっきり言うのは憚られて、俺はうろうろと視線をさまよわせる。
「……だから、……」 顔から火が出そうなくらい熱くなって、恥ずかしくてしょうがなくなる。頭が真っ白になって言葉が浮かばない。
でも、俺のそんな様子から察したのか、めめはそれ以上は追及してこなかった。
「…………」
部屋に沈黙が訪れる。俺はめめの顔を見られなくなってうつむいた。
それでも、これ以上黙ってたら何も伝えられない。まともに働かない頭の中をなんとか整理して、俺は口を開いた。
「……昨日も、それで……めめのこと考えて、しちゃったから……恥ずかしくて、今日、顔合わせられなかっただけなんだ……」
恥ずかしさと不安で声が震える。めめは今どんな顔しているんだろう……見たいのに、怖くて見られない。
「……こんなの、おかしいよね……。めめは、女のコじゃないのに……めめのこと大好きだけど、そんな気持ちになっちゃうって……」
自分でもまだよくわからない。好きだから、そういう気持ちになるものなのか……
(だって初めてなんだ……こんなに誰かを好きになったのは、めめが初めてだから……)
自分の気持ちも、はっきりとわからないのに……ただ身体だけが反応して、心が追いつかない。
それでも確かなことは、めめのことが好きだってこと。だから、どんなに恥ずかしくても、めめに知ってほしかった。
(……めめ……)
不安で胸が押しつぶされそうだったけど、俺はめめの顔が見たかった。決心して、うつむいていた顔を上げると――
(めめ……なんか、顔赤い……?)
初めて見るようなめめの顔にどきっとする。めめの表情は、呆れたり、困ったりしているようなものではなかった。
それでも、めめが何も言ってくれないのは不安で、俺はめめに問いかけた。
「やっぱり、急にこんなこと言われて嫌だった……?」
めめは首を横に振った。ほっとしたけど、それでもめめの言葉が聞けないと安心できない。
めめの赤く染まった顔をじっと見つめる。目が合うと、めめも俺を見つめ返してきた。 「……別に……おかしくねえよ」
「え……?」
「……俺も、同じだから……」
それは聞き逃してしまいそうなほど小さな声だったけど……俺にははっきりと聞こえた。
(めめ……今、同じ……って……)
頭がその言葉を理解するまで少し時間がかかった。俺が言ったことに、めめが返した言葉。それってつまり……。
「めめも……俺のこと考えて、したりするの……?」
思わず言葉が口をついて出てしまった。こんなはっきり言うつもりなかったのに……焦っても、もうどうにもならない。
「あ……! え、っと」
それ以上言葉が出てこなくて慌てていると、めめの顔がさっきよりも赤くなっていることに気付く。
めめは何も言わなかったけれど、その表情からそれが図星なんだとわかる。
(めめ……)
心の中でいろんな感情が混ざり合って、思考が追いつかない。めめが俺の悩みを聞いてくれたこと、否定されなかったこと、そしてめめも同じだってこと――
(どうしよう……)
どうしたらいいかわからないのに……はっきりとわかるのは今、目の前にいるめめのことが大好きだってことだった。
ただその気持ちだけでいっぱいになって、他のことが考えられない。 俺はめめに身体を寄せて――そして、唇に触れた。
「ん、……っ」
「ん……っ、……めめ……」
心臓がドキドキして、何も考えられないのに……めめに触れたくてたまらなくなった。
至近距離で見つめるめめの顔はやっぱり赤くて、そんなめめの表情から目が離せない。
俺はもう一度めめにキスをした。背中に腕を回してぎゅっと抱きしめると、めめも抱きしめ返してくれて、うれしくて胸がいっぱいになる。
少しの間抱き合ったままでいると、今度はめめが俺の唇を奪った。
「んっ……ん、んん……っ……!?」
けど、ただ触れられるだけだと思っていたキスは……全然違うものだった。
「ん、ぅ……んんっ……」
合わせた唇からめめの舌が触れて、思わず少し口を開くと、それはゆっくり中に入ってきた。
「んん……っう、ん……っ」
めめの舌が口の中に入ってきて、俺の舌に触れる。びっくりして、俺はめめの背中を叩いてしまった。
「……っん、……はぁ……っ」
俺の反応にめめは唇を離した。驚いたけど……めめが離れていってしまうのは寂しくて、よくわからない気持ちになる。
「……ごめん……嫌だった?」
「……あ……」
めめとは何回もキスしてるけど、こういうキスは……したことがなかった。 もちろん、付き合ってたらこういうキスもするってことは知ってたけど……やり方なんてよくわからなかったし。
(でも、めめは……)
めめはしたいって思ってくれて、でも……俺がこんなだからできなかったのかもしれない。
めめの表情は少し曇っていて、誤解させてしまったんじゃないかと不安になる。
「ちがう……嫌だったんじゃないよ」
俺は慌てて口を開いた。めめにこんな顔させたくない……。
「……ただ、びっくりして……」
驚いたけれど、嫌なわけはなかった。むしろ、めめがこういうことをしたいって思ってくれたことがうれしくて……でも、急すぎて、心の準備ができない。
「……いいよ。ごめん。俺もいきなりすぎた」
めめはそう言ってどこか寂しそうに笑った。その表情に胸が締めつけられる。
(めめは優しいから……したいって思ってくれたのに、俺がこんなだから……)
俺のせいで、めめに我慢させることになるのかと思うと、そんなことは絶対に嫌だった。それに……
(俺も……もっとしたい)
だって、大好きなめめとすることなんだから……俺だって、したいに決まってる。
「めめ……」
身体をくっつけて、めめの顔を覗き込む。そして、目をまっすぐ見つめて言った。
「……もっとして」 俺はまためめの背中に手を回す。そのままめめをじっと見つめていると、唇が重なった。
「ん……」
さっきは本当に驚いただけで、全然嫌なわけじゃない。むしろ……大好きなめめともっと先に進めるなら、それは俺も望んでることだから。
さっきのキスを思い出して、少し口を開いてみる。するとさっきと同じように、ゆっくりとめめの舌が入ってきた。
「ん、んん……っ」
舌が触れ合って、心臓がどきっと跳ねる。でも、俺からどうしたらいいのかはわからなくて、そのまま身を任せることしかできない。
めめの舌が俺の舌をなぞるように動いて、思わず身体が震える。
(な……なに、今の……)
自分でも、自分の反応がよくわからない。俺の中で知らない感覚が生まれてきて、頭も、身体も追いついていかない。
(でも……)
なんなのかは全然わからないのに、ただ心臓だけがドキドキして……もっと知りたいと思ってしまう。
「ん……ぅ……っ」
わずかにだけれど、舌を伸ばしてみる。そうすると、めめの舌との重なりが深くなって――
「んん……っ、ふ……ぅ……っ」
触れ合った舌が絡まってきて、何も考えられなくなる。頭がぼーっとして、全身が燃えるみたいに熱い。
「ん、ぅ……んん……っ」
今までしてたキスとは何もかもが違って、身体の奥からゾクゾクするみたいな感覚が沸き上がってくる。
(なに……これ、すごい……気持ちいい……)
こんな感覚は初めてで――めめとそんなことしてるんだって思うと、胸がいっぱいになる。
「……ん、……は……ぁ……っ」 少し息苦しくなったころに、唇が解かれる。心臓がうるさいくらい大きく鳴っていて、身動きができない。
「ラウ……」
めめは少し不安そうに俺を見た。さっきのことがあるから、やっぱり俺の気持ちを考えてくれてるんだろうか。
「……めめ……」
あまりの衝撃に少しの間動けないでいたけれど、めめに誤解はさせたくない。もつれる舌をなんとか動かして、俺は口を開いた。
「……どうしよう……俺、よくわかんないけど……なんか、すごい……気持ちよかった……」
めめを不安にさせたくなくて、感じたままを口にした。めめはほっとしたようで、こんな時でも俺のことを気遣ってくれる優しさに胸が締めつけられる。
「……ごめん、俺……うまくできないけど……めめがよかったら、……もっと……」
俺自身はめめに任せるままになってしまうけれど、もっとしたいのは本当だ。言葉にするのは恥ずかしいけど……気持ちをちゃんと伝えたかった。
ドキドキしながらめめを見ると、めめの顔は赤くて――めめも同じように思ってくれてるのかなって考えると、うれしくて胸が熱くなってくる。
「……ん……」
今度は俺からめめに唇を触れ合わせた。めめみたいにはできないけど……俺からしたかった。
めめは俺の顔に手を添えて、角度を変えながらキスを深くしていった。
「んん……、ん……っ」
でも、されるばっかりなのはなんとなく気まずい感じがして……俺はめめがしてくれたのを思い出しながら、めめの口の中に舌を伸ばした。
「ん、ん……っ」
舌先が触れて、思いきってめめのそれに絡めて吸うように動かしてみる。そうすると、めめの身体がびくっと震えた。
(さっき、俺がなったみたいに……めめも、気持ちいいの……?)
そう思ったら、頭の奥が痺れるみたいになって――うれしくて、もっとしてみたくなった。
「ん、ふ……ぅ、んんっ……」 めめは俺のたどたどしい動きにも応えてくれて、キスはどんどん深くなっていく。
心臓が壊れるんじゃないかってぐらいドキドキして、めめのことしか考えられなくなって――身体が震えてたまらなくなる。
でも、そんなキスを繰り返すうちに――俺は身体のある部分がしだいに変化していることに気付いた。
(あ……ど、うしよ……)
あまりに気持ちよすぎて、俺のそこは反応し始めてしまっていた。
(キスだけで、こんなふうになるなんて……)
これだけ密着していたら、めめに気付かれてしまうかもしれない。でも、ここで身体を離したら、まためめに誤解を与えてしまうことになるかも……
俺はどうすることもできなくなって、しばらく固まってしまった。
「ラウ……?」
俺の様子がおかしいことに気付いたのか、めめが心配そうに見つめてくる。
「あ……」
でも、避けるようなことをしてめめを傷つけてしまうような状況には、絶対にしたくなかった。だから――恥ずかしくても、正直に伝えることに決めた。
「ご、ごめん……ちょっと、俺……、……勃っちゃった……から、落ち着くまで……待ってもらってもいい……?」
死ぬほど恥ずかしくて、さすがにめめの顔は見られなかった。声も震えて、情けなくてしょうがない。
「…………」
めめからの返事はない。何か言われるよりも、このまま黙って待っててくれたほうがまだ楽だった。俺は気持ちを落ち着かせようと、ゆっくり深呼吸をする。
でも――めめは、俺がまったく予想もできなかった行動に出た。
「め……めめ……!?」
めめは俺のベルトを外して、チャックを下ろした。あまりに突然のことに、頭がついていかない。
(な……なんで、どういう……こと――めめは、何を……)
いったい何が起きてるのかわからない。キスされた時よりももっと大きな混乱が頭の中を支配して、身動きもできなくなる。 らうるきゃわきゃわ
このピュアラウがあんな変貌を遂げるなんてめめはいったいなにを… めめの指先が下着の上から俺のそこに触れる。そんなところに触られたのが恥ずかしくて、頭がパニックになる。
でも……自分でもびっくりするほど、嫌だとか、抵抗するような気持ちにはならなくて――気持ちの整理がつかない。
「……嫌だったら、やめるから……」
めめは小さくそう言って、俺の顔を見た。めめの表情はどこか不安そうで、俺の気持ちを確かめているみたいだった。
「……あ……」
めめのそんな表情に、胸が苦しくなる。頭では全然理解できていないけど――でも、ひとつだけ言えることはあった。
「……い、やじゃない……ぜんぜん……」
なんとか言葉を絞り出すと、めめの表情がふっと和らぐ。それを見て安心はしたけれど、やっぱり頭の中は真っ白なままだった。
それ以上何も言えないでいる俺に、めめはゆっくりと手を動かす。目の前で起こっていることなのに、現実とは思えなくて、指一本すら動かせない。
そして――めめは、俺の下着から大きくなりかけてるそれを取り出した。
「……っ」
恥ずかしくて、わけがわからなくて、頭の中が爆発しそうだった。めめは俺のそこを見てて――そんな光景を見ていられなくて、俺はぎゅっと目を閉じた。
露わになったそこに体温を感じる。自分以外に誰も触れたことのないような場所に……。
(めめが……俺の、触ってる……)
それを自覚すると、胸の奥に今まで感じたことのない気持ちがじわじわと浮かんでくる。
めめに言ったように、嫌な気持ちはかけらもなかった。戸惑いはあるけれど……それよりも、別の気持ちがあって――でも、初めての感覚で、うまく言葉にできない。
めめの手が動いて、俺のそれをぎゅっと握った。
「う、ぁ……っ」
そこで、俺はようやく――めめが何をしようとしているのかはっきりと理解した。
(でも、そんなこと、めめに……)
自分でするんじゃなくて……めめに、してもらうなんて――。 めめはそのまま手を上下に動かして、俺のそこを刺激してくる。
やっぱり、今起きていることに頭は追いついていかなくて……自分が感じているこの気持ちも、なんなのかははっきりとはわからない。
(……でも、めめが……)
めめは、俺のそこがこんなふうになってても嫌がらずに……楽にしようとしてくれてるんだ。
そう思ったら、戸惑いや混乱よりもうれしさのほうが大きくなって、頭の奥がじんじん痺れてくる。
「めめ……」
俺は逸らしていた視線をめめに向けると、めめも俺のことを見つめていて、胸が痛いぐらいに高鳴った。
めめの手がまた動いて、俺のそこを擦る。自分でするのとは全然違って……身体中の熱がそこに集まるみたいな不思議な感覚になる。
「う……、く……っ」
思わず声が漏れて、恥ずかしくて顔がかっと熱くなる。抑えようと思っても、そこに与えられる刺激で我慢ができない。
(こんなの……全然違う、自分でするのと……)
自分でも、してる時は気持ちいいけど――特に最近は、めめのことを考えてたから――それでも、初めて他人にそんなところを触られて……
しかもそれが、自分の大好きな人なんだって思ったら、そこに与えられる気持ちよさだけじゃなくて……心の奥までゾクゾクした感じになって、もうわけがわからない。
めめに触られて、そこはもうすっかり大きくなってて……こんなにはっきりとそれを見られてしまうのが、恥ずかしくてしょうがない。
「……っん、ぅ……っ」
恥ずかしいのに気持ちいいのは止められなくて、キスしてた時よりもずっと大きく心臓が鳴っている。その時ですら、これ以上ドキドキしたらどうなっちゃうんだろうって思ったのに……
快感でぼうっとしながらめめの方を見ると、めめの顔も赤くなってて……なんだかその表情がたまらなくて、俺のそこはまた大きくなってしまった。
「っ……はぁっ、う……っ」
めめの手の動きに俺はすっかり夢中になって、むずむずとした感覚が沸き上がってくるのがわかる。 (やば……このままじゃ……)
自分でしてる時よりも早くその感覚がきて、やっぱりめめに触られてるからなんだと思った。
このままじゃいけない……そう思うのに、あまりに気持ちよすぎて、もう何も考えられない。
めめの手のひらが何回か上下して――限界の訪れを感じる。
「……うぁ、……っ!!」
目の前に火花が散るみたいな感覚があって、俺は――いってしまった……。
「……っはぁ、はぁっ……はぁ……っ」
心臓がありえないくらいに早く鳴っていて、息も整わない。頭の中は真っ白で、ただ強烈な気持ちよさだけが全身を襲う。
「っ……はぁ……、……っ」
でも……目の前の光景が、俺を一気に現実に引き戻した。
「……あ……」
目の前にはめめがいて、めめの手は……汚れていた。俺が出したもので……
「……っ」
自分のしたことを目の当たりにして、気持ちよかった感覚が急激に冷めていく。
「ご……ごめん、……めめ……」
どうしたらいいかわからずに、それでも謝らなきゃという気持ちが口をついて出た。
「ん……いいよ」
でも、めめはあまり気にした素振りもなく――汚れた手をティッシュでぬぐう。 「……めめ……」
「俺がしたくて、したんだから……」
そう言ってめめは俺を見つめた。その視線に、顔が耳まで熱くなる感覚を覚える。
「……あ、の……」
少し気持ちが落ち着いてくると、急激な恥ずかしさが襲う。気まずくて、めめの顔を見られない……
でも――めめは、俺のためにしてくれた。それを思うとやっぱり……うれしくて、むずがゆいような気持ちになる。
だから俺は、それを伝えたかった。やっぱり恥ずかしいし、心臓はずっと大きく鳴りっぱなしだけど……決心して、俺は顔をあげた。
「……すごい、気持ちよかった……よ」
そう言うと、めめは優しく笑ってくれた。そんな表情に胸が苦しくなって、めめのことを好きな気持ちが溢れてくる。
そんな気持ちに突き動かされるように、身体が勝手に動いて……俺は、めめに触れるだけのキスをした――。 あれから、俺は――めめとそういうことをするようになった。
最初はやっぱり恥ずかしかったし、戸惑いも大きかったけど……手でしてもらうと、本当に気持ちよくて……そんな雰囲気になったときは、もう我慢ができなくなった。
でも、俺は気持ちよくても……気になってることがあった。
(いつも俺ばっかりで、めめはいいのかな……)
そういう雰囲気になっても、いつもめめは俺にしてくれるばっかりで……俺も、気持ちよくて夢中になっちゃうから、そこまで頭がまわらなくて……結局、俺だけってことになっちゃうんだけど……
でも、こうして落ち着いた頭で考えると、やっぱり気になってしまう。
(あ……やば)
めめにしてもらってる時のことを考えていたら、そこが反応してしまいそうになって……俺は慌てて意識を逸らす。
(でも……やっぱり気になるよ……)
数日後――俺はめめの家に遊びにきていた。
めめと楽しい時間を過ごしながら、俺は頭の中にやっぱり引っかかっていることがあった。
(めめ……)
俺は隣に座っているめめに身体をくっつけた。
すると、めめも俺を見つめてきて――部屋の空気が一変したのがわかる。
「ん……」
どちらからともなく唇を触れ合わせて、しだいにキスが深くなっていく。
初めてした時はされるがままだった俺も、何度も繰り返すうちに少しは慣れてきて――俺から舌を入れることも多くなった。
「ん、ぅ……っ」
キスしてる時の、めめの声が好きだ。鼻から抜けるような、甘い声が漏れて――そんな声は、俺だけしか聞けないんだって思うと、うれしくてしょうがなくなる。 「……んぁ、……っ」
何回もキスを交わして、いつもだったら――だいたい、俺がもう反応しちゃって、めめがしてくれる……っていう流れになりつつあった。
(でも……今日は違う)
めめの手が、確かめるように俺に触れる。でも、俺はその手に自分の手を重ねた。
「ラウ……?」
めめはうかがうように俺を見た。俺もまっすぐめめを見つめ返す。
「今日は……俺がしたい」
俺の言葉にめめは驚いたみたいで、わずかに目を見開く。
「なんで……」
「……だって、いつも俺ばっかりだから。たまには……いいじゃん」
(俺だって、めめを気持ちよくしてあげたい。めめのことが大好きなんだから……)
でも、めめは素直にうなずいてはくれなかった。
「……俺はいいよ」
「なんで……!?」
めめの返事に、俺は納得がいかなかった。
「……俺じゃ、うまくできないと思ってるの?」
「……そうじゃないけど……」
「だったらいいじゃん」
なんでそんなこと言うんだろう。俺はめめの考えてることがわからなかった。
かと言って、めめが嫌がるようなこともしたくない……。俺は複雑な気持ちになって、めめをじっと見つめた。 すると、めめは少しばつが悪そうに俺から視線を逸らした。
「……恥ずかしいんだよ……」
めめはぼそっと呟いた。その言葉を聞いて――俺の心の中に、じわじわと不思議な気持ちが沸き上がってくる。
「……めめ……」
めめが恥ずかしがることなんて、今まであまりなかった。俺にしてくれた時だって、余裕がありそうな感じだったのに――
自分がしてもらうとなると、恥ずかしさを感じるめめを愛おしく感じて、胸の奥がむずむずする。
「……めめ、可愛い」
そんなめめを見ていて、俺は自然と口にしていた。それを聞いて、めめの顔が赤く染まる。
そんな反応も可愛くて、俺は更に身体を寄せてみる。そして、めめの目をじっと見つめて問いかけた。
「めめが嫌だったら……しないよ?」
初めて、めめが俺にしてくれた時みたいに――めめに聞いてみる。でも……めめも、あの時の俺と同じなんだろうなって、なんとなくわかっていた。
「……嫌じゃない……」
めめは小さく呟いた。それを聞いて、胸の中に喜びが広がっていく。
「めめ……大好き」
めめへの気持ちが溢れてきて、俺はめめをぎゅっと抱きしめた。 俺ははやる鼓動をおさえながら、めめのそこに手を伸ばす。
めめがしてくれる時も、ドキドキしてしょうがないけど――今感じている高鳴りは、その時とは全然違うものだった。
緊張で指先が震える。俺だって、自分以外のそんなところを触ったことなんてない。だけど、めめのだったら――そう考えると、頭の奥が熱くなってくる。
ゆっくり時間をかけて、めめのそれを外に出す。こんな状況で初めて見るそれに、俺の目は釘付けになった。
「……っ……あんまり見るなよ」
キスをしていたからなのか、そこは既に少し反応を示していて――めめは気まずそうに顔を逸らした。
「めめ……」
そんな気持ちになってくれていることがうれしくて、俺は指先を伸ばしてそこに触れてみた。
「っ……」
そこはもう熱くて、ほかで感じる体温とは全然違う熱さに、よくわからない興奮が押し寄せてくる。
俺はそのまま手を添えて、そこを握った。
「……っん、……」
めめから小さく声が漏れる。めめのそこに触ってるんだって、反応からも実感して……鼓動がどんどん速くなってくる。
握ったまま、手をゆっくりと動かしてみる。直に触れると、そこの熱さをしっかり感じて、めめも興奮してくれてるんだとわかる。
「……っく、は……ぁ……っ」
めめの口から吐息が漏れて、そんな反応にもどんどん煽られて――俺は手を少し速めてみる。
めめがいつもしてくれるみたいに、上から下へと扱いていく。手の中のそれは大きさを増していって、感じてくれてるんだと思うと喜びで胸がいっぱいになる。 「ん……っ、う……っ」
ひたすらそこを擦っていると、先のほうに透明な液体が滲みはじめる。めめが気持ちよくなってくれてる証拠で……俺はうれしくなってそれに触れた。
「……っく、……っ」
指先に触れたそれを塗り広げるようにして、全体を擦る。そうすると、ぐちゅぐちゅいやらしい音がして――それを聞いて、ますます興奮してくる。
「あっ、……――っ」
めめが少し大きな声を出して、手の甲で口元を覆った。声が出るほど気持ちよくなってくれているのをうれしく思う反面、少し不満を覚える。
(俺はいつも、声出しちゃうのに……)
俺がしてもらってる時は恥ずかしい声だってめめに聞かせてしまうのに、自分が気持ちいい時にはそれを聞かせてくれないなんて面白くない。
俺はめめに顔を近付けて、耳元で囁いた。
「めめ、口おさえないで……声聞かせてよ」
するとめめは俺に視線を向けて――その表情に胸が高鳴る。
めめの頬は赤く染まっていて、気持ちよさからなのか目元もうっすら潤んでいた。こんなめめを見るのは初めてで……目が逸らせない。
(めめ、気持ちいいと――こんな顔になるんだ……)
俺の手で、気持ちよくなってくれて――こんな色っぽい顔で見つめてくるめめに、今まで感じたことのないぞくぞくした感覚が沸き上がってくる。
こんなめめを、もっと見たい。誰も知らないような……俺しか知らないめめを――。
そんな気持ちに突き動かされるように、俺はめめのそこを刺激する。すっかり大きくなったそこを何度も擦ると、めめの口から絶えず声が漏れた。
「んっ、うぁ……っあ、んん……っ」
部屋の中に、めめの声とそこを擦る音だけが響いて……めめにエッチなことしてるんだって実感して、頭がくらくらする。
「……ラウ、もう……っ」
「めめ……」 めめは頼りなげな視線で俺を見た。いつものめめからは考えられない、弱々しい表情で――そんなめめが可愛くて、胸がきゅんとする。
「……っあ、ぅ……んっ、は……っ」
めめの反応から、そろそろいきそうなんだとわかって……頭の中が興奮でぼうっとする。
このまま、もっともっと気持ちよくなってほしくて、俺は手を動かした。
「う……っく、んぁ、あ……っ」
めめが一際大きな声をあげて、身体を震わせると――手の中に、熱いものが溢れたのを感じた。
(――めめ……)
俺の手は……めめの出したもので濡れていた。
「……っ……はぁっ……、はぁ……っ」
めめは荒く息をついていて、顔は真っ赤で――どこか呆然としているようだった。
でも……その表情はまぎれもなく俺の手で感じてくれた証拠で、喜びとか興奮とか、いろんな感情がない交ぜになって……気持ちが追いつかない。
ただ、俺はそんなめめから目を離せなくて……じっと見つめてしまった。
「……っ」
それに気付いためめが恥ずかしそうに顔を背ける。そんな行動も可愛く思えて、胸の奥が疼く。
「めめ……気持ちよかった?」
反応を見ているのだから、それはわかっていることだけど……俺は、あえて問いかけた。
めめは顔を背けたまま黙っていたけれど――しばらくして俺に向き直った。
潤んだ瞳と目が合うと、めめは小さくうなずいてくれた。
やっぱり恥ずかしいのか、それ以上は何も言わなかったけれど……ただそれだけでも、めめが気持ちよくなってくれたことがうれしくて、胸が震える。
(めめが、こんなに気持ちよくなってくれて……もし、この先があったら――)
興奮で痺れる頭で、俺はそんなことを考えた――。 めめラウが一番違和感なく入りこめるね
生々しい表現なのになぜかすごく綺麗…絶妙 「」内のセリフがちゃんとラウールの舌足らずな声めめの甘い声で再生される 俺がめめにしてあげた日から……前にもまして、俺はめめのことばかり考えるようになってしまった。
あの時に初めて見ためめの表情や反応が、頭に焼きついて離れない。そしてそれと同時に感じた、自分の気持ちも――。
それまでは曖昧だったことが、今ならはっきりとわかる。キスしたり、触ったり……それ以上のことを、俺はめめとしたい。
今までみたいに触れ合うだけじゃ、きっともう我慢できない。俺がめめを好きな気持ちは、その先へ進むことを望んでしまっていた。
(――でも……)
それより先のことは、俺ひとりで望んだってどうにもならない。めめの気持ちが俺と一緒じゃなきゃ……だって、それは今までしてきたこととは全然違うから。
めめは優しいから、俺がしたがってることを知ったら聞いてくれるかもしれない。たとえ、めめ自身が望んでいなかったとしても。
でも、そんなのは嫌だ――俺の気持ちを優先して、めめに無理をさせるくらいなら……自分の中にしまって、我慢していたほうがいい。
それに、自分でもちゃんとできる自信なんてなかった。まず、そんなことをした経験もないし、わからないことばかりなのに……ただ、気持ちだけが先走って、めめを求めてしまう。
大好きなめめを傷つけるようなことはしたくない。でも、この気持ちを隠しとおせる気もしなくて――俺はどうすることもできないまま、日々を過ごしていた。 今日は家に誰もいない日で、前からめめが家にきてくれることになっていた。めめはオフで、俺も学校のあとに仕事が入っていなかった。最近はお互いに忙しかったから、久し振りに二人きりになれる。
でも……今までだったら素直に喜べたことが、今は少し複雑な気持ちになってしまう。もちろん、めめと一緒にいられるのはうれしい。でも……
(今、めめと二人きりになったら……)
最近、そんな時間もないほど忙しかったのはかえってよかったのかもしれない。あれ以来、めめとそういうことにはなっていない。
でも……今、もしそんな雰囲気になったら、俺は自分がどうなっちゃうのかわからない。めめと二人きりでいて、どんな気持ちになるのか……
かと言って、前から決めていた予定を、俺がこんな気持ちになってるからって無しにするようなことはしたくなかった。俺が勝手にひとりで悩んでるせいで、まためめを不安にさせてしまうのは……
気持ちの整理がまったくつかないまま、俺はその日の授業を終えた。
帰宅してからも、全然気持ちはまとまらなくて――着替えもしないまま、ただめめのことを考えて……時間だけが過ぎていった。
(めめに嘘はつきたくないし、めめにもついてほしくない。だから、俺とめめの気持ちが同じじゃなきゃだめなんだ……)
そう思うと、これ以上先に進むことなんてできない気がして、少し気持ちが落ち込んだ。
時計を見ると、そろそろめめがくる時間だった。めめに会えるのはうれしいのに、心の中はモヤモヤとしたままで……まためめを心配させてしまうかもしれない自分に嫌気が差す。
インターホンが鳴って、俺はめめを迎えるために玄関へ向かった。 「めめ……いらっしゃい」
ドアを開けると、まだ制服だった俺にめめは少し驚いたみたいだった。
「ごめん……帰ってきたばっかだった?」
俺が帰宅してからまだそんなに経っていなかったと思ったのか、めめは少し遠慮がちに言った。
「ううん……そういうわけじゃないんだけど」
ただ、俺が着替えもしないでずっと考え事をしていただけだ。それなのに、俺のことを気遣ってくれるめめは優しくて……罪悪感を覚える。
でも、そんなことも正直には言えず、歯切れの悪い返事になってしまった。めめを不安にさせたくなくて、俺はなんとか笑顔を作って言った。
「大丈夫だから……早く部屋行こうよ」
自分で口にして、これから俺の部屋でめめと二人きりになるんだと自覚する。それだけで、心臓がどきっと跳ねた。
部屋に入って、めめと二人きりになる。今までは、ただうれしくて楽しかったことが――今は、胸の奥がびりびりして、どうしたらいいかわからない気持ちになる。
俺は何も言えずに、部屋の中は静まり返っていた。めめも、やっぱり俺の様子がおかしいことに気付いているのか、何も言わなかった。
いつも通りでいいんだ――そう思うのに、俺の部屋にめめがいるという事実が、いつも通りではいられない感覚にさせる。
でも、ずっとこんな状態じゃいられない……少しの間でいいから、この空気から逃げたかった。
それは、めめを避けたいとかではなくて、ただ俺がそういうことへ思考が向いてしまうのを止めるためだった。 俺はなるべく自然に聞こえるように、明るい声を出した。
「めめ、喉渇いてない? なんか飲み物取ってくるよ」
そう言って、部屋から出ようと足を踏み出して――動揺が表れたのか、俺はバランスを崩した。
「――……っ」
そのまま――俺は床に倒れこんでしまった。
めめに覆いかぶさるような形で……
「……めめ――」
目の前には、めめの顔があって……身体は、ぴったりと密着していた。
「……ご……ごめん、痛く――なかった……?」
なんとか声を絞り出して言うけれど、その声は震えて……それよりも、心臓がうるさいくらいに大きく鳴っていた。
まるでめめを床に押し倒したような体勢になっていて、顔が熱くなる。早くどかなきゃ、と思っても……体が動かない。
(――だって、めめが……こんな近くにいるんだから……)
めめは突然のことに驚いているようだったけど、体をぶつけたりはしてないみたいだった。それには安心したけれど……どうしても、体が動かせなかった。
心臓がバクバクいっていて、頭が真っ白になる。ただ、俺が躓いて、めめを巻き込んで倒れてしまっただけなのに――
……もう、我慢ができなかった。
「……ん……っ」
俺は目の前のめめに引き寄せられるように――唇を重ねていた。
めめの唇を舌でなぞって、薄く開いた口に舌をもぐり込ませる。
「んん……ん、ふ……ぅ……っ」
舌を絡ませて、痛いぐらいに吸い上げる。初めての時は全然慣れなかったキスも、何度も繰り返すうちに――すっかり夢中になっていた。 「んぁ……っは、ぁ……んぅ……っ」
唇を離しても、まだ全然足りなくて……俺は何回もめめの唇に吸いついた。
「……っ、はぁっ……ん……っ」
ようやく落ち着いた頃には、俺もめめも息が上がっていて――めめの瞳は潤んでいて、そんな表情にたまらなくなる。
俺はめめの身体をぎゅっと抱きしめて、思いのままを口にした。
「……どうしよう――俺、めめとしたい……」
俺の言葉に、めめが目を見開く。
我慢しようと思ってたのに……めめに触れたら、止まらなくなった。
だって、大好きなめめがすぐそばにいるのに――自分の気持ちを隠すことなんてできなかった。
でも……こればかりは、俺だけが望んでたってどうにもならないことで……今、こうして口にしてしまったら、もう後には戻れない。
もしかしたら、拒絶されるかもしれない――それは当然のことで、めめが俺と同じくらいの気持ちでいてくれてるかなんてわからない。
言わないでいれば、拒まれることもないし、俺もめめも傷つくことはない。けど……それはもうできなかった。
(めめが大好きだから――俺は、もっと、めめと……)
めめは何も言わない。俺は祈るような気持ちで……めめの言葉を待った。
「……ラウ……」
めめが俺の頬に手を添えて、そのまま撫でられる。そして――顔を引き寄せられて、唇が触れ合った。
「――めめ……」
「俺も……お前としたい」
めめから告げられた言葉に……心臓がどくんと跳ねる。
(めめ……今、……) 頭がついていかない。胸が高鳴って苦しくて――声を出すこともできない。
(めめも――俺と、同じ……?)
めめも同じ気持ちなんだと思うと、うれしくて、たまらなくなって……今まで感じたことのない幸福感に包まれる。
「……ほ、ほんと……に? 無理してない……?」
掠れる声でめめに訊ねる。うれしいけれど、やっぱり不安で――もっと、めめの言葉が聞きたかった。
「本当だよ……俺も、ラウと……ずっとしたかった……」
「……めめ……」
胸がいっぱいで、涙が出そうになる。めめの声に、不安な気持ちは溶かされていった。
「……でも、こんなこと――お前に言ったら、嫌がられるかもしれないって思って……」
(――めめも、同じだったんだ……)
めめも俺と先に進みたいと思ってくれてて……それでも言えなかったのは、好きで、大事に思ってくれてるから……それを実感して、胸が疼く。
「俺も――めめが、同じ気持ちじゃなかったらって思ったら……恐くて……ずっと、言えなかった」
(好きだから、傷つけたくなくて――めめも同じように、思ってくれてたんだ……)
一歩を踏み出すのは怖い。だけど……踏み出さなかったら、言葉にしなかったら……何も始まらない。
「めめ……」
めめをじっと見つめると、見つめ返すめめの表情は熱っぽくて――そんな顔も、今まで見たことのないものだった。
そして、めめのそんな表情から……それはもう始まっているんだと強く実感して、めまいがするような感覚に襲われる。
俺はまためめにキスをして……それはまた次第に深いものになっていった――。 ホントに凄いよね実はプロに近い人が書いてるのかなと思ってる
心理面の描写が繊細で引き込まれる
ラウちゃんの切なさの描写にきゅんです めめが同じ気持ちだとわかってから、俺は自分の気持ちを抑えられなくて――我慢していた反動なのか、何度もキスをしてしまっていた。
「んんっ……はぁ……ん、ふ……っ」
「めめ……っ、ん……っ」
唇に触れるだけじゃ足りなくなってきて……めめの耳元に口づけた。
「んっ、あ……っ」
するとめめの身体がびくっと震えて、そんな反応も初めて見るもので……俺はますます興奮してくる。
「めめ……耳、気持ちいいの……?」
「……ん、……っ」
耳元で囁くように言うと、めめの身体がまた震える。
返事はなかったけれど、その反応が肯定なんだとわかって……俺はまた耳にキスをした。
「……んん、ぅ……っ」
俺のすることに、めめが反応してくれて――気持ちよくなってくれてることがうれしくて、もっともっといろんなところに触れたくなった。
今度は耳じゃなくて、首筋に唇を寄せた。めめの首筋は綺麗でさらさらしていて――見てるだけじゃわからなかった感触に鼓動が高鳴る。
「んっ……」
めめは小さく身体を震わせたけれど、気持ちいいというよりもくすぐったそうな感じで――どうしたら気持ちよくしてあげられるのかと思考を巡らせる。
少し考えて――俺は舌を出してそこをわずかに舐めた。
「……っ、ラウ……っ」
めめはびっくりしたみたいで俺の顔を見る。
「ご……ごめん、だめだった……?」
めめの顔は真っ赤に染まっていたけれど……でも、嫌そうな表情はしていない。 するとめめは恥ずかしそうに視線を逸らしてしまった。でも……俺の問いかけに何も言わなかったということは、少なくとも……嫌じゃなかったってことだ。
俺はもう一度……さっきよりも大きく首筋を舐める。
「……ふ、ぁ……っ」
そうすると、ただ唇で触れただけの時とは明らかに反応が違って……めめが気持ちよくなってくれたんだとわかった。
俺はそのまま口づけながら、何度も首筋を舐めた。そのたびに、めめはびくびくと身体を震わせて――それがうれしくて、止められなくなる。
「んぁ……ぅ、ん、ん……っ」
めめの口から甘い声が漏れて――でも、前にした時みたいに、めめは口元を手で覆ってしまった。
やっぱり、それは面白くなくて……俺はめめの手に自分の手を重ねて言った。
「めめ……声我慢しないで」
めめをじっと見つめると……やっぱり恥ずかしいみたいで、俺を見る目は弱々しかった。
ふだんはかっこいいめめが、こんな顔になるなんて……それはまぎれもなく俺がしていることに反応してくれてるからで、胸の中がじわじわ熱くなる。
(もっと……いろんなめめが見たい)
そう思うと、どんどん気持ちが逸って――これだけじゃ物足りなくなる。 俺は鼓動が速まるのを感じながら、思いきってめめのシャツをたくし上げた。
「……っ」
突然のことに、めめは驚いた顔で俺を見つめる。でも……止められない。
(……めめ――)
めめの裸なんて、着替えの時とかで何度も見ているのに……今、こんな状況で見るだけで、頭がくらくらするほどの衝撃を受ける。
俺は手を伸ばして、めめの肌に触れた。そして、少し撫でてから――めめの胸に指先で触れてみる。
「……ん……っ」
たったそれだけで……指先が熱くなるような感覚になって、心臓がさらに速まる。
でも……もっとめめの反応が見たいから、摘むようにして指を動かしてみる。
「……んん、……っ」
めめがぴくりと震えて、そこでも気持ちよくなってくれそうだとわかって……俺はそのまま指を動かした。
「……あ、っ……」
指でこねるように動かしていると、爪の先が当たってしまって……めめの身体がびくんと跳ねた。
「つ……ぅ……っ」
「あ――ごめん、痛かった……?」
俺は慌ててめめの顔を見る。でも……めめの顔はさっきよりも赤くなっていて、どこかぼうっとしていた。
(もしかして……気持ちよかったのかな……?)
そう思ったら、なんだか頭の奥がびりびりしてきて……もっと触りたくなる。
でも、もし違ったら……ただ痛くて反応しただけだとしたら、めめの嫌がることはしたくないから……聞いてみることにした。
「めめ……今の、気持ちよかった?」 まさかそんなことを聞かれるとは思ってもいなかったのか、めめが驚いた顔になる。
けど……めめが気持ちいいと感じることならなんでもしてあげたかったから、ちゃんと答えてほしかった。
「……そんなの、もう一回して……確かめろよ」
でも……めめから返ってきた言葉は予想外のものだった。
自分で言うのが恥ずかしいのか……それはわからないけど、小さく呟かれた言葉に胸が高鳴る。
(それ……って、もう一回してほしいってこと……?)
本当に嫌だったらそう言うはずだし……素直じゃないめめが可愛くて、胸が疼く。
俺はめめの言う通り、もう一度爪の先でそこに触れた。少し引っ掻くような動きになってしまったから、やっぱり痛いんじゃないかと不安になる。
でも……めめの反応からそうじゃないことがわかってほっとする。
「んあっ、……っ」
めめがびくびくと震えて、嫌じゃなかったんだと――感じてくれてるんだとわかるとうれしくて、それと同時に、いいようのない興奮を覚える。
(めめ、こういうのが――気持ちいいんだ……)
少し痛みを覚えても、それがめめの快感につながるんだと思うと……きっとめめ自身も知らなかっただろう秘密のようなものを、俺が探しあてたみたいで――喜びが胸に広がっていく。
今度は指先に力を入れて、少しつねってみる。やっぱり痛くないかと心配にはなるけれど、めめの表情を見たら――それが間違っていないとわかる。
「んんっ……あっ、ぅ……っ」
めめは目元を潤ませていて――それが痛みではない別の感覚からくるものだって、はっきりとわかった。
そんなめめを見ていて、自分でもよくわからないほど興奮してくる。頭の中が熱くて、ただ――もっと気持ちよくなってるめめが見たいって、その思いだけが強くなっていく。 そのまま胸を弄っていると、そこが赤く膨れあがってきていることに気付く。
めめのここが、こんなふうになるなんて……そして、そうしたのはまぎれもなく俺で……それを考えるとやっぱり、うれしくてしょうがなくなる。
俺は引きつけられるように――そこに唇を寄せた。
「ん、ぅ……っ」
めめの身体がまた震えて、俺はそのままそこに吸いついた。
「あ、……っ!」
めめが大きな声を出して身体を跳ねさせる。それまでとは違う反応に、頭がくらくらするような感覚になって――もっとそこを刺激してみる。
「んぅ、んんっ……う、ぁ……っ」
めめの口からは今まで聞いたことないような甘ったるい声が漏れていて、めめをこんなふうにしてるのは俺なんだって……はっきりと思い知らされる。
そんな声にも煽られて、鼓動はどんどん速くなっていって――俺はさらにそこを強く吸った。
「……ん、んん……っ、はぁ……ぅ……っ」
「ん……、めめ……」
一瞬、唇を離してそこを見ると……真っ赤に腫れた胸が唾液で濡れていて、そんな光景のいやらしさにもどうしようもなく興奮する。 めめの顔はすっかり赤く染まって、まるでとろけそうな表情になっていて――目に映るすべてが刺激的すぎて、現実のものと思えない。
そういうことをしたいって、漠然と思っていたけれど……実際に目にすると、そのあまりの衝撃に頭がついていかない。
ただ、めめのことが好きなんだって――もっと気持ちよくしてあげたいし、見たことのないめめが見たいって……その想いだけが強くなる。
(……でも……)
俺はそんなめめを見ていて、自分のそこが痛いぐらいに張りつめてきているのを感じていた。
(めめを気持ちよくしてあげたいし……俺も、気持ちよくなりたい。……めめと一緒に……)
それが、俺が望んでいて――めめも同じ気持ちでいてくれた、その先のことで……俺は、そこに進みたかった。
俺はめめの潤んだ瞳をじっと見つめて……小さく呟いた。
「めめ……――俺、めめに入れたい……」
そう言うと、めめの瞳が揺れて……めめも、俺を見つめ返してくれた。
心臓がそれまでよりも速く鳴ってて、こんなにドキドキしたら本当に壊れてしまいそうだった。
「……ラウ……」
めめが俺の首に腕を回して、そのまま抱きしめられる。
それだけで、めめもそれを望んでくれてるとわかって――うれしくて、涙が出そうになる。
「めめ……」
俺もめめを抱きしめ返して……何度目かわからないキスをした。 いよいよそういうことになると思うと、心臓がおかしくなるほど高鳴る。
でも……俺は正直、まだよくわかっていなかった。
下も脱がせて、露わになっためめの身体を見て――頭の中が溶けそうなぐらい熱くなる。
めめのそこも既に反応していて、同じように興奮してくれていることがわかってうれしくなる。思わずそこに手を伸ばして、軽く触れてみるけれど――これからするのはそうじゃない。
(……どうしよう……)
いざその段階になって、俺は自分の経験のなさに焦った。
(こんなんじゃ、めめを不安にさせちゃう……)
せっかく、めめがしたいって思ってくれてるのに……俺がこんな様子じゃ、めめをがっかりさせてしまうかもしれない。
ひとり焦っていると……俺の手に、めめの手が添えられた。
そして……そのまま手を引かれ、めめの後ろに指先が触れる。
「……ここ……?」
思わず聞き返すと、めめは恥ずかしそうに俺から視線を逸らしてうなずいた。
「めめ……」
めめだって、こんなことはしたことがないのに……それでも、なんの経験もない俺のためを思ってくれてるんだとわかって、胸が熱くなる。
俺は少し緊張しながら、そこに触れて……そのまま少しずつ、指を入れていった。
「……ん……っ」
中はびっくりするぐらい熱くて……きついのに、このまま指を飲み込んでしまうんじゃないかという錯覚を覚える。
おそるおそる指を動かしていたけれど、なんだか中がもっと奥まで誘うような感覚になっている気がして――思いきって深くまで進めてみる。
すると、指先が中のどこかに触れた途端……めめの腰が大きく震えた。
「っあ、……っ」 「めめ……?」
めめの反応にびっくりして、思わず手が止まる。
めめの顔を見ると、めめも驚いているみたいで……どこか呆然とした表情で俺を見た。
「ごめん……大丈夫……?」
もしかしたら、めめを傷つけてしまったのかもしれない。不安が押し寄せて、めめに問いかけた。
でも、めめの顔をよく見ると……それは痛みを感じたり、不快になっているような表情ではなくて、むしろ――
「気持ち、よかった……?」
俺は思わずめめに訊ねてしまっていた。
俺と目が合うと、めめは少し気まずそうで……でも、言ってくれないとわからない。
「……うん……」
消えてしまいそうなほど小さな声だったけれど……めめは、確かにそう言った。
(……ここにも、気持ちよくなるところがあるんだ……)
それはめめだって初めて感じることで、俺に経験がなくても……めめも一緒に初めてを知ってくれるんだということが、たまらなくうれしくなる。
それまで心の中にあったいろんな不安がどんどん消えていって、めめもまだ知らないことを一緒に知りたいって気持ちだけが残った。
俺は止めていた手を動かして、また指で中を探った。少し動きに慣れたのか、さっきよりも動かしやすくなってきていたので、指を増やしてみる。
でも、それでめめを傷つけてしまったらいけないから、あくまでも慎重に動かしていく。
(さっきのところ……このへん、だったかな……)
さっき触れた場所を思い出しながら、指を奥まで進めると……めめの反応が大きくなる。
「んっ、あっ……あぁ……っ」
めめが、今まで聞いたことのないような声をあげて――ちゃんと気持ちよくなるところに触れたんだって思って、安堵と喜びが胸に広がる。 もっとそんな声を聞きたくて、俺はそこを指でぐっと押してみる。
「んあっ、あ、んん……っ!」
その声にますます煽られて、俺は何度も指を動かした。そのたびに、中が指を締めつけてきて――
(――ここに、俺の……入れたら、どうなっちゃうんだろ……)
思わずそんなことを想像してしまって、頭の中が沸騰しそうなほど熱くなる。
一度考えてしまったら、もうそのことしか考えられなくなって……俺は指を動かしながら、めめの耳元で囁いた。
「ごめん……もう、限界かも……」
俺の言葉を聞いて、めめが俺を見る。熱にうかされたような表情に、胸がどくんと高鳴って――ますます我慢できなくなる。
「もう、入れて……いい?」
どれくらいすれば入れても大丈夫なのか、全然わからなくて……もしかしたらまだ足りないのかもしれないけど、俺は早くめめの中に入りたくてしょうがなかった。
苦しくなるくらい鼓動が速まって、少し不安になりながら……めめの言葉を待った。
「……いいよ」
でも、めめはそんな俺を落ち着けるみたいに優しく言ってくれて――その声に、心がほぐれていく。
「めめ……」 意外にも一貫してめめは受けなのね
ラウちゃんは手探りながらグイグイでさすがなんでも器用にできる子 昨日寝落ちする前にここ見つけて貪るように一気に読んだ
朝起きてあれは夢だったかと思ったら現実だった
すぐにテキスト保存した
数年後お宝になってるはず
どなたか存じませんがありがとう 読んでいただきありがとうございます
遅くなりましたが続きです 心臓が飛び出しそうなほどドキドキしながら……俺は自分のそれを取り出した。
自分でもびっくりするぐらい大きくなってて、それだけめめとしたいんだってことを自覚して少し恥ずかしくなる。
めめの視界にも、俺のが映ったみたいで――それを見ためめが驚いた顔になる。
手でしてくれてる時に何回も見てるのに、実際にそういうことをするとなると……やっぱり、ちょっと違って見えるのかもしれない。
(それに、めめだって初めてなんだから……)
キスだって、触るのだって……いつもめめがリードしてくれてたけど、こればっかりは違う。
俺のほうが、エッチなことには慣れてないっていうのはあるけど……それでも、お互い初めてのことなんだから……それを一緒に知っていけるのがうれしかった。
「めめ……」
俺は緊張しながらめめのそこに自分のを押しあてて――ぐっと腰を進めた。
「……っう、ぁ……っ!」
「くっ、――っ」
こんなところに、入っていかないんじゃないかと思ったけど……少しずつ、そこは俺を受け入れていった。
「……はぁっ、う……っ、んん……っ」
でも……めめの表情は苦しそうで、目にはうっすら涙が浮かんでいた。
「めめ……っ」
痛いんじゃないかと心配になって、どうしたらいいかわからなくなる。
(――でも……)
そんな気持ちとは裏腹に……少し入れただけでも、俺のをぎゅっと締めつけてくる初めての感覚が、思考を奪っていく。
(どうしよ……すっごい、気持ちいい……)
めめが辛いなら、やめたほうがいいのかもしれないと思うのに……もっと気持ちよくなりたくて、動きを止められない。 「っつ、ぅ……あ……っ」
狭い中に強引に押し入って、どんどん俺のものをめめの中に埋めていく。
「めめ……、う……っ」
中に進めるほどにまとわりつく強さも増して、溶けそうなぐらい熱い感覚に何も考えられなくなる。
「んんっ……はぁっ、う……っ」
腰を押し進めて、少し無理やりだったけれど――中に、俺のそれが全部入っていった。
「はぁっ……うっ、……めめ……っ」
「……んっ、く……んぅ……っ」
めめは声も出せないみたいで、痛みなのかそれとも別の感覚なのか……それを必死に耐えているようだった。
そんなめめの様子も、俺を刺激して……もう、自分を抑えられない。
俺は腰を引いて――また、奥までぐっと進めた。
「うぁ、あ、――っ」
「めめっ……ごめん、俺……っ」
めめの中を行き来するたびに、そこはぎゅうぎゅうと俺を締めつけてきて――動きを止められない。
「……んぁ、あ、あぁ……っ」
何度も往復していると、中がまるで馴染んだみたいに動かしやすくなって……俺の動きはさらに増した。
「めめ、っう、ぁ……っ」
奥までそれを押し込むと――ひときわ中がきつくなって、めめが大きな声をあげた。
「んあっ……、あぁっ……!」
「……っ……めめ……?」 それまでとは違う感覚に、めめの顔を見ると……めめはとろけそうな、可愛くて……熱っぽい表情をしていた。
そんな表情から、めめを辛いだけじゃなくてちゃんと気持ちよくさせてあげられたんだとわかって――俺は、また腰を動かした。
「ラウ……、んっ、あ……っだめ……っ」
「……っ、なんで……?」
奥まで突くと、めめの身体がびくびく震えて……絶対に気持ちよくなってくれてるはずなのに、なんでだめなんて言うのかわからない。
「だって……っんん、あっ、うぁぁっ」
めめがだめって言うところを、何回も突いてみる。そのたびにやっぱり、中は苦しいぐらいにきつくなって――めめから溢れる声も止まらない。
でも、めめが言ってくれないと……俺はわからない。
「めめ――気持ちよかったら、いいって言って……? わかんないから、俺……っ」
動きは止めないままそう言うと、めめがなんだか泣きそうな顔になる。
「……んん、んっ、ふぁ、あ……っ」
めめは俺にしがみついて、腰に脚を絡めてきた。
そうすることで、もっと深くまで繋がって――中の奥のほうまで、俺のものを飲み込んでいく。
めめのそんな動きに、全身で俺を求めてくれてるんだとわかって……今まで感じたことがないくらいの興奮で頭がくらくらする。
「んぁ、っあ、……っいい……、きもち、い……から……っ、もっと……っ」
「……っ……めめ……っ」
(めめが、だめって言ったのは……気持ちよすぎるから……ってこと……?)
そう思うと、胸が苦しくなるぐらいめめのことが愛しくなって――めめを抱きしめながら、顔を寄せて囁いた。
「めめ……――大好き」
「……っ、ぅ……んん……っ」 俺がそう言うと、中がまたきつくなって……俺のものを締めつける。
言葉にも身体で反応してくれるめめがたまらなくて――俺は何度も中を強く擦った。
「は、ぁっ、う……あぁ……っ」
めめの瞳からは涙がこぼれていたけれど、それが痛みや苦しさじゃなく、気持ちよさから溢れるものなんだってはっきりとわかる。
「……っはぁ……、く……ぅ……っ」
めめが気持ちよくなってくれてるのと、きっと同じくらい――俺も気持ちよくて、もうそれだけしか考えられなくて、何度も奥を貫く。
(こんなに気持ちいいことを……めめは、俺としたいって思ってくれてたんだ……)
同じ思いを持ってくれていたことが、実際にそれを身体で感じてみると……どれだけすごいことなのかがわかる。
「っあ、ぁ……ラウ……っ」
めめが俺の名前を呼んで、背中に回した腕に力を込めた。他の誰も知らない、こんなめめの姿を――俺だけが独り占めしてると思ったら、胸の中が優越感で満たされる。
「めめ……っう、はぁ……っ、ん……っ」
熱くてどろどろに溶けそうな中に締めつけられて、自分のそこにぐっと熱が集まっていくのを感じる。
「はぁっ……はぁ、……もう、……っ」
もう、何も考えられなくて――ただ限界を迎えそうな感覚だけが俺の身体を動かした。
「ふぁ、っあ、う……っん、んん……っ」
めめが涙を溢しながら目を閉じて――中がびくびくと痙攣するみたいにきつくなる。
「んっ、あ――あぁぁ……っ」
「……っく、……うぁ……っ……!!」
中がそれまでよりも強く俺を締めつけて……目の前が真っ白になる。
「っはぁ……はぁっ、はぁ……っ」 生まれて初めて味わう強烈な感覚に――俺は、しばらく身動きができないでいた。
「……っ……、ん……は、ぁっ……」
めめも、全身の力が抜けてしまったみたいで……俺に回していた腕の力がゆるむ。
真っ白になっていた頭の中が、少しずつ現実に戻っていって……今の状況をゆっくりと理解する。
(……俺……いっちゃったんだ……)
わけがわからないぐらい気持ちよくて、最後のほうはもう記憶がないほどだった。ただ、初めて感じる気持ちよさに夢中になって……
「……めめ……」
自分のことばかりで、めめのことを考えてあげられていなかったかもしれない……。不安になってめめを見ると――めめの頬は涙で濡れていた。
「めめ……だいじょぶ……?」
「っ……はぁっ……はぁ……、っ……」
めめは荒く呼吸を繰り返すだけで、声も出せなくなってしまっているようだったけど――重なった身体の間に、ぬるりと濡れたものを感じて……それが、めめが出したものなんだとわかった。
(めめも……一緒に、気持ちよくなってくれたんだ……)
うれしくなるのと同時に、俺のそれで――こんなに感じてくれたんだと思うと、めまいがしそうなほど興奮する。
「……あ……」
(俺、めめの中に……出しちゃった……)
いくら男同士でも、中に出すのはよくなかったんじゃないか。
少し焦りを覚えたけれど……今日、こんなことになるなんて思ってなかったから、なんの準備もしていなかった。そもそも、今までそんなことをしたことがないんだから……必要なものも持ってない。
それだけ、めめのことしか考えられなくて――めめに夢中になっていたんだと思うと、気まずさや恥ずかしさで顔が熱くなってくる。
「めめ……」
めめの顔を覗きこむと、まだ落ち着かないのかぼんやりとした視線を俺に向けて――その表情が、たまらなく色っぽくて……胸がどきりと高鳴る。 少しして、めめの呼吸が落ち着くと――俺はたまらずに、めめに口づけた。
「ん、んん……っ」
めめの唇は熱くて……いつもするキスよりも、もっと頭の中を痺れさせた。
「……ん、はぁ、……っ」
舌を絡めて、何度もキスをするうちに……俺は、まだ繋がったままのそれが、また熱くなっていくのを感じた。
それに気付いたのか、めめが驚いた顔で俺を見る。
「……っ……ラウ……」
「ご……ごめん、めめ……」
申し訳なくなりながらも、一度熱くなったそれが止められないのを、俺は充分すぎるほど知っていた。
めめのことを考えたら、我慢しなきゃいけないのはわかってる。それでも……一度覚えてしまったあの気持ちよさを、また感じたくなってしょうがなくなってしまった。
「……もう一回、いい……?」
そう言うと、めめが俺の背中に腕を回して……ぐっと引き寄せられる。
「……お前が満足するまで……いいよ」
甘い声で囁かれた言葉に、全身がぞくりと震えて……もう、自分を止められなくなる予感がした――。 めめが教えたんじゃなくてふたりとも初めてだったとは 結局――俺はあれから、もう一回して……そのあと、落ち着いてからもベッドでまた二回もしてしまった。
俺もさすがに疲れてしまったけれど、それよりも……めめがぐったりしてしまって、次の日仕事に行くのにかなりしんどそうだった。
その日は雑誌の撮影だったから、あまり体を動かすようなことはなかったけれど……現場でも具合の悪そうな様子に相当心配されたらしい。
それでも、ちゃんと仕事をこなすのはさすがめめだと思ったけど――俺のせいで調子を崩させてしまったことには、反省するしかなかった。
俺も、めめとしたくてしょうがなかったけど……めめも同じように思ってくれてて、俺が何回もしたがっても、めめもそれに応えてくれたから……
(……めめが、あんなにエッチだなんて思わなかった……)
ふだんからは想像もできなかった姿に、自分を止められなくて……何度も、したときのことを思い出してしまう。
(でも……こんなこと、知っちゃったら……)
今まで知らなかった、ただ気持ちよくて幸せな時間を知ってしまったら……もう以前のようには戻れなくなりそうだった。
ここ数日はお互い仕事があったので、今日は久し振りにめめの家に行く。初めてした日からしばらくは、仕事で顔を合わせるのもなんだかどぎまぎしてしまって――でも、めめはいつも通りだったから……なんだかくやしかった。
(……してる時は、あんなになっちゃうのに……)
それでも、俺しか知らないめめがいるんだと思うと……そんな悔しい気持ちも薄れていった。
明日は二人ともオフだから、今日はめめの家に泊まれる。でも……
(泊まるってことは、つまり……)
すでに思考がそっちの方向にいきかけていて……必死に考え直そうとするけれど、一度頭に浮かんでしまったことはなかなか消せない。
それに、正直……まためめとしたら、俺は自分を抑えられる自信が全然なかった。
(またあの時みたいに、めめの調子悪くさせちゃったら……)
大好きなめめのことを気遣えないようじゃだめだと思いながら、大好きだからこそ――めめに触れたいと思う気持ちも抑えられない。
俺はそんなやり場のない気持ちを抱えながら、めめの家へと向かった。 最初はどうなることかと思ったけれど――久し振りにめめと二人だけの時間を過ごせることがうれしくて、なんとかやましいことには思考が向かわずにすんだ。
でも……安心したのもつかの間、俺はどうにかやり過ごせていたと思っていた気持ちをあっさり呼び起こされた。
「……めめ……」
シャワーから出ためめを見て――俺は固まった。
めめの濡れた髪から水滴が落ちて、それが首筋を伝う様子とか――熱で火照って赤く染まった肌が、たまらなく刺激的に感じて……目が離せなくなった。
今まで何度か見てきた光景なのに、一度そういうことになってから……それまでとは全然違うふうに見えるようになってしまったものがいくつかあって、今――まさにそれを目の当たりにしている。
心臓が早鐘を打って、顔も熱くなってくる。俺の視線に気付いたのか、めめがこっちを向いて――目が合った。
「……あ……」
ここで目を逸らしたりしたら明らかに不自然だと思い、俺はそのまま動けなかった。めめはじっと俺を見つめていて――そんな表情にも鼓動が速まる。
「……じゃあ、俺も……シャワー借りようかな……」
なるべく自然に聞こえるように言ったつもりだったけれど……わずかに声が震えてしまった。
それでも、この場をどうにかやり過ごすにはそう言うしかなかった。めめを見ていて――俺のそこはすっかり反応してしまっていた。
だからシャワーを浴びて、それでも落ち着かなかったら……そこで抜くしかない。このままめめといるのは、あまりに危険だった。
でも――めめはそんな俺の気持ちなど知らないかのように、俺に近づいて……身体を引き寄せられた。
「……っ、めめ……!?」
突然のことに、何も理解できないでいると……めめは、意味ありげな視線を向けてきた。
(こんなにくっついたら……、めめにバレちゃう……)
密着した身体で、俺がどんな状態になってるかめめに気付かれるのは時間の問題で……離れなきゃと思うのに、焦りと混乱で身動きできない。
「……俺に、なんか言うことないの?」
「え……」 予想もできなかった一言に、頭が追いつかない。少しの間沈黙が流れて――俺はなんとか、言葉を絞り出した。
「……な、何が……?」
(やっぱり、気付かれてる……?)
気まずくなって、少しでも距離をとろうとするけれど――腕を掴まれて、より密着した状態になる。
そして、めめの手は――服の上からでもわかるほどになっていた俺のそこに触れた。
「……っ!」
めめの行動に頭が真っ白になって、何も考えられなくなる。でも……めめはそれ以上何も言わずに、ただ俺を見つめるだけだった。
(……もう、バレちゃったんじゃ……しょうがない……)
俺は観念して……すごく恥ずかしかったけれど、ゆっくり口を開いた。
「……めめと……したい、けど」
もしかしたら、最初から気付いてたんじゃないかと思って……やっぱり、めめに隠し事はできないんだと感じた。
「でも……俺、こないだみたいに……いっぱい、しちゃうと思うから……」
隠そうとしたり、やめようとしても……めめにはきっと、ぜんぶ見透かされてるんだと思うし……俺もやっぱり、めめには正直でいたいから、自分の気持ちを伝えようと思った。
「めめに、無理させたくないから……」
(本当はすごくしたい。けど……俺ぜったい手加減できない。一回だけとかやだし……それなら、最初からしないって、言ってくれたほうが……)
一度触れてしまったら、きっと我慢なんてできないから……だったら最初からめめが断ってくれれば、まだ諦めがつくような気がした。
「俺がするなって言ったら……しないの?」
「……う、……」
でも――いざめめからそんなことを言われると、俺は返事ができなかった。
(だって……うんって言ったら、本当にできなくなっちゃう……) 頭では、めめのためだとか――めめが断ったらなんて考えるくせに、どうしようもなく諦めの悪い自分に呆れてしまう。
「…………」
「……冗談だよ」
俺が黙り込んでいると……めめがふっと笑った。
「……え……」
驚いてめめを見ると、めめはいたずらっぽく笑っていて――そんな表情がとても可愛く思えて、胸がきゅんとするけれど……
(もしかして……からかわれた?)
めめはこんな俺の反応を見て、楽しんでいるのかと思うと――恥ずかしくて、情けなくなってくる。
(俺は、真剣に考えてるのに……)
その反面、余裕ぶってるめめに対して少しむっとする。
(――そんなこと、言うんだったら……)
めめのペースに流されたままでいるのも納得できなくて、俺は思いきって――めめを押し倒した。 どうせ、もうめめは全部気付いてるんだし……俺だって、今さら我慢なんてできるはずがないのは、痛いほどわかってる。
だったら――大好きなめめの前では、自分に正直でいようと思った。きっとめめも、それを望んでくれてるんだと思うから……
顔を寄せると、少しびっくりしているようなめめが目に映って……俺は、誤魔化しようのない……素直な想いを口にした。
「じゃあ――もう、好きにするよ? 我慢なんて……しないからね」
俺の言葉を聞いためめが笑顔を浮かべて――つられて俺も笑う。そして、お互いの距離が近付いて……唇が触れ合った。
好きだから止められなくて、好きだから――同じ気持ちになれる。だから今……めめも俺と同じことを考えてるんだってわかる。
一度繋がったら、身体だけじゃなくて……心の距離ももっと近くなった気がする。する前より、もっと想いが強くなって――めめからも、それと同じくらいの想いを感じていた。
(だって……めめはもう、俺のものなんだから……)
そして――俺も、めめのものだから。
「めめ……大好きだよ」
終 終わりです
めちゃくちゃ長くなってしまいました…… ありがとうございます
至福のひとときが終わってしまった
めめラウ尊し BL苦手なのにこれは全然嫌じゃなかったな めめラウの持つ清潔感もあるけど表現の度合いが絶妙で上手すぎ
終わってしまってざんねん 読んでいただきありがとうございます
少しでも楽しんでもらえてたらうれしいです >>194
お疲れさまでした
つ花束💐 このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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