6月上旬、韓国の人気ドキュメンタリー番組が報じた、とある少女が話題となった。
ある日、家から忽然と姿を消した少女・ウンビさん(仮名)。失踪後、家族との連絡が途絶えたが、6日後に発見・保護された。
番組はその期間、彼女の身に何が起きたのか足跡をたどった。
ウンビさんの母親の証言によると、保護された際の彼女は、まるで別人のように豹変していたという。

「(娘の)体臭がひどかった。再会後、すぐ抱きしめたが、『誰だ!』と狂った様子でした。
非常に興奮していて、周囲に悪態をついていた。目もトロンとしていて、異常でした」
(ウンビさんの母親)

少し話をさかのぼろう。ウンビさんが姿を消した後、母親は警察に捜索を依頼。
警察がウンビさんの携帯端末の情報を調べてみると、何人かとの通話記録は残っていたものの、母親からの着信は拒否されていた。
また、GPS情報からは、ソウル近郊の街を転々としていたことが明らかになった。

保護された後、病院で検査を受けたウンビさんだが、処女膜が損傷され、膣内から複数人の精液が検出された。
状況から察するに、ウンビさんが性的暴行を受けたのは明らかだ。

捜査の結果、ウンビさんと性行為を行った男6人が拘束された。ただ、その判決は驚くほど軽いものだった。
まず2人は罰金刑、ほかの2人は執行猶予2年、そしてもうひとりには前科があるという理由から、懲役刑に処されることになった(残るひとりについては不明)。
本来、性的暴行であれば懲役刑や性犯罪防止プログラム履修が必須になるのだが、なぜ、これほどまでに罪が軽くなったのか?

実は今回の事件は、性的暴行ではなく、売春事件として裁判所に処理されたのだ。
正確には、ウンビさんは「性買収対象児童」として指定された。これは、買春する男性の相手となる児童および青少年を指す。
年齢的には13歳以上が対象となる。つまり、強制性や暴力性を立証できなければ、13歳の少女と性的関係を結んだ男性を加害者として処罰できないということになるのだ。

なお裁判所が、ウンビさんを性買収対象児童に指定した根拠は、「彼女が加害者から対価を受け取ったため」というものだった。
対価が発生したため、前述のように男たちは暴行罪ではなく、性売春特別法違反の罪で処罰されたわけだが、ちなみにウンビさんが受け取った対価とは、トッポッキ、のり巻き、宿泊費程度のわずかな金銭。
対価と見なすには、いささか疑問が残るものばかりだった。

6日ぶりに家に帰ってきたウンビさんは、幻聴と幻視に苦しみ、自殺未遂を図ったという。おそらく、今後も事件のトラウマに縛られ続けるのだろう。
13歳という年齢の少女に、性に対する責任を問う司法の枠組み。今後、その根拠や運用のあり方が、あらためて問われることになりそうだ。

以下ソース
http://www.cyzo.com/2016/06/post_28625_entry.html

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