韓国観光公社は最近、7月に訪韓した中国人観光客が、過去最高の91万人に上ったと発表した。
中東呼吸器症候群(MERS)被害で観光客が減少した2014年に比べると、32%の増加になる。

海外からの観光客増加は韓国経済に多大な影響を与えるが、決して良い面ばかりではない。
現在、大きな問題となっているのが、観光客を相手にした“ボッタクリ”の急増だ。

韓国観光警察は8月3日、7月末にカナダ人観光客が、タクシー料金を相場の3倍以上ボッタクられていたと発表した。
ソウルから江原道南部の太白市までは最短で約286キロなのだが、このタクシー運転手はわざと迂回を繰り返し、計430キロほど走行したという。
さらに、不正なメーター操作まで行い、料金をかさ増ししていたという。
観光客の届け出によって問題の運転手は逮捕されたが、この男は普段から外国人観光客を相手に同様のボッタクリ行為を繰り返していたという。

同じく7月には、済州島を訪れた中国人団体観光客のパスポート情報が流出する事件も起きている。
しかも、犯人は団体観光客の案内を引き受けていたガイドだったというのだから、驚かざるを得ない。
そのガイドは、チェックインの代行をするふりをしてパスポートを撮影し、中国人ブローカーに1枚当たり1万ウォン(約1,000円)で売りさばいていたのだ。
結局、この事件では、ガイドやブローカーなど、合わせて10人が逮捕された。

外国人観光客を相手にした犯罪が増える一方で、さらなる問題も起きている。
アメリカやヨーロッパなど、世界中の観光地で問題となっている、南京虫(トコジラミ)による被害だ。

去る6月、釜山のビジネスホテルに宿泊した観光客が、腕や足、腹部、臀部など全身100カ所以上を南京虫に刺される被害に遭った。
調べてみると、同ホテル内のベッドやカーテンからは、多数の南京虫が発見されたという。
衛生管理が徹底されなければ、MERS騒動の二の舞いになるのではと懸念されている。

最近では観光客を優先するあまり、スクールゾーンを観光バスが走ったり、泥酔した外国人が住民とトラブルを起こしたりする事件も多発する韓国。
観光客誘致に力を注ぐのもいいが、最低限のモラルを持たなければ、トラブルはさらに増加していくだろう。

以下ソース
http://www.cyzo.com/2016/08/post_29216_entry.html

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