1972年の公開当初から性描写をめぐって物議を醸していたイタリア映画『ラストタンゴ・イン・パリ』だが、昨年12月、突如としてネット上で女優マリア・シュナイダーの同意を得ていない状態で撮影されたのではないかという疑惑が浮上。
監督のベルナルド・ベルトルッチ氏は、

「レイプ場面は脚本に含まれていたのだから、彼女は事前に知っていた。
知らせなかったのは、(潤滑剤として)バターを使うという点だけだった」

と反論し、話題となった。

これと似たような出来事が、韓国でも起きている。
ある映画でDVの被害者役を演じた女優は、撮影前“あくまでもレイプを暗示するシーン”と説明されていたものの、カメラが回ると、いきなり相手役の俳優に下着を破られ、乱暴に体をむさぼられた。
監督は、俳優には本気でレイプするよう指示していたという。

女優は相手役の俳優を告訴したが、裁判所は

「映画界の特殊性を考えると、これは業務上の行為であり、演技の一部である。正当な行為だった」

と、俳優に無罪を言い渡した。
韓国の映画雑誌「cine21」の記者は、こう話す。

「レイプシーンの撮影に女優が抵抗すると、監督は女優を責め立てる。
その上、『融通が利かない』『演技がヘタだ』などと烙印を押される風潮が今もあります」

それをよく物語るのが、2012年に公開された成人映画『眺望のいい家』だ。
同作は2人の女性がそれぞれ快楽を求めていくストーリーで、元女性芸人のクァク・ヒョンファ氏の映画初主演として話題になった。
ところが昨年6月、「私の同意を得ずに、上半身ヌードシーンを入れた」との理由で、監督を相手に訴訟を起こす。

監督は当時、

「上半身ヌードは、物語の展開上、外せない。とりあえず撮影をして、それでも“カットしてほしい”となったら外す」

とクァク氏を説得し、撮影を行ったという。
結局はカットされたバージョンが映画館で公開されたのだが、その後、インターネットなどで公開されたディレクターズカット版には、ヌードシーンが入っていたのだ。

今年1月11日、裁判所は

「“クァク氏の要望があったらヌードシーンをカットする”という内容は、契約書に記載されていない」

として、監督に無罪を言い渡した。

判決を受け、クァク氏は現在、韓国映画界にまん延する性的暴行などの問題について、各所で声を上げている。

これについてネット民からは、

「同じ女性として悔しい」
「今度は気をつけてください」
「露出のあるシーンは初めから撮影を拒否すべきだろう」
「自業自得」

などと、さまざまなコメントが寄せられた。
 
韓国の成人映画は、日本のアダルトビデオの影響を受けている部分が多々あるといわれるが、レイプまがいの製作システムは改善されるべきであろう。

以下ソース
http://www.cyzo.com/2017/01/post_31154_entry.html

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