ゴブの母親って妊娠中にめっちゃ酒を飲んでそう

お酒を飲むことで、妊娠中のママの血液に含まれるアルコール濃度は高くなります。
特に女性は男性に比べて血中アルコール濃度が高くなりやすいことが分かっています。
胎児はママと胎盤で繋がっており、血液中に含まれる栄養や酸素と一緒にアルコールも
赤ちゃんに伝わります。

大人の場合は、血液にアルコールが含まれていても肝臓でアルコールを分解できます。
ところが、赤ちゃんの場合は肝臓の機能が未発達なため、アルコールを分解できず
長時間体内に残ってしまうのです。

最近のアメリカの研究では、アルコールによって神経細胞を発達させるために
必要な物質がきちんと作用しなくなることや、アルコールを代謝する段階で
アセトアルデヒドという有害物質が発生し、胎児の細胞を傷つけることなどが関わり、
胎児への障害や奇形が起こっていると考えられているため、たとえ妊娠初期であっても
アルコールは胎児への悪影響を及ぼす可能性があると言われています