冬が近づき寒くなるにつれて、<トイレが近くなってきた>とお困りの人も多いのではないだろうか。
さっきトイレに行ったのに、またすぐに行きたくなる。1回の排尿量が少なく、「ちょろちょろ」と出るばかりですっきりしない。それでいて何回も行ってしまう――。
そんな悩みは、男性の場合も、かなりの割合で共有されているものらしい。

ユニ・チャームが今年10月に明らかにした、男性の「トイレ事情・ちょいモレ事情」に関する調査結果によると、男性の1日あたりの排尿回数は平均6.8回。
その内訳を見てみると、20代は平均6.0回、30代は6.9回、40代は7.0回、50代は7.3回。世代が上がるにつれて、平均回数が増加することははっきりしている。

また、以前と比べて排尿の「キレ」が悪くなったという実感があるか尋ねたところ、6割以上が「ある」と回答。
20代でも過半数がキレの悪さを実感し、20代の3人に2人が「残尿感」があるという結果が出ている。

年齢を重ねると、失禁の悩みもつきまとう。
経済産業省が主催したイベント「Innovative Technologies2016」では、電気通信大学の「失禁研究会」が開発した「失禁体験装置」が特別賞を受賞。
腹巻き型や椅子型のデバイス、ネッククッションで、膀胱の圧迫や排尿の暖かさ、体温低下等を実感してもらおうというものだ。

多くの人が感じているトイレの悩みだが、なかでも排尿が1日10回以上を超えると、「頻尿」とされることが多い。
もっとも、これ以上の回数でも本人が不快感や生活の支障を感じていなければ問題はないそうだが、仕事に差し支えたり、常に不快感があるような場合は、前立腺肥大症や過活動膀胱といった病気の可能性を疑う必要も生じてくる。
このような排尿をめぐるトラブルの数々やその対処法について分かりやすく解説した本が、旭川市で神楽岡泌尿器科院長を務める渋谷秋彦医師が書いた『気持ちいいオシッコのすすめ』(現代書林)である。
本書で渋谷氏が解くのは、オシッコには気持ちよく自然にできる「快感オシッコ」と、息んで無理に出す「不快オシッコ」の2種類があるということ。

もちろん、行く回数が少なくてすみ、身体にもいいのは「快感オシッコ」だ。
そして、快感オシッコを出せるようになるコツは、「行きたくなってもすぐトイレにいかず、ある程度ガマンすること」なのだという。

渋谷氏によると、膀胱は300mlから500mlの尿を溜めることができるので、300mlほど溜めてからトイレに行っていれば「快感オシッコ」ができる。
ところが、100〜150mlしか溜まっていないのにトイレに行くと、腹圧をかけて息んでオシッコを出すことになる。
これを繰り返すと膀胱の筋肉の壁が堅くなり、オシッコが十分に溜められなくなって余計に頻尿になっていくのだという。

このように頻尿になるきっかけとして、たとえば、仕事や授業、人と会う前など、ことあるごとに「念のため今のうちにトイレに行っておこう」と、オシッコが溜まっていないのにトイレに行く習慣をつけてしまうことがある。
その結果、まだ膀胱に尿が溜まっていないのに、不安感や緊張感からトイレに行くようになってしまう――。
そうなるきっかけをたどっていくと、子どもの頃から母親に「今のうちにトイレにいっておきなさい」と促されてきたケースが多いのだとか。
渋谷氏によると、「不快オシッコ」をする人は最初に尿意を感じたら今やっていることを直ちに中断してトイレに行くのに対し、「快感オシッコ」をしている人は、まだまだガマンできることを知っているから、仕事や読書、テレビや散歩などを、そのまま継続するのだという。

「オシッコを我慢するのは身体に悪い」と思い込んでいる者には、まさに発想の転換だが、いつもトイレに行きたくて気になって仕方がないという人は、少し我慢する習慣をつけてみるのもいいかもしれない。

以下ソース
http://healthpress.jp/2016/11/post-2662.html

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